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『君と夏が鉄塔の上』読書感想文コンテスト

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記事一覧

#君と夏が鉄塔の上読書感想文

鉄塔。 普段、何気なく歩いている道にひっそりと立っている。もしかするとそこに存在している…

どっぺる
3年前
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大人になった瞬間を覚えているか 〜『君と夏が、鉄塔の上』読書感想文〜

最後に空を見たのはいつか。 大人になった瞬間を覚えているか。 僕は、この小説を読んだとき…

箱臣脩人
3年前
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『君と夏が、鉄塔の上』を読んで

 賽助の『君と夏が、鉄塔の上』は、地味な主人公の伊達が、破天荒な帆月や不登校の比奈山と共…

のるる
3年前
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#君と夏が鉄塔の上読書感想文

私は、ひと夏の淡く不思議な体験をした。 この物語は、鉄塔マニアの男の子・伊達が、鉄塔マニ…

あずさ
3年前
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【読書感想文】賽助さんの『君と夏が、鉄塔の上』を読んで

私は、ゲーム実況者の『三人称』というグループで活動をされている方たちが好きで、特にグルー…

やまも
3年前
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鉄塔の上の君達と、見上げる私達と。

賽助 著 『君と夏が、鉄塔の上』 「伊達くんって、ちょっと気持ち悪いね」 辛辣な一言を放…

長月杏。
3年前
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『君と夏が、鉄塔の上』 読書感想文

 『君と夏が、鉄塔の上』を読み終えた時、何ともいえない複雑な感情を消化しきれずにいた。 爽やかであり、どこか寂しく、純粋であり、どこか達観している。相反する感情が、ぐるぐると渦巻いていたからだ。  夏休み中の登校日に、鉄塔好きで地味な少年の伊達成実に、破天荒な言動を繰り返す少女、帆月蒼唯が、94号鉄塔についての質問をするところから物語は始まる。その後、ある日突然、幽霊が見えるようになってしまった不登校の少年、比奈山優を巻き込みながら、94号鉄塔の上に座っているという着物姿

『君と夏が、鉄塔の上』読書感想文

「小説には無駄な描写などない。」といういつしか言われた国語の先生の言葉を、読み終えてすぐ…

にゃー
3年前
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見てるもの、見えてるもの『君と夏が、鉄塔の上』を読んで

 学生の頃の夏休みというものは見たものやったこと全てが特別なものだったなと、大人になって…

君と夏が鉄塔の上―読書感想文

今年も蝉の声と共に暑さがやってきた中学最後の夏。 長期休み真っ只中、ぐうたら過ごしてい…

ぬっく
3年前
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「君と夏が、鉄塔の上」を読んで

 私たちは大切だった物も、人も、忘れていく。今までどれだけの繋がりを忘れ、失くしてきただ…

ひら
3年前
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「君と夏が、鉄塔の上」を読んで

 今年の夏は特殊だから、このまま何もしないうちに終わってしまいそう。そんなときに、読書感…

こけぴよ
3年前
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君と夏が、鉄塔の上 感想

最初に書いた読書感想文に入れられなかった感想を書くのである。 なにかに応募するような形式…

こけぴよ
3年前
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「君と夏が、鉄塔の上」を読んで

私の生家の隣には鉄塔が建っている。気付いた時にはその場所に佇んでいて、風景の一部としてすっかり溶け込んでしまっていた。ちなみに私は生家に住み続けている。つまり、人生の半分以上を鉄塔の隣で過ごしていることになる。だからきっと、この本を手に取るのは必然だったのだと、今は思う。 この本は、主人公の伊達成実が、同級生の帆月蒼唯、比奈山優とともに経験した一夏の冒険譚である。鉄塔好きの伊達と、幽霊が見えるという比奈山。「鉄塔にまつわる幽霊の話って知らない?」という帆月の言葉がきっかけで