ディスカヴァー・トゥエンティワン

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ディスカヴァー・トゥエンティワン

「視点を変える 明日を変える」出版社です。「本」にまつわるいろいろを書いてます。メルマガ(https://d21.co.jp/member-register)Youtube(https://www.youtube.com/user/d21video)もやっています!

マガジン

  • 『君と夏が鉄塔の上』読書感想文コンテスト

  • ディスカヴァーの「はじめに」マガジン

    ディスカヴァーから刊行された書籍の「はじめに」を公開するマガジンです。

  • ディスカヴァー編集者の「推し本」集めました!!

    7月20日より全国の書店さまにて「ディスカヴァー編集者の推し本フェア」をご展開いただきます。 このマガジンでは、フェア対象商品について編集者がアツく「推し」を語った記事をまとめています。 記事を読んできになった方は、ぜひ、店頭で手に取って読んでみてください!

  • もうがんばらなくていい。AIでわかったトップ営業の共通点。

    シリーズ累計18万部突破の『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』著者の越川 慎司氏から、トップ5%セールスパーソンが実践している再現可能な行動を学ぶ。

  • #ずるい文章術

    withnewsで創刊から8年間編集長を努めてきた奥山晶二郎による、ちょっとずるくて、でもあたたかさもある、ユーザーを動かすためのライティングのコツ。

最近の記事

  • 固定された記事

ベストセラー『嫌われる勇気』が、多くの日本人に与えてしまった誤解とは?日本にアドラーを伝え続けて40年の翻訳者が語る、本当のアドラー心理学

アルフレッド・アドラー(1870年−1937年)は、オーストリアの精神科医・心理学者です。言わずと知れた「アドラー心理学」の創始者であり、フロイト、ユングと並ぶ「心理学三大巨頭」の一人とされます。 2013年に発売されベストセラーとなった『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著、ダイヤモンド社)でその存在を知ったという人も多いでしょう。のちに発刊された『幸せになる勇気』と合わせて、日本国内だけで370万部、全世界で1200万部を超えています。 ただ、「嫌われる勇気」という

    • 【著者執筆】白黒つけなくてもいい。くよくよ悩んだままでもいい。すぐに答えを出せなくてもいい。

      白黒つけなくてもいい。 くよくよ悩んだままでもいい。 すぐに答えを出せなくてもいい。 「ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability)」という言葉を知っていますか? イギリスの詩人ジョン・キーツが述べた「不確実なものや未解決のものに耐え、受容する力」を意味する言葉です。 生きていると答えが出ないこと、対処しようもないことがいっぱいあります。人生にはグレーなこともめちゃくちゃ多いです。 でも、人間の脳は「わからないこと」があると予測不能なことが多くなるため

      • 【著者執筆】自分に向き合い、変わるのって、タイミングがすごく大事。

        自分に向き合い、変わるのって、 タイミングがすごく大事。 「自分を変える」ってしんどいことです。 時に、今の自分を否定することになるので、勇気が必要だったりもします。 人によっては、過去の自分のイヤな記憶に向き合うことになるかもしれません。 もしも「変わりたいのに変われない」と悩むくらいなら、「今は向き合う時期ではない」と考えてもいいんじゃないかなって思ったりします。 自分の中に「変化を起こす」ってなかなか大変ですから。 僕が働いている精神科も、「病気を治す」という目的があり

        • 【著者執筆】「変わりたいとき」は、つらいときやしんどいとき。まずは自分を癒して、ケアしてあげて。

          「変わりたいとき」は、 つらいときやしんどいとき。 まずは自分を癒して、ケアしてあげて。「変わらなきゃ」「このままじゃダメ」「できるようにならないと」というように、「変わりたい気持ち」を話される人は多いです。   「ちょっとしたことでくよくよ落ち込んじゃう。いいかげん変わらなきゃ」 「なんでもっと上手に言えないんだろう。いい年して、このままじゃダメ……」 「ミスして職場の人に迷惑をかけてしまった。早くきちんと仕事を覚えて、できるようにならないと」 「またイライラして子どもに怒

        • 固定された記事

        ベストセラー『嫌われる勇気』が、多くの日本人に与えてしまった誤解とは?日本にアドラーを伝え続けて40年の翻訳者が語る、本当のアドラー心理学

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        • 『君と夏が鉄塔の上』読書感想文コンテスト
          24本
        • ディスカヴァーの「はじめに」マガジン
          47本
        • ディスカヴァー編集者の「推し本」集めました!!
          41本
        • もうがんばらなくていい。AIでわかったトップ営業の共通点。
          4本
        • #ずるい文章術
          9本
        • ディスカヴァー編集者エッセイ
          16本

