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エッセイ

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#映画

「いのちの深呼吸」と「青カン支援」

前のnoteで「いのちの深呼吸」の僧侶批判を繰り広げた・・・・

それはもしや同族嫌悪じゃね? とツッコまれて、条件反射でヤバっと感じたのでもう少し考えてみる、笑。
だいたい、「いいこと」と思えること(少なくとも絶賛の声がある)に対して執拗な批判をしているとこで、批判を繰り広げる自分を疑うのはオノレの課題としては見落としがちだな。などと、ツッコミに反応したのは、素直な感性な自分に好感がもてる。

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映画「いのちの深呼吸」

映画「いのちの深呼吸」

これは何かが違う、というのが第一感。
でも、オフィシャルサイトでは絶賛されている。
ぼくが解ってないのか?
どうも世間とズレる。
まあ、こういうことがままある。
ほんと仕方ないな、笑

その僧侶は自殺予防のアレコレを一人でやっている。
電話で応え、メールで応え、朝から晩まで死にたい者に会いに走りまくる。
一人で抱え込んで、家族や自らの心身を「犠牲」にしてやっている。
ぼくには痛々しくは見えるけど、

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アーティストというやつ

「いいよ」と推薦されてお借りしたDVD「ビューティフル・マインド」。なにやらパッケージに「全世界から絶賛された2001年度最高傑作」とか「アカデミー賞4部門」と書いてあるので、一般多数から評判がいい映画なのだろうね。で、オマエはどうなんだ、と聞かれれば、よかったです、と答えます。ただ「ビューティフル・マインド」というタイトルがまったくピンと来ないのだから、映画の意図とちがうところで「よかったです」

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映画「むかしMattoな町があった」に心揺さぶられて

映画「むかしMattoな町があった」に心揺さぶられて

観終わりました。いい映画です。
なんだろうこの感じ。心が揺さぶられる。
揺さぶられすぎて思わず森へエスケープした。

精神病院の改革をおこなったイタリア人医師フランコ・バザーリアのドキュメント風のドラマ。
精神病院、、、ボクが子どもの頃だから40年以上前かな? 母親が言う「キチガイ病院」という言葉がずっと残っていた。青カン支援時代、アル中の青カンが福祉にかかると必ずおくられたW病院。軟禁、拘束と薬

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「人生フルーツ」@自ら暮らしを創る

「人生フルーツ」@自ら暮らしを創る

正月に東海テレビ制作のドキュメント映画のいくつかが地上波で放送されました。そのなかに映画館に観に行こうと思っていて行き損ねたものが「人生フルーツ」です。

「人生フルーツ」は、この社会の王道である高学歴で建築家の男と妻が、社会に対する違和感によりこの社会と一線を画す生活を営みます。
自らの手で庭に畑をつくり果樹園をつくり雑木林をつくり、落葉を集めて土をつくり木でおもちゃをつくり家の補修をしてスロー

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