Kei

広汎性発達障害の8歳長男と、すこぶる順調な6歳長女の父です。 これまでの子育てで感じた…

Kei

広汎性発達障害の8歳長男と、すこぶる順調な6歳長女の父です。 これまでの子育てで感じたことを、どんどん書いていきます。 皆さんに何か少しでもヒントになるようなことがあれば、幸いです。よろしくお願いいたします。

マガジン

  • 発達障害の子の子育て

最近の記事

コンサータを飲み始めました

学校から、これから何かと専門の相談先を作るのが良いと言われ、児童精神科を紹介いただきました。 そちらのクリニックで「自閉症というより、多動だね」とのこと。そこで、コンサータという薬を飲み始めました。3か月になります。 今後の人生で常用していく、というより、1~2年くらい飲んで、自分をコントロールする術を身につけるため、のが目的です。 実際、飲むと落ち着きがすごいようで、学校やデイサービスからのそのようなお話をよく聞きます。 ただ、自宅だと、その反動?なのか、あんまり変

    • とにかく運動しよう 公園編

      とにかく体を動かす。そう決めたのは、以前書きました。公園デビューは健常の子と同じくらいでした。 好きな遊具 1.ブランコ ずーとやってます。小学校に入り、放課後デイサービスで教えてもらい、ひとりでできるようになりました。それまでは、親の肩がパンパン 笑 これで、順番を待つこと、人に譲ること、何より「あと何回で終わるよー」的な切り替えを随分学んだと思います。 2.すべり台 物を滑らせない、前の人がどくまで滑らない、順番を守ること、学びましたね。 3.橋 これは直線で狭いと

      • 気になること 抑えられない衝動

        長男くんは、時々、特に疲れてくると、衝動が抑えられなくなります。 衝動は、 知人に今度、車乗せて。家に来て。と言い続ける、食い下がる。 車など好きなものを見続けてしまう。 スイッチをパチパチし続けてしまう。 などなど。 そして、怒られると、笑いが止まらなくなってしまい、本人も「笑っちゃいけないんだった」と言うものの、笑いが止まらないという… 何ともかわいらしい感じになります。こちらも、笑いを堪えるのが大変 笑 ただ、学校の先生曰く、 わかっているのにやめられない(笑いが

        • 変な癖

          長男くんには、いわゆる、こだわりがあります。 そのこだわりの中で妙なものが2つ。 ひとつは、口を尖らせるポーズ。これは年長さんからだからかれこれ3年。 もうひとつは、パパやママの胸を触る 汗 口を尖らせるのは、長男くんが保育園で流行らせ、みんなのマスコット的な長男が尖らせると、周りの子がうれしそうにやる、親御さんたちとも挨拶がわり。みんな嬉しそうにやってくれるので、長男くんが楽しいコミュ術として身につけたのだと思います。 胸を触るのは、パパの反省。もう赤ん坊の頃になります

        コンサータを飲み始めました

        マガジン

        • 発達障害の子の子育て
          17本

        記事

          とにかく触れ合いと、笑わそう

          皆さん、こんにちは。スキしていただき、ありがとうございます。まだ始めたばかりで、よくわかっていないことだらけですが、引き続き、よろしくお願いします。 長男くんの診断を受けてからは、色々なサイトを見たり、専門の人に来てもらったり、講演を聞きに行ったりしました。 ボディタッチ、触れ合いが良いということで、タッチセラピーの人にも何回かお世話になりました。これ、スゴく気持ち良さそうにしていました。 しかし、私が性に合わなかったです。でも、何かしてあげたかった。 考えました。30

          とにかく触れ合いと、笑わそう

          家族の事件のニュースを見て思うこと

          こんにちは。 また痛ましい事件が起きました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/d92a4723e9bf625241e327232d002b902c7058d4 こういうニュースを聞くと、他人事ではなく、いつも悶々とした気持ち、辛さや結論が出ない嫌な感情になります。 過去には、 ・列に並んでいた自閉症の高校生が、すぐ後ろにいた幼児が泣き出して、咄嗟に蹴り飛ばしたという事件 ・引きこもりの子息を殺害した官僚(障害でなく、引きこもりでしたが。

          家族の事件のニュースを見て思うこと

          夢 よりも 興味 が大事

          こんにちは。 中田英寿さんは、夢や目標について、 ・夢をもったことはない ・興味がたくさんありすぎて、時間が足りない ・50歳でこうなっていたいから、今これをしないといけない、なんて考えは持たない ・目の前のことを真剣に取り組むこと ・何事も、プロになるには10年くらいかかる ・大変なことを乗り越えないと、楽しむことはできない と言っていました。 「夢を持つべき」と多くの人は言います。学校でもそう言われてきたと思います。 親や周囲の影響で、早くに夢を持って、進む子もいます

          夢 よりも 興味 が大事

          ”興味””やりたい”のハードルは低く

          中田英寿さん、ボクシングの村田諒太さん、フェンシングの宮脇花綸さんが出演している、動画を見ました。 1時間30分ほどですが、これはおススメです。 意識しよう、と思ったこと。 ①過干渉にならない。フェンシングのことは家ではあまり言ってほしくない(家は安らぎの場) ②「あなたはこれ、できない」とは言ってほしくない。苦手意識が拭えない ⇒否定はしない ③「ケガしないように」からはじまり、「〇〇しないように」といったことが多すぎ、結果として、親の期待「こうあってほしい」を押し付ける

