https://www.dailymotion.com/video/x6dvgwh?start=31
寝室の空調の設定温度が高すぎたせいか、早朝に目が覚めました。中途半端な時間に起きたついでに(発売日であることを思い出して)『旧統一教会 大江益夫・元広報部長 懺悔録』(Kindle 版)に目を通してみました。
尚、旧統一教会や国際勝共連合は本書の出版を差し止めようとしたようです。
親子喧嘩の果てに追放された(教祖と総裁の)息子さん達と一緒に銃砲類を製造する関連企業の大半が旧統一教会を離れた現在(日本国内のモデルガンショップは数は減りながら健在のようです)、圓和道や統一武道を嗜む教会員はいらっしゃるようですが
体を張って民青や革マル派と対峙した古参の(武闘派)教会員は既に勇退されたのか、旧統一教会や国際勝共連合から出版社(光文社)へ通知書が届いただけで、大江益夫氏も著者(樋田毅氏)も平穏に過ごしていらっしゃるようです。(本書の中でもふれられている通り、40年前、手記『これが「統一教会」の秘部だ・世界日報事件で〝追放〟された側の告発』が掲載された文藝春秋(1984年7月号)が書店に並ぶ前に副島嘉和氏(777双、元世界日報編集局長)は襲撃され瀕死の重傷を負われました。)本書に述べられている通り、大江益夫氏は信仰を捨てていらっしゃらないようですので、副島手記と比べ、本書の内容はかなり控え目であるのかもしれません。
https://www.washingtonpost.com/archive/politics/1984/09/16/moons-japanese-profits-bolster-efforts-in-us/6f0bc099-6b26-46ad-9c5b-a1b77510a756/
2018年に出版された樋田毅氏の力作『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』
ではぼんやりしていた(徹底的に右翼関係者を捜査したにも関わらず、犯人を特定することができなかった)赤報隊事件の真相が明かされるのではないかと期待していましたが
https://www.dailymotion.com/video/x6dvgwh?start=31
本書でも藪の中でした。
以前の記事
でもふれた通り、日本へ進出した直後から旧統一教会および友好団体・関連団体は日本共産党と敵対してきましたが、マスメディアでは(赤旗ではなく)朝日新聞および関連会社を目の敵にしてきました。
それでも、本書では、例えば、公安調査庁と国際勝共連合との関係について述べられており、老いてなお日韓トンネルの実現にご執心で、人間には永遠の生命がある(死後に魂が肉体から離れても霊人体の世界と霊界がある)と考えていらっしゃる大江益夫氏
が大病を患われた後に懺悔された内容には耳を傾ける価値がありそうです。ご興味があれば...(印刷版も電子版も990円で販売されています。)
週刊文春 8月29日号
尚、本書にも登場する1967年7月7日の朝日新聞(夕刊)の記事を含め、旧統一教会に関する旧い資料を、念のため、(再度)引用します