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世界的フォトグラファーが伝授!コミュニケーションに効く、「表情の磨き方」がわかる本

「鏡の前でキメ顔をしたときはそこそこイケてるのに、人に撮られた写真を見ると、表情が硬くて違和感がある…」
そんな風に思ったことはありませんか?

かく言う私も時々そのように思って落ち込み、自信をなくしてしまいます。
そのせいか、友だちと話しているときや会社の人に相談しているときに、
「今、自分はおかしな表情をしていないかな?」
と、ふと不安になることがあります。

どれだけ上手にメイクをしても、素敵な服を着ても、言葉遣いに気をつけても、「表情」がぎこちなかったり、そのせいで相手を遠ざけてしまったりしていたらすべてが台無しです。

逆を言うと、その人がもともと持っている「表情」の魅力を磨くことで、自信のなさからギクシャクしてしまうこともなくなり、より円滑なコミュニケーションが取れるようになるのです。

今回のnoteでは、これまで2万人以上のポートレートを撮影した世界的フォトグラファー、Jo Moriyama(ジョー・モリヤマ)さんが「表情の磨き方」について伝授する初の書籍、『美しい表情は人生を変える』の内容を紹介します。


「表情」がその人の「美しさ」を決める

著者のジョー・モリヤマさんは、これまで世界各国の著名人やプロのモデル、一般の方々から秘境の部族まで、たくさんの人々のポートレートを撮影されてきました。
良いポートレートを撮るには、単に撮られる人の姿を写真に収めればよいのではなく、その人が一瞬見せる自然体の表情や、内面の美しさが表れた表情を切り取り、写真に収めることが大切だそうです。

モリヤマさんによるポートレート


そんな著者は、表情の持つ力について下記のように述べています。

写真家という仕事柄、僕は「美しい」と言われる方々によく会います。もちろん、もともと顔の造形が整っていて、バランスの良い容姿を持っている人はたくさんいますが、その人たちが選ばれ続けている理由は、決して「造形が整っているから」ではありません。
選ばれ続ける一流のモデルや女優は、ほぼ例外なく「表情の美しさゆえに惹きつけられる人」です。年齢を重ねるほどにその傾向は強くなります。一方で、表情から輝きを放てない人は、気づけば魅力を失っていることもあります。
つまり、自分を魅力的に見せるためには、「表情の力」を磨いていくことが最も近道なんです

そして、表情を磨いていけばいくほど、私たちは、思い込みの「自分らしさ」を捨て、自然体の自分を好きになっていくことができるものです。すると、ますます表情が良くなり、自信も持てるようになっていきます。

本書で著者が語る「表情の力」とは、「表情で自分を表現すること」を指します。
容姿の印象は「点」のように一瞬で決まりますが、表情は「線」のように継続し、人を惹きつけます。姿勢やしぐさがとてもきれいでも、その人の表情が良くないと美しいとは感じられません。つまり、表情こそがその人の持つ印象の本質なのです

確かに、表情が魅力的な人を見ると、たとえそれが言葉の通じない遠い国の人だとしても、なんだか「その人らしさ」を感じられて親しみを覚えますよね。
「表情」は、世界中のすべての人間が共通して持つ、「最高の非言語コミュニケーションツール」…だと言えそうです。

あなたの魅力を最大限に活かす! 表情力トレーニングをやってみた

とはいえ、どうすれば魅力的な表情を自然とできるようになるのでしょうか?
そもそも、魅力的な表情って何なのでしょうか…??

本書では、そのような疑問に答えるために、美しく魅力的な「表情」の秘密と、その実現方法について分かりやすく解説しています

目元のトレーニング、おでこのトレーニングなど、色々なトレーニング・エクササイズが紹介されていますが、今回はその中の一つ「無理のない自然な微笑みのつくり方」を実践してみようと思います!

カメラの前で微笑もうとするといつも「苦しそうな微笑み」になってしまう私ですが、果たしてうまくいくのでしょうか。

つくり方の手順は、以下のとおりです。

① 口角を2ミリ上げ、余計な力を入れずに鼻から息を吸って、風船のように顔を膨らませることをイメージします。
② そして眼球まで膨らんだと思ったら、勢いよく「ゴンッ」と頰杖をしてください。
③ すると、目から空気が抜けたような、力が抜けた感覚が訪れます。
(本文198ページより)

なるほど…これで本当にうまくいくのか…?
「2ミリ」を正確に測るのは難しいのでそこは曖昧にいくとして、疑いを抱きながらも、いざ実践。
カメラのタイマー機能をセットして、一枚パシャリと撮影してみました。

そして撮った写真を(ここではお見せできませんが…!)半信半疑で見てみると、自画自賛ではないですが、確かに、すごく自然な微笑みを浮かべられています。
ためしに何も言わずに家族に送ってみると、「ええやんーきれいに撮れてる~」という返事が!

比較的簡単なステップだったのかもしれませんが、いつも硬い表情しか浮かべられない私が、たった一回アドバイスを試してみるだけで簡単に変わることができました。

自分の魅力を引き出して育てよう

本書では、先にあげたトレーニングの他、「なりたい自分を表情で演出する方法」や「個性を魅力的に見せる方法」、「行動パターンによる気質のタイプ別」アドバイス、そして気持ちの整え方まで、自然体でありながら、理想的な美しい表情を手に入れるためのさまざまな手助けをしています。

また特別付録として、「表情の魅力を100%引き出すメイクレッスン」も!


写真の中の自分も、リアルな自分も好きになれる、これまで知らなかった自分の新しい表情が見つかる一冊です。

気になった方はぜひ、お手に取ってみてください。


書籍紹介

島田順子さん榮倉奈々さん 推薦!
2万人以上のポートレートを撮影した”世界的”フォトグラファーだから知っている!
美しく魅力的な「表情」の秘密とその実現方法


【著者について】
Jo Moriyama(ジョー・モリヤマ)

「瞳の奥の最も美しい部分を引き出し捉えること」を信条としているポートレート写真家、表情の専門家。
1978年、ハンガリー人の母と日本人の父のもとベルギー・ブリュッセルに生まれる。幼少期をベルギーとスイスで過ごし、多国籍の環境の中で国際感覚を養った。14歳で日本に移住。鎌倉で思春期を過ごす。2003年世界中を旅した写真を見た友人の勧めで写真家を志す。
独立後、芸能人や著名人のポートレート写真家として、国内外の一流ファッション誌に携わる。世界中を旅した経験をもとに、世界に通じる『本物で最高の表情』とは何か、どう引き出すかを研究し続けている。フランス語、英語、ヒンディー語など語学も堪能。

【目次】
はじめに
表情の力で人生は変わる
Chapter1
「表情」がその人の「美しさ」を決める
Chapter2
思い込みの自分らしさを手放す
Chapter3
あなたの魅力を最大限に活かす! 表情力トレーニング
Column1
鏡の前での表情トレーニング
Chapter4
自分の魅力を引き出して育てる技術
Column2
オンライン・コミュニケーション
特別付録
表情の魅力を100%引き出すメイクレッスン
Chapter5
写真には現実世界の自分がいる
Chapter6
コミュニケーションツールとしての表情
おわりに
購入者限定特典 行動パターンによる気質のタイプ別チェックシート



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