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何かが芽生えた瞬間

お尻の方が浮くためには
両手と頭を下げればいいのです。

よくお尻が沈んでいる方は
両手や頭が水面に出ています。

両手や頭を上げなくても
身体全体でローリングすれば
クロールの息継ぎはできるんです。



えええ!そうなん!
思わず声に出てしまった。




最近始めた水泳。
私はビート板がないと泳げない。



恥じらいもくそもない。

おじいちゃんおばあちゃんスイマーに
スイスイ追い抜かされようとも

子どもたちが得意げに
隣でバタフライを泳ごうとも

開き直っている私は
堂々とビート板を召喚し
ちゃぷちゃぷゆっくり泳いでいる。



格好だけは一丁前で
某有名スポーツメーカーの
セパレートの水着を着て
紺色のキャップに黒色のゴーグルを
きゅっと装着する。

かわいいぷっくりお腹は
ご愛嬌だ。笑



ビート板での泳ぎに少し慣れ
いよいよ外すかと思い
YouTubeで泳ぎ方の動画を
見てみた。



それが冒頭の反応。



え、これみんな知ってるの?

私は衝撃だった。



身体が沈むのは
力んでいるからだけじゃない。
そもそも
浮くためのフォームが
できていなかったんだ。

ビート板のフォームの
イメージのままじゃ
いつまで経っても
泳げないわけだ。



泳ぎ方の動画に出会って
私の中で何かが芽生えた。




泳げるようになる気がする。

子どもの頃にはなかった
高揚感と自信。



泳げるようになりたい。

子どもの頃にはなかった
熱意と希望。



よし、プールに行こう。

明日の水泳が
とっても待ち遠しい。