          ”興味””やりたい”のハードルは低く

          笑うことが大切

          初めて通った療育施設の所長さんが、「触れ合い と 笑い」が大切だと教えてくれたのを、よく覚えています。 タッチセラピーの先生に来ていただいて、教えてもらったこともありました。赤ちゃんが ほわー と気持ちよくなるやつです。これも良いと思います、長男くん、めちゃくちゃ気持ちよさそうだったので。 しかし、私の無骨な?手では気持ちよくないし、何より私が楽しくない(笑) ということで、くすぐる!とにかく、くすぐる!8歳になった今も、よくくすぐります。 悪ふざけしたときに、「悪いこ

          笑うことが大切

          音に敏感

          エアコンの音、飛行機が飛んでいる音、食洗機、等、気になるようです。そういう聴覚過敏な子、多いと思います。 寝る前に暗くなると必ず、 ○○の音がする、怖い、 と言ってきます。 空調の音は、外したメガネが吸い込まれるのが怖いそうです。彼なりに理由がありました。 「水の音がする」と、キッチン、洗面、風呂を回って安心する、ということもありました。 今はその音を消すといったことではなく、理由を聞いて、「怖いのはわかるよ。嫌な音だよね。でも嫌なこと、痛いこと、された?」「パパ、横にい

          音に敏感

          共感とポジティブな声掛け

          共感と、ポジティブな声掛けが大事とよく言われます。でも、周りの人の視線とか気になったり、自分の機嫌とかで、ついネガティブになりがちですよね。 最近で言うと、大きな声を突然発してしまうことがあります。おそらく、本人は電車なのか車なのかの真似事なのですが、突然なので、周りの方はびっくりします。 私自身、余裕なく、「ダメだよ」「うるさいよ」「ビックリしちゃうよ」「大声出さない!」等、言っていました。 そんな時、「静かにできる長男くん、かっこいいよ(好きだよ)」という声掛けを先生

          共感とポジティブな声掛け

          とにかく運動させよう!

          皆さんこんにちは。 色々な療育施設に通っていると、安全な平均台、バランスボール、トランポリン等の運動器具を見かけます。これらは健常児にも良いと思うのですが、長男くんにも良かったのだと思います。 長男くんも、多動があり、気づけばクルクル回っていました。これ、スゴい速いんです。浅田真央さんレベル(笑)。保育園の友達にも「回って」とリクエストされ、「スゲー」「はやっ」と人気者でした。8歳になった今はだいぶ減りましたが、それでも時々やっています。 クルクルは危ないので、「ダメ」と

          とにかく運動させよう!

          診断を受けるまで

          長男が1歳くらいまでの話をします。 発達検査や先生に診てもらうきっかけは、保育園の先生や行政の方に言われたわけでもなく、妻の気づきだったんです。長男くんの診断を受けたのは、2歳半くらいの時だということは以前に書きました。 この辺りが気づきのポイントでした。 ・感情があまり出てこない。保育園に預けても、泣かない。 ・発育が全体的にのんびり。 ・斜視 ・ぽーー、としている 診断を聞いたときは、 ・大げさな・・・ ・健常児になるにはどうしたら? ・こんな小さいのに、何がわかる

          診断を受けるまで

          スモールステップの話

          大事にしていること、日々思うことを思い出した順に書いていきます。時系列に書くより、やりやすいので。 8歳になって乳児期を思い返すと、こう思います。 もっと、心の声に耳を傾けてあげられればよかった。 長男くんは、発語からハイハイまで、全てゆっくりでした。そして、おとなしい子でした。保育園に初めて預けたときも、まるで置き物。加えて、ミニオンズみたいなメガネのルックス、「大人しく良い子で、のんびり屋さん」の癒やしキャラでした。 2歳下の娘の同時期と比べると、それは大きな勘違いだ

          スモールステップの話

          長男のプロフィール

          長男のプロフィールをご紹介します。2つ下の妹がいますが、こちらは所謂健常児です。(個人的には、健常・障碍とか、「区分け」のようで好きではないのですが、説明するためには分かりやすいですから使います) 特別支援学校の小学校2年生(2012年生)。 身体的には問題なく、活発な子です。生後数か月のところで、目が寄るので眼科に行き、斜視と診断。1歳7か月で斜視の手術。生まれて数か月から眼鏡生活なので、本人も体の一部となっている様子。 知能的にはIQ50台。 おしゃべりは、か行さ

          長男のプロフィール

          発達障害の子の子育て記録

          初めて投稿します。広汎性発達障害8歳の長男と、6歳の長女の父です。子育てのことを記録していこうと思います。 なぜ、それを思い立ったか。 私や私の妻も、他の親御さんのブログや直接のお話で勇気づけられたり、具体的な参考になったから。 また、長男くんが想像を超えたスピードで成長していて、周りの方々や私たちの接し方・活動が良かったのかもしれない、シェアしなければ、と思ったから。 もちろん、子ども一人ひとり特性が違いますし、家庭環境や両親の仕事、色々と違います。同じことはできま

          発達障害の子の子育て記録