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今現在の怒りや悲しみであなたの人生丸々一個を評価しないために 〜Dayという言葉を手掛かりにして

メンタルが生存していく上で弱点になっている人ってのがいます。ワイもその類い。ワイの場合はうつになっちゃって、死にたいな〜って考えに支配されちゃう体質。体も重くなるわ、息苦しくもなるわ、夜は眠れないわで生ける負のスパイラルといった感じでした。

これは数年2016年のことだけど、そのときもぐったり・やっぷり・ど〜んよりとメンコリックな気分になっていました。そんな折に、西原理恵子さんの『いけちゃんとぼく』という絵本を読んだのですが、これが良かったんです。

当時のワイはこんな感想文を綴っています。

今の怒りや悲しみがあなたの人生丸々一個を代表するのではない…と、ぼくの受け取ったところを記せるように思う。

『いけちゃんとぼく』を読んで、ふっと気持ちが楽になったのは、うつの時の「死にたい、死にたい」って気分で人生全体を評価することの愚かさ……そのことに気づけた。──今は、あの本から受け取ったものをそのように言語化できます。

他方で、ワイは英語の「Day」という言葉が気がかりでいました。Have a nice day…、Did you enjoy today…。こうした Day って、「日、昼間、時代」などの辞書的な意味以上の意味合いがあるなぁ…ってね。

今回書いた記事では、Dayの概念を深掘りすることで、件の “うつモード” の際の愚かさから立ち直るための手助けになるんじゃないかと思い、筆をとりました。

Day概念を、ワイは次のような風に受け止めることにしています。

「It’s not my day.(今日はツイテない日)」なのか、それとも「Today is the day.(今日はサイコーの日)」なのか。毎朝、サイコロの出目をうかがう如く、 “Day” はやってくるわけです。振られたサイコロ自体が出目の価値とは関係なくゲームの次なる展開にとっての希望となるように、 “Day” もまた、その日の結局の良し悪しとは無関係に、毎朝に目を覚ますわたしたちにとっての希望となる。それが “Day” の概念なのではないか。

先に挙げた『いけちゃんとぼく』の印象と、上のDay概念の理解がどう絡みあうのか。その絡まり合いから、今現在の怒りや悲しみであなたの人生丸々一個を評価しないための「考え方」ないしは「マインドセット」を取りあげるとすれば、どのようなものになるのか。──以下の記事ではそういったことを紹介しています。



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