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そのままの意味です。
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「推し、燃ゆ」(宇佐見りん)

・先月、第164回芥川龍之介賞の受賞発表が報道されたとき、そのタイトルがすごく現代的だったことが印象に残っていた。 ・「推し、燃ゆ」 ・”推す”とは、アイドルだったり、タレントだったり、俳優だったり、自分がファンである人物を応援することを指す。”推し”とは応援している人物そのものを指す。 ・タイトルがとても印象的で記憶に残っていたことに加えて、立ち寄った本屋さんでもやはり大きく宣伝されていたので、読んでみることにした。 * * * * * ・主人公の高校生「あかり」

生きる意味なんてなんでもいい

生きる意味なんてない生きる意味なんてない。 ニーチェの言葉の解釈が書かれた本に書いてあった、ニーチェが言ったとされる考え方。 これって私にとってはめちゃくちゃポジティブな言葉なんですよ。 生きる意味なんてない。 だから自分のために、自分の意志と選択で生きればいい。 誰かと比べるのも自分の自由。 誰かのために生きるのも自分の自由。 常識に逆らって生きるのも自分の自由。 そう思えて、すごく楽になる言葉だったのを覚えてます。 私の意志は私にしかない当たり前ですが、私の意志は

成人式で学びたかったお金の教養

1月9日は成人の日ですね。 お正月に成人式が開かれる地域も多いと思います。 社会人になって、転職をして、1番に感じた事は 「お金の事って、学生時代、誰も教えてくれなかった…!」 という事です。 むしろ、学ぶ機会が無かったんですよね。 小中学校の義務教育に、お金の教育の時間なんてありません。 高校生は受験用の勉強5科目がメイン。 大学に入っても、学部によっては(医療系は特に)各種税金や保険、住宅ローンなど、これまでスタンダード、理想とされてきたお金について学ぶ機

【4つ厳選】どん底からの転職を成功させるために、必要だった事

お久しぶりです! noteもブログも1か月ほど触らなかった間、転職活動を行っていました。 そして、新しい職場で、正社員として働く事が決まりました!! ですが、余り嬉しさはありません。 どちらかというと、自分の中で「まずは1か月、次に3か月働ける」状態にならないと、「もう大丈夫だろう、ここで働ける!」という気持ちにはならないからです。 転職して数か月、無事に勤務が出来たら少し安心できる気がします。 今日は、私が数年ぶりに転職活動を行った中で、採用された時に、やっていた事

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半年以上嫌がらせメールを送ってきた相手と直接会ってきた 星井七億×井上二郎

【書評】居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書(シリーズケアをひらく)

「読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?」 真っ白な新規noteの投稿画面にグレーの文字で表れるこの一文を今まで無視していた。そうか、元々noteは本の感想を書くところなのか。 それならばと今日は東畑開人著『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書(シリーズケアをひらく)』(医学書院出版)の感想を書いてみようと思う。 そもそも「ケアとセラピー」の明確な違いとは何なのだろうか。この本の著者は京大大学院出の若き臨床心理士であり沖縄のデイケア施設に就職した一人の精

書くことは心と頭のデトックスである。

平日は1本のNoteを書こう。 なんとなくだけど、なんだかんだ続いている。 最初は「転職」というものについて、自分の考えを正当化するために書いていたと思う。だからそれに付随する文章を書くことはスムーズで、どんどんネタが自分の中で出てきていた。 あれも書こう、このストーリーも書こう、と思って想像しているのはとても楽しかった。 ある程度落ち着いたので、今は日々の思ったことや日常であった出来事も書いている。 文章もテーマも統一するつもりはないので、これからもつらつら思ったこと

一口エッセイ: 「本を読まないということは、そのひとは孤独ではないという証拠である」

 太宰治の言葉に、「本を読まないということは、そのひとは孤独ではないという証拠である」とある。これが非常にネチネチと皮肉めいているのが太宰らしくて面白い。  この言葉からは、「孤独な人間は本を逃げ場とする」という太宰の考え方が現れていまして、逆に言えば孤独な人間は読書を強みにして生きていかねばならない。あるいは、読書を通じて交流することで友人を作っていく。共通の趣味があれば、比較的簡単に仲間ができる。昭和の時代の読書という文化は、同好の士を見つけるための手段でもあったでしょう

面倒くさくない習慣化【意志に頼らない方法】

こんにちは、わくわくです😄 やりたい、やらなくちゃと思っていても、なかなか行動できない。 やろうと思ってたこともすぐ忘れてしまって、 という謎の言い訳をしてごまかすという繰り返しじゃありませんか? 私もです! そういうことの繰り返しで、やる気はすごくあるんですけど自己嫌悪に陥るという。 そんな私が、何とかラクしてなおかつ行動できる、そんな方法を考え試して、効果があった方法をお伝えします。 まずはじめに言えるのは、 これは前提として頭に入れておいてください。

会話で結果を残さなくていい

なんかうまくいかん!!! 人と話すのが苦手すぎる!!!! 人間恐怖症なのか!! うまく話せないことに嫌になったり、いつまでも人間関係について悩んでいる自分にも嫌気が指す。 自暴自棄な自分誕生!! はい!どうも! いやあ毎日過ごしているとなかなか色々ありますよね(笑) 神様はどれだけ試練をお与えになるのか・・。 間違ってない? 人の試練が僕のところに紛れ込んでない? 多分皆も同じなんだろう。 皆も毎日毎日心忙しい日々を過ごしているのだろう。 間違いない!

██かつ██な████を。

※この記事には性的描写・抑うつ状態を連想させる内容がございます。留意してご覧ください。 わし(24):田舎で就職するが新卒の秋に適応障害を発症。1ヶ月で復職するが風当たりが強く〇ヶ月で退職してしまう。前職が地域でそこそこ幅を聞かせていることから「必ず前職の人間と鉢合わせする……」と100万払って(親に払ってもらって)地方を出た。どうせ転職するなら…と上京したことがとある出会いに繋がる。 生育歴素のままだと自己開示が多く、人をドン引かせたり嘘をつけず浮いてしまうことが子供時

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はじめまして、世界(漫画)

読み手を疲れさせないこと  #わたしの執筆スタンス

読み手が疲れない文章。 それが、noteで何かを書くときの私の軸であり、目指したい理想型だ。エッセイでも小説でもそう。基本的に文章を読むのは体力を使う行為なので、なるべく読み手に体力を使わせたくないのだ。 だから、できる限り、難しい言葉を使わないようにしている。平易な言葉を意識し、読んでいる瞬間は読んでいることを忘れさせるような文章に仕上げたい。 読んでいる途中で、「この言葉どういう意味だったっけ? 」「この言葉知らない」が出てくると、文章が遮断され、読み手のリズムが狂

あなたの文章を読みやすくするコツ

読みやすい、大事ですよね。 何度も引っかかって、がんばって理解しなきゃいけない文章って、ちょっとしんどいです。「じゃ、お前の文章はどうなんだ」って声は全力でスルーして。今日はわたしが「これだけは」と思う、文章を読みやすくするコツをご紹介しましょう。 欲張らない読みにくい文章はだいたい欲張ってます。単純にいうと、一文が長い。 ときどき、脈々と連なるような文章をよしとする人がいます。文学なら情緒があっていいかもしれませんが、noteのような記事やコラムではちょっと読みにくい