ワシントンタイムズ(米国)および世界日報(韓国)と世界日報(日本)の違い - 旧統一教会の機関紙(報道言論媒体)- 国際宗教自由(IRF)サミット
※ 国際宗教自由(IRF)サミットに関連した話題の一つを別の記事『日本は飲酒運転しようとしている』へ分離しました。
1960年代から、特に日本国内で、正体を隠して伝道活動や営利事業を行ってきた旧統一教会ですが、以前の記事「韓鶴子総裁『世界日報を政治家や学者が真っ先に目を通す新聞にしてください。』」でも述べた通り、報道・言論媒体についても、実質的な親会社・持株会社(?)との関係を認めない方針は変わらないようです。
一つ前の記事「ドローンサッカーは世界日報(韓国)の文化事業?2025年に全州市(韓国)で開催されるワールドカップは新しいピースカップ?」でも引用した通り
ワシントンタイムズ(米国)や世界日報(韓国)は旧統一教会が各々の親会社を所有していると公言していますが、世界日報(日本)について日本国内の旧統一教会は(創刊以来)無関係・独立を装い続けています。
韓国および各国の教団・友好団体・関連企業を半世紀以上に渡って金銭的に支え続けてきた日本の10万人弱と比べ、信者数がとるに足りないアメリカや韓国では、ワシントンタイムズ(米国)や世界日報(韓国)が旧統一教会の関連企業であると公言しても、誰も気にかけないようです。
余談ですが、世界日報(日本)とは異なり、聖教新聞が創価学会の機関紙であり、しんぶん赤旗が日本共産党の機関紙であることは(組織の内でも外でも)誰も否定しません。機関紙であることを承知の上で読者は記事を読んでいます。
さて、ワシントンで先月末(1月29日~31日)に開かれた第4回・国際宗教自由(IRF)サミット(2024)には(天宙平和連合他が関わるイベントの常連である)マッシモ・イントロヴィニエ氏や堀守子氏(世界平和女性連合・世界会長兼日本会長)や中山達樹弁護士もスピーカーやパネリストとして参加されたようですが
いつものように、共産主義(中国?北朝鮮?ベトナム?キューバ?)や日本共産党を糾弾しながら、旧統一教会を擁護する意見が披露されたと世界日報(日本)が報じています。
旧統一教会関係者を除く(キリスト教徒である)スピーカーやパネリストは文鮮明教祖や韓鶴子総裁がメシヤ(メシア)であるとは夢にも思っていないはずですが、旧統一教会が異端であり、宗教(?)を軸にした国際的錬金術に過ぎないことは理解できない(理解したくない)ようです。
尚、このサミットの冠スポンサーであるワシントンタイムズ基金と天宙平和連合(UPF)が1月31日に主催したイベント(昼食会)へ(以前に岸田首相(当時は政調会長)と面談した件で昨年世間を騒がせた)ニュート・ギングリッチ元下院議長がビデオ・メッセージ(内容は安全保障条約等とは無関係な余計なお世話)を寄せた旨をワシントンタイムズ紙が報じています。
ご興味があれば、Google 翻訳で目を通してみてください。
また、マイク・ジョンソン下院議長(現下院議長、共和党、ルイジアナ州選出、プロテスタント教徒(南部バプテスト連盟、福音派))も登壇したそうですが、立場上(?)日本や旧統一教会には言及しなかったようです。
追記
以前の記事でも紹介した通り、旧統一教会は間接的にローマ教皇(法皇)さえ利用してきましたが、ワシントンタイムズ基金と天宙平和連合(UPF)は銃撃事件の発生以降、昨年の第3回から国際宗教自由(IRF)サミットの冠スポンサーになったようです。(第1回と第2回は(深くは)関わっていなかったようです。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?