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浦島、玉手箱を手に帰路に就く。



あんなにドキドキワクワクソワソワした日本滞在も終わりに近づき、ワタクシ浦島Ru太郎、明日14日の夜、再び翼付きカメさんに乗って、チェコに帰ります。

9月10日に行われた文学フリマ大阪に参加した人間としては、その報告を記憶も新鮮なうちに書くべきなのだと思いますが、どうも私という人間はそういう体験談を順序立てて綴るのが向いていない根性なしのようです。

しかし、文フリについては私がお手伝いしたブースの店主、つる・るるるさんととき子さんがみっちりアツーい記事を書いてくださっていますから、

日本が名残惜しい!という思いと共に、文学フリマについても、私の個人的視点で思いつくままに覚え書きのようなものを記録として書き残しておきたいと思います。

まず、8月末に日本に降り立ち、るるるさんと東京でおデエトした際にお会いしたramさんからのスペシャルプレゼント。
文フリまでは秘密にしていましたが、予定通り、つるるとき子書店にて展示いたしました。

じゃじゃ~ん

なんとなんと、ramさんからのプレゼントというのは、note界では私自身よりも知られているのであろうと思われる拙キャラクター、コーヒー豆氏の羊毛人形(豆形…)だったのです!
右横に写っているのはMarmaladeさん作、ゐゑすちゃん。note界でのるるるさんの妹君です。

つるるとき子書店のブースの全体像がうまく撮れておらず、他の方からのお写真を流用するのも気が引けますので、二枚の写真のトリミングで何とか様子をつかんでいただけますでしょうか。

ブースの中央に展示しましたるるるさん、とき子さん、橘鶫さん、そして私をキャラ化して集結させた拙画、通称『羽ばたくチーム』は原画を飾らせていただきました。この絵はるるるさんやとき子さんの文フリ関連の記事を追っていた方なら見覚えがあるかと思います。
11月発売予定のるるるさんの新刊『羽ばたく本棚』のゲスト参加が発端で集まった四人を描き表した絵ではありますが、今回の文フリ大阪に向けても、濃ゆい協力と団結で臨んだ四人でもあります(私自身が貢献していたかどうかは「???」なんですが)。
イベント中盤で、こちらの原画を所望されたオジサマがお一人現れたのですが、「こちらは販売しておりませんので」と伝えて、私の絵が気に入ってもらえたなら、とポストカードのほうをお勧めしたのですが、ひたすら『羽ばたくチーム』を指さし「これがいい」と言われ、結局何も購入されず去って行かれました。
よっぽどの鳥好きか、冷やかしか……。

るるるさんの11月の新刊に合わせて制作したポストカードは三枚セットと一枚ずつのばら売りを揃えていたのですが、数少ないばら売りでのお買い上げは『老人と海』のパロディ画ばかりだった、というのも興味深かったです。

こちらでもお求めいただけます。


今回、つるるとき子書店のお隣のブースがウミネコさんだったこともあり、文章や音声だけで存じ上げていたたくさんのnoterさんたちに初めて対面でお会いする、という経験をしたのですが、皆さま、私の想像していた通りの素敵な方々でした。
答え合わせをして、全問正解だった感じ。

ここでお会いした方全員のご紹介などをするとうっかり抜けが出るかもしれませんので、あえて控えておきますが、皆さまにお会いできて、本当に嬉しかったです。
当日の様子は紫乃さん、Marmaladeさんの取材によるすまスパでお聞きただけるようです。

実は私、怖くてまだ聞けておりません。
私が現場でろくに役に立ってなかったことを露呈しているのではないかと……。

紫乃さんには、私の描く絵と私自身の顎のラインが似ている、と言っていただきました。
とても不思議な発見でしたが、よく「描き手と絵は似ていることが多い」とも聞きますから、自分にもそんな現象が起きているのだなあ、と感慨深かったです。

ところで、お会いした方々に配っていたコーヒー味の飴。
「チェコの飴です」と言いながら配っていましたが、実は新発売で私自身、口にしたことがなかったので、美味しかったことを願うばかり。

そもそもこちら、どうして選んだかと言いますと、この飴の原型というか元ネタは何度かnoteでもご紹介した1923年からの伝統があるチョコ菓子Kofila。

さすがにこの気候でチョコレートを運んでくる勇気はありませんでしたので、レジ横で新発売のこの飴を見つけた時は「noteの皆さんへの手土産は、これだ!」と衝動買いした次第です。


案の定、まとまりの悪い記事になってきましたので、この辺りで文学フリマ大阪については終わろうと思いますが、今回つるるとき子書店での目玉商品だったとき子さんの新刊『にじいろの「はなじ」』についての読後感想は、後日改めて記事にしたいと思っています。
他にも後で思い出して、記事にしたくなる事柄も出てくるかもしれません。

今回の日本滞在は、東京と大阪と実家のある愛知(渥美半島の付け根)の他にも所用があって出かけた静岡県菊川市など、いろいろと訪ねることができ、充実した三週間弱でした。

次回の投稿が何の記事になるかは未定ですが、9月15日以降に私が何か書いていたら、「無事チェコに戻ったんだな」と思っていただければ(あ、幾人かの方に「向こうに降り立つのは16日」などという説明をしてしまいましたが、正しくは15日です。ヨーロッパから日本に向かうのと勘違いしていました。お恥ずかしい。危うく空港に迎えに来てもらえないところでした。汗)

では、今から荷造りとの戦い、開幕です。


こちら、とき子さんのご親友オリさんから頂いたシフォンケーキ。
傷むのが心配だったのでホテルの冷蔵庫に入れて、文フリ翌日の朝食にしました。
いやほんとに、言葉では言い表せないほど美味しかったです。


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