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【軽貨物】運転席で泣いて#01_徘徊ダイナソー(序章)

▼概要

閲覧頂き誠にありがとうございます。
ドラトーク運営、note担当:濱田 崇裕(ハマダ タカヒロ)でございます。

今回の記事は、運送業におけるドライバーの「体験談」に関する発信でございます。

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突然で恐れ入りますが、軽貨物運送ドライバーとして日々奮闘されておられるあなたは、クレームを受けたことはございますでしょうか?

弊社は現在の請負状況は企業配が中心であり、現場責任者や配送ドライバーの皆様が最高に頑張って下さることもあって、幸いなことにクレームはほぼ発生しておりません。
現場で小さなクレームが生じることは稀にございますが、幸い代表取締役である私が対応せざるを得ないレベルのクレームは発生しておりません。

しかし、一般個人顧客向けの配送をやっている方のほとんどが、クレームの経験があるのではないのでしょうか?
私自身も過去にクレームを受けたことがございますし、個人向けの配送をたくさん請け負っていた頃はクレームはどうしても生じておりました、
配送スキルが未熟な時は、顧客や請負元を含め本当に色んな迷惑をおかけしました。
時間指定に間に合わず叱咤激励を頂いたり、接客でお届け先を怒らせてしまい、当時は本当に申し訳がない気持ちで一杯でございました。

ただ、なんと言いますか、配送企業を経営していると、私自身でも信じられないようなクレームを弊社ドライバーに対して頂くことがございます。
どうやら弊社の協力会社様も同様な体験をするようで、「なんでこんなことが起こるんやろうか?」と運送事業者の社長同士で話になることが多いです。

弊社の教育不足ということも勿論ございますが、何よりも起こした事件の内容が良い意味でも悪い意味でも、想定を遥かに超えてくるために度々度肝を抜かれております。
配送ドライバー自身も一生懸命取り組んだ上でのクレームかとは存じます。一方で、明らかに「そらクレーム来るわ」と擁護ができない事象を起こすことも度々ございます。

この「運転席で泣いて」というコーナーでは、我々の想定を遥かに超えるクレームを量産してきた配送ドライバー達を集結させ、紹介させて頂きます。

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ちなみに、本記事のメインタイトル「運転席で泣いて」に関しては、私の大好きな漫画「ランウェイで笑って」から閃かせて頂きました。

作品名:ランウェイで笑って
作者:猪ノ谷言葉
出版社:講談社(週刊少年マガジン)
URL:https://runway-anime.com/

勿論、作品自体が面白くて感動するのですが、なんといってもタイトルに込められた意味が最高なんです!

本作品は「ファッション」を題材にした漫画でございます。
「ファッションショーでは服が主役なのだから、ファッションモデルはランウェイで笑ってはいけない」という業界特有の常識が存在します。
しかし、本作「ランウェイで笑って」というタイトルは、そんなファッション業界に対して「常識を覆す、不可能を可能にする」という意味が込められております。
私個人的には、上記のような最高に挑戦的な主張をしつつ、「変化すべきだ」という皮肉も同時に感じてしまうタイトルなため、どハマりしていますね。
(勿論、作品の内容はタイトル通りどころか遥かに超えて表現されており、滅茶苦茶面白いです。)

当時、ドライバーの教育や応援・クレーム対応に追われ、お恥ずかしながら疲れ果てていた時期が私にもございました。
そんな当時の思い出を振り返りながら本記事を綴っておりますが、まさしくこの漫画を思い出し、「運転席で泣いて」という皮肉満載のタイトルを思いつきました。

本コーナーは、下記のような当時の思いを胸に、連載に至ったというわけでございます。
「そういえば、配送員もいつも元気で笑顔であることを求められるけど、辛い時や苦しい時、俺がクレームでお客さんからバチボコに怒られた時くらいは、絶対に一人の時間になれる運転席で泣いたって誰にもバレへんよな...」

それでは、前置きはこのくらいにして次の見出しに移っていきましょう。

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▼本コーナーをお読みになる前に

本記事のテーマがテーマなだけに、以下の点で間違いなく物議を醸すのではないだろうかと思ったため、記事にすることは相当に迷いました。
「配送事業者にとってドライバーはパートナーであるが、どのような事情があろうとパートナーを公式noteでイジり倒すというのは如何なものだろうか?」

前提として、ドライバーに悪い人は居らっしゃらないと断言できます。
色々な要因があった上で、配送員もお客様も両者とも善意や正義の元で行動した結果、何かしら問題が生じたりすることは多々ございます。
上記のような行動の結果であれば、むしろ世界は美しいと言えるでしょう。

しかし、上記のような前提がありつつも、やはりどうしてもドライバー本人の気質や油断により、取り返しのつかない問題や事故を起こしてしまうことがございます。
例え本人が悪くなかったとしても、ほんの少しの不注意や意識の低さが大変なクレームに繋がることが往々にしてあるのです。

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請負元の配送企業としては、ドライバーが起こした問題が金銭や何かしらの責任の取り方で補填が効き、荷主様や配送先のお客様に許して頂ければ本当に幸いなことなのですが、本当に最悪な場合は業務委託契約の解除や何かしらの補填をドライバーに請求せざるを得ない場合もございます。

実際にドライバーが起こした事件の中で、本人で責任を取るしかないというどうしようもない状況が発生したため、個人事業主軽貨物ドライバーに対し謝りながらキツい責任を取らせる請負元の配送企業をいくつか見てきました。

昨今では配送員が荷物を投げたことを晒されてニュースになったりしており、配送員の世間的な立場が悪くなったと体感しております。
上記のような行為は、そもそも配送員として言語道断で処罰されるべきではございます。
しかし、それ以上に軽貨物運送事業に簡単に参入できるようになった現在において、明らかにやモラル・マナー、仕事意識が欠如しているドライバーが仕方がないとは言えども増加したと実感しております。

そんな昨今の状況を踏まえた上で、我々はドライバーが個人事業主だからといって任せっぱなしにするのではなく、マナー教育などあらゆる面でサポートを徹底すべきだと考えております。
ただ、私自身への自戒の意味も込めて、軽貨物ドライバーの良い面だけではなく悪い面も全て含めて公開するために本コーナーの公開を決めました。

これから軽貨物運送ドライバーになられる方々には、心苦しく思いますが、本記事を通じて以下のような現実をお伝えしていきたく存じます。
・簡単な不注意や事故で、軽貨物運送ドライバーとしての人生が詰む可能性がある
・一生懸命に取り組んでも、大きな失敗をしたり理不尽を被ることもある

それでは、厳選されたドライバーたちのエピソードを存分に振る舞って参ります。
本コーナーを一種のエンターテイメントとして捉え、お楽しみを頂けますと幸いでございます。


▼さいごに

長くなりそうなので、一旦区切らせて頂きます。

次回は本編に続きますので、お楽しみに!

本記事が配送ドライバーの皆様にとってのお楽しみとなり、お役に立たてたのであれば幸いでございます。

ドラトークでは、もっと面白い投稿やお役立ち情報が掲載されておりますので、一度利用してみて下さい。

皆様と一緒に軽貨物運送業界を盛り上げて、ドライバーに就業される方の幸福度を上げていきたく存じますので、応援を何卒宜しくお願い申し上げます。

今回は以上となります。
閲覧頂きありがとうございました。

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