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エッセイ

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2018年9月の記事一覧

助け合う、、、「生きやすい」世界

過日、NHKで人類の誕生3回シリーズみたいな番組をやっていた。
偶然観た1回目がおもしろかったから、2回目も観ようと思っていたのに見逃し、こともあろうか再放送もほぼ見逃した。
再放送の最後のほうを観たのだが、全て観れなかったことが残念でしかたない。
2回目の最後のほうでは、なぜネアンデルタールは滅んで、ホモ・サピエンスは繁栄したかという内容だった。
ホモ・サピエンスは氷河期なんか食糧がなくなったと

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自死遺族のこと

いろいろあって自死遺族の講演を聴いてきた。
正直これまでボクはあまり意識しなかった人々についてのお話。

自死というのいわゆる世間で言う自殺のことで、なぜ自死というかはとりあえず置いておいて、自殺する人が天涯孤独でなければ自殺する人の遺族は当然生きて、いる。
完全に天涯孤独の自殺者がどれぐらいいるかわからないが、年間2万人以上が自殺する日本では毎年2万人の数倍の自死遺族がふえることになる。
自殺す

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「いのちの深呼吸」と「青カン支援」

前のnoteで「いのちの深呼吸」の僧侶批判を繰り広げた・・・・

それはもしや同族嫌悪じゃね? とツッコまれて、条件反射でヤバっと感じたのでもう少し考えてみる、笑。
だいたい、「いいこと」と思えること(少なくとも絶賛の声がある)に対して執拗な批判をしているとこで、批判を繰り広げる自分を疑うのはオノレの課題としては見落としがちだな。などと、ツッコミに反応したのは、素直な感性な自分に好感がもてる。

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映画「いのちの深呼吸」

映画「いのちの深呼吸」

これは何かが違う、というのが第一感。
でも、オフィシャルサイトでは絶賛されている。
ぼくが解ってないのか?
どうも世間とズレる。
まあ、こういうことがままある。
ほんと仕方ないな、笑

その僧侶は自殺予防のアレコレを一人でやっている。
電話で応え、メールで応え、朝から晩まで死にたい者に会いに走りまくる。
一人で抱え込んで、家族や自らの心身を「犠牲」にしてやっている。
ぼくには痛々しくは見えるけど、

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