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【調べてみた】 加工肉・発色剤・発がん物質①

健康に食べたければ、ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉製品
の摂取は控えたほうが良いと思っている方は少なくないのでしょうか?

Σ(゚口゚;

もうだいぶ前になりますが、私が薬学生だったときある講義で
「加工肉の発色剤が原因でニトロソアミンという発癌物質が生成される」と聞いた時は衝撃でした。
「え、体内で発がん物質が生成される?!!!」
。。。衝撃でした。
そしてその当時、食べないことで発癌物質の生成が避けられるなら加工肉を(あんまり…笑)食べないことを私は選択する!と思ったのを覚えています。

それからは、ビールが美味しいお店に来ていてやっぱソーセージがなきゃ始まらないとか、美味しいサラミをお土産としてもらったなどそういう時以外、自ら加工肉を買って食べることはほとんどなくなりました。

ビールとソーセージを楽しんでいる時も、私の頭の中では「亜硝酸ナトリウム(発色剤)」という単語がいつも浮かんできます。時々いただくお弁当にハムカツが入っていたりすると、「亜硝酸ナトリウム」「AGE(終末糖化産物)」という単語が頭に浮かびます。
葛藤しながらも結局食べるんですが(笑)
食べるんかーいと思う方もいらっしゃると思いますが、基本的に出されたものは食べます。あまりストイックになりすぎずに、でも健康に近づけることはやっていきたいというのが私のスタイルです:)

前置きは長くなったのですが、

講義で聞いた「加工肉の発色剤と発がん物質」の話、その当時から疑うことなく信じていて、それ以降、発色剤、加工肉、亜硝酸ナトリウム、ニトロソアミン、などについて自ら論文検索をしていなかったことに気づきました。

自分の中では勝手に既成事実になっていた「加工肉の発色剤と発がん物質」私の食生活の中で極力避けてきた食品ですが、本当に避けた方がいいのか、これらに関して良質な論文はあるのか、言い出しっぺ=最初にこのことを発見して発表した際の論文はエビデンスが高いものだったのかなど気になってきました。

今後私の人生でビールとソーセージを楽しむ時に、もし仮に亜硝酸ナトリウムのことをあまり考えなくても良いとしたら、それはまぁまぁ私の人生にプラスになることです。笑

そこで、

今後ソーセージやベーコンをguiltyな気分にならずにもうちょっと食べてもいいのか、それとも今まで通り極力これらのアイテムを避けていくのか、方向性を決めるために調べてみよう!と思いました。

ちなみに余談ですが、

私が日本の薬学部にいた当時は統計学の授業は1コマだけありましたが、その授業ではエビデンスレベルに着目して良質な論文を探す方法など習ったかもしれませんが実践で使った覚えは全くありません。
(基本代筆不可能な授業と実習しか出ていなかったので、信頼度は低いかと思いますが。。。)

アメリカの大学院で勉強するようになってからは、質の高い論文を探せないと全く話にならず、エビデンスに基づくレジメンの提案がでなければ教授からボロクソに言われるわ、課題の評価点ももらえず、実際に良質な学術論文を探せるスキルの大事さを痛感し、非常に苦労ました。

ですが、答えがコレと決まっていない症例に出会う際に、
なにか使える証拠はないかと論文をリサーチしたりガイドラインを読んだり、患者さんからヒアリングをしたり、できるだけ多くの情報と証拠を集め、分析する作業がまるで探偵のようで、面白いのです!!


私の疑問、「加工肉やっぱり控えたほうがいいのか」に関して
情報集めてみようかなと思っています。

ご興味のある方、ぜひ次回の記事にもお付き合いくださいませ。
Moet


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