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うつわ好き、仲間がたくさんいました! この人たちのために、働く決意です。

Dish App代表太田

趣味で「うつわ散歩」をしています。
だいたいは、近場の東京のうつわギャラリー巡りです。

東京のうつわギャラリー


東京のうつわ屋さんは、だいたいそんなに混んでなくて、ゆったりした時間が流れてます。
時に店主や店員さんと、素敵なうつわについて、立ち話することもあります。

普段、オフィスで仕事していると、うつわの話になることなんてないので、
こういう趣味の話ができるのは、とても大事な体験です。
実際、うつわ集めをしている知り合いなんていないので、こういう同行の志と会えるのは、とても心地よいモノです。

「うつわブームというけど、どこにいけば、そんな同好のファンは集まるのだろう?」
そういううつわ好きのコミュニティに参加したいとずっと考え続けてきました。

たまには、足を延ばして「うつわフェス」みたいなイベントにも参戦しました。そこでは、うつわファンには遭遇します。でも、フェスでは、すれ違うだけで、うつわファン同士の交流って、なかな実現しないんですよ。こんににちわ!って声かけるのも変だし、結構、孤独なものです。

このうつわ好きの孤独感をなんとか、解消したくて、うつわ好きのコミュニティをつくりたいと考えたのが、DishAppの創業の漠然としたイメージでした。

さて、11月1日に起業して、はじめての遠征として選んだのが、「益子陶器市」でした。

以前から、益子陶器市の噂は「すごい人出だよ」と聞いていたので、うつわ好きを探すならここかな、くらいな軽い気持ちで出かけました。

ところがこの「秋の益子陶器市」の初日、自分の想定外の大混雑でした。

人、人、人! 車は渋滞、渋滞、渋滞!!
そして、テント、テント、テント!!!

駅からのメインストリートだけでなく、すべての細道、すべての広場が、うつわの販売テントで埋め尽くされてました。まさに「街フェス」なのです。

はるか先まで並ぶうつわのテントでは、地元の益子だけでなく、近くは笠間、遠くは沖縄のやむちんまで、全国のうつわが大集結。

聞きしに勝る大盛況のうつわの祭典なのでした。

コロナで3年ぶりの開催、それも秋晴れの初日という好条件だったからかもしれませんが、これほどのうつわ好きが集まっている姿に感動しました。

正直、自分の趣味の陶芸の延長で、起業する業界を勢いで、「うつわ」に選んだしまったので、その産業規模や、うつわのブームの信憑性については、不安もあったのです。

この日、このにぎわいを見て、自分の決断は間違ってなかったと思いました。

うつわブームは、本当にきている!

自分の家の食卓を彩る、うつわを選ぶ、真剣な人々の顔。
クリエイターと話し込む、熱の入った会話。
家族で何を盛りつけようかと相談する姿・・・

うつわ好きのみなさんに勇気をもらいました。

ここにいる人たちのためになる会社を興してよかったと、実感しました。

ここにいる人たちの「笑顔の食卓」のために、これからクリエイター・コミュニティを運営していこうと、心に誓いました。

「ここにいるうつわ好きの人たち」の具体的な顔、姿、行動を目撃でき、観察できたことは、今後、事業をしていくうえで、貴重な財産になると思いました。

実は、昨年、変形性膝関節症で半月板損傷してしまい、現在、リハビリ中でして、益子のイベントの距離にひるむところがありました。
この日は、偶然、駅で、レンタサイクルを発見して、とても助かりました。道は、こんな感じで、駐車場待ちの渋滞でしたから、自転車でテント村を訪ね歩くことができました。

レンタサイクルした理由のひとつが、徒歩40分の濱田庄司記念益子陶芸参考館に行くことでした。

 昨年から、意識して「民藝のうつわ散歩」をしてきたのですが、ここ益子に来て、全てがつながりました。

東京の日本民藝館から始まり、京都の河井寛次郎館、春の板谷波山の展覧会、そして、この日、益子の濱田庄司の足跡をたどってみて、やっと「民藝ムーブメントのなにに自分が惹かれていたのか」腹落ちしました。

それまでの日本文化が西洋文化の価値観で捨て去られようとした激動の明治期に、東京高等工芸学校で窯業の教鞭を取った板谷波山。そこで学生として学んだ河井寛次郎と濱田庄司。門下生のふたりが、柳宗悦とともに民藝のブームをつくっていく。全国を巡り、それまで見向きもされなかった「用の美」という価値観を創り出し、少しづつ仲間に広めていった足跡・・・。

自分は、当初、民藝の品々がいまやガラスケースに入れられ触れもせず、骨董として高価な値段で取引されている現状に、民藝の精神は終わったと感じました。
いまの民藝的な趣味、民藝的なコレクションは、自分がやりたいこととは、決定的に違うと感じていました。

でもこの日、理解しました。
自分は「民藝」そのものに対して関心があるのではなく、彼らが「生活のうつわ」に着目して、そこに「新たな価値観」を見つけたこと。それを人々に伝えるために前代未聞のムーブメントを興したこと。
その独自の価値観によるムーブメントの興し方に関心があったのです。

だから、自分がやりたいことは、当時、新たな「用の美」を提唱した志をつなぐ、21世紀のうつわのムーブメントにする、ことなのです。

わたしは、うつわと料理を用いて、家族の笑顔に貢献させる、まったく新しいムーブメントをつくりたいのです。それを現代の「用の美」と考えたいのです。

だから、DishAppは、ひとつの会社の起業というより、「うつわと料理を組み合わせて、笑顔の食卓をつくるため」のムーブメントの創造なのだと、思い至りました。


「その品に出会って驚くことが始まりで、その品から受けたものを忘れ去ったのちに、自分の本当の芽が出て、それが答えだと思います」 濱田庄司

いい言葉です。

この触発され、創発される関係こそ、DIshAppの精神に近いと思います。

うつわの作り手と使い手が集まるクリエイター・コミュニティをつくるので、自由にみんなで創発しあってほしいと願っています。

「浜田がイギリスから持ちこんだ本物のウィンザーチェアですよ。どうぞ座ってみてください」と声を掛けられ、濱田庄司記念4号館のカフェで休憩しました。しばし、民藝と益子の焼物について談義させていただきました。

そこは、外の陶器市の喧騒とは別世界の長閑な時間でした。

濱田が興した「濱田窯」のけろくろと登り窯も鑑賞できました。

それから、ひとりのうつわ好きに戻って、うつわコレクションをしました。

陶芸参考館で一目ぼれした「濱田焼」の流し掛け。いかにも濱田庄司の伝統です。

流し掛けの中皿に合わせて、取り皿もみつけました。
なんとアウトレットで300円! こういう掘り出し物も、陶器市ならではの楽しみですね。

なにを盛りつけようかと、ワクワクしています。

シンプルだけど、食卓で合わせると、リズム感が出てきて楽しいイメージになります。

こちらは、陶知庵さんの青い壺。
トルコ釉が、窯変して、黄金色になっているのが素敵で、大小で揃えてみました。

早速、益子で買った青パパイヤと人参で、しりしりをつくって、使ってみました。
生活のなかで、アクセントになるうつわに出会えて、幸せです。


こうして、起業した週に、世の中には、うつわ好きの人が、本当にたくさんいることをこの目で確認できたことは、我がDishAppの幸先の良さを予感させてくれました。

DishAppには、うつわ好きの仲間がたくさんいました! 

この人たちのために、この人たちの家族の「笑顔の食卓」のために、社会貢献する決意を、改めて堅くしました。


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