        記事

          【未収録原稿を公開!】『そのままの自分」を生きてみる』あとがき

          4月19日に『「そのままの自分」を生きてみる』(藤野智哉・著)が発売になりました。 このnoteでは、著者の藤野智哉先生が書かれた「あとがきの全文」を公開します。 編集者コメントあとがきの全文を載せられなかったのは、ひとえに編集の都合です。 藤野先生から最初にいただいたあとがきは、もう少し長文のものでした。 けれども制作の都合上、あとがきを掲載できるページ数が限られていたため、短くせざるをえませんでした。 また、文章のテイストも、本文がX(旧Twitter)に載せた文章の延

          【未収録原稿を公開!】『そのままの自分」を生きてみる』あとがき

          「ニュース英語」がすらすら読めるようになるコツとは?読みにくさをピンポイントで攻略できる一冊。

          突然ですが、次の例文の「slam dunk」は、どういう意味に訳されるか分かるでしょうか? Republican Sen. Bill Cassidy described the case against former President Donald Trump for allegedly mishandling classified documents as “almost a slam dunk” and said he thinks Trump should drop

          「ニュース英語」がすらすら読めるようになるコツとは?読みにくさをピンポイントで攻略できる一冊。

          世界的フォトグラファーが伝授!コミュニケーションに効く、「表情の磨き方」がわかる本

          「鏡の前でキメ顔をしたときはそこそこイケてるのに、人に撮られた写真を見ると、表情が硬くて違和感がある…」 そんな風に思ったことはありませんか? かく言う私も時々そのように思って落ち込み、自信をなくしてしまいます。 そのせいか、友だちと話しているときや会社の人に相談しているときに、 「今、自分はおかしな表情をしていないかな?」 と、ふと不安になることがあります。 どれだけ上手にメイクをしても、素敵な服を着ても、言葉遣いに気をつけても、「表情」がぎこちなかったり、そのせいで相

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          【考えすぎてしまう人のための一冊】考えすぎによる苦しみから自由になるための最初の一歩とは?

          こんにちは、note担当のせんだです。 突然ですが皆さんは、「考えすぎること」で苦しんだ経験はないでしょうか? 「どうしてあの人はあんなことを言ったんだろう?」 「今向かおうとしている方向は正しいのだろうか?」 「これからどうやって生きていくべきだろう?」 といったように。 わたしは時々、まさにそのような状態に陥ります。 悶々と考え事をしては一人で悲しくなったり、イライラしたり…。 そんな「考えすぎて苦しい人」にぜひ読んでほしい本が、今回紹介する『考えすぎない練習』です

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          【著者×編集者 対談】ワークショップ講師から、書籍の著者へ。書籍化までの道のりを限定公開!

          こんにちは! 編集部の星野です。 3月22日に発売となった『WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方』は、発売前にもかかわらず早くも重版となりました。これは、著者大川陽介さんが行ったクラウドファンディングの大成功にも支えられています。 実は、このクラウドファンディングは当社にとって初の試みでした。 https://camp-fire.jp/projects/view/735756 (クラウドファンディングは3月25日で終了しています) この本は、大川さんやローンディール社が

          【著者×編集者 対談】ワークショップ講師から、書籍の著者へ。書籍化までの道のりを限定公開!

          出版社社員、最近のおすすめ本。【オンラインセールスチーム編】

          こんちには。note担当のみやたです! そういえば最近のみんなのおすすめ本聞いてないな~と思い、企画にかこつけて、自社他社問わずおすすめの本を募りました。 今回はオンラインセールスチームのメンバーがおすすめする本をご紹介します! さらに、出版社の社員は仕事以外でどんなときに本を読むのか…読書への向き合い方にも迫りました👀 『他者の靴を履く』 CRM担当T▼私が読書をするとき 「好きな本を、好きな場所で、好きなお茶とお菓子と楽しむ」のが理想生活なので、気合をいれてその時間

          出版社社員、最近のおすすめ本。【オンラインセールスチーム編】

          どうすれば、悪事に直面したときに行動できるのか?私たちが「道徳的勇気」を示すためのヒント

          『悪事の心理学』から、私たちが「傍観者」になってしまう心理学的要因と、それを乗り越える勇気の持ち方を紹介するnoteの第三回目。 今回は、悪事に直面しても沈黙しない「道徳的反逆者」の特性を、自分の中に、あるいは他の人の中に育てるためにはどうすればよいのかを考察します。 行動の仕方を学ぶ道徳的反逆者になる方法  米国がイラクを占領していた2003年末のこと。陸軍予備役兵ジョー・ダービーは、仲間の兵士からイラク人捕虜が拷問され、辱めを受けていることを知り、米国陸軍犯罪捜査司令

          どうすれば、悪事に直面したときに行動できるのか?私たちが「道徳的勇気」を示すためのヒント

          リモートワーク、副業など…柔軟な働き方をどのように提供するか?『図解 人的資本経営』

          生産性向上のためにリモートワークは週何日がベストか? 皆さんは、リモートワークをしたことがありますか? 週1回以上リモートワークをしている人の80.3%が「継続的に行いたい」と思っているようです。また米国の調査ですが、「リモートワークができない場合、転職を検討する」人の割合は、何と47%にのぼります。従業員エンゲージメントを高め離職者を防ぐには、リモートワーク導入は避けては通れなくなってきています。 一方で会社側としては「生産性が下がってしまうのでは」「管理が大変」とい

          リモートワーク、副業など…柔軟な働き方をどのように提供するか?『図解 人的資本経営』

          なぜ多くの男子学生は、性加害を黙認するのか?男集団では性的不正行為が傍観されやすい理由

          『悪事の心理学』から、私たちが「傍観者」になってしまう心理学的要因と、それを乗り越える勇気の持ち方を紹介するnoteの第二回目。 今回は、大学での性的不正行為を取り上げて、人々が声をあげることを妨げる要因は何か、そして、どのような変化やトレーニングが違いをもたらすのかを検討します。 いじめと傍観者大学で性的不正行為を減らす方法とは?  1844年にイェール大学で創立されたフラタニティ(学生社交団体)は、米国最古のフラタニティのひとつであり、社会奉仕とリーダーシップの文化を

          なぜ多くの男子学生は、性加害を黙認するのか?男集団では性的不正行為が傍観されやすい理由

          曖昧さが、行動する勇気を奪う。実験によってわかった、善人が「傍観者」になる理由とは?

          いつの時代も、ハラスメント、いじめ、性加害などの問題に関するニュースは後を絶ちません。 ひどい被害に遭ったという話をテレビやSNSで目にするたび、心が痛み、誰か止める人はいなかったのか、と憤りたくなります。 ところが、ふとわが身を振り返ってみると、「見て見ぬふりをした」「沈黙したまま行動しなかった」経験は、決してゼロではありません。 そのことは非常にショックですが、これまで何らかの場面で「傍観者」になったことのない人は、実はほとんどいないのではないでしょうか。 困っている

          曖昧さが、行動する勇気を奪う。実験によってわかった、善人が「傍観者」になる理由とは?

          アンラーニングがリスキリングの第一歩。組織の人材成長戦略の考え方『図解 人的資本経営』

          人材にどのように学んで成長してもらうか?まず「何を、なぜ学ぶべきか」を学んでもらう 「会社は学校ではありません!」 こう言って新入社員を叱ったことがある(または叱られたことがある)方はいらっしゃいませんか? 確かに会社というのは何かの目的を達成するための組織であり、勉強のための場所ではありません。また、育成をしなくても、採用したり、外部の人の力を一時的に借りたりすれば、組織としては回っていくように思います。 しかし、これまで述べてきたように近年は企業として、人材育成に投資

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          組織の不正や人的トラブルをどのようになくすか?『図解 人的資本経営』

          トラブルを引き寄せる3つの要素とは 「会社で働く7.4人に1人」。これが、何を示す数字か分かりますか? 不正に関与したり、目撃したりしたことがある人の割合です。つまり、1,000人が働く会社では135人が何らかの不正に関与したり、目撃したりしているということです。 不正の発生は会社の評判に大きく影響することはもちろん、そこで働く人の幸福度や就業意欲にもマイナスに働くとされています。 こうした不正やいわゆるコンプライアンス違反はなぜ生じるのでしょうか? 一般的には3つの要

          組織の不正や人的トラブルをどのようになくすか?『図解 人的資本経営』