「エンジニアの希望は反映される?」案件アサインまでの流れを営業担当に聞いてみた!
こんにちは!メンバーズ DevOps Lead カンパニーの採用担当の塚原です!
面接やカジュアル面談で多く寄せられるのが、「案件アサインまでの流れはどうなっていますか?」という質問です。
弊社ではエンジニア本人の意向を尊重し、事前に聞き取りを行ってから案件にアサインしています。今回はDevOps Lead カンパニーの営業担当である村山さんに、案件のアサインまでの流れをインタビューしましたので、その内容をぜひご覧ください!
Q.村山さんの現在の役割について教えてください。
A.現在はエンジニア系の複数カンパニーを統括している営業チームの一員です。DevOps Lead カンパニーの営業を中心に担当しています。
Q.早速ですが案件獲得の流れを聞かせてください。
A.主に展示会やセミナーの会場、エンジニアが集まる場所で名刺交換をします。その後アポイントをとってお話を伺い、ニーズを探っていくという流れを踏んでいきます。
それ以外では、既存クライアントの潜在的なニーズをもとに案件化して獲得しています。
私個人としては新規開拓よりも既存クライアントからお問い合わせいただいて案件につながるものが多いです。
Q.案件についてはクライアントからお問い合わせいただくパターンが多いんですね。
A.はい。ほかの営業メンバーから「こういうスキルのあるエンジニアを探しているとクライアントが言ってるんですけど」と相談が来るんです。そこでエンジニアのスキルシートを提出してくださいと言われるパターンと、クライアントとの打ち合わせに同席してくださいと言われるパターンの2つあります。
あとは飛び地開拓と呼ばれるんですが、同じクライアントでもすでにお付き合いのあるところとは違う部署にアプローチすることもあります。例えばメンバーズ社内のデザイナー系の部門が支援しているクライアントでエンジニアのニーズがあった際に、つないでもらうこともあります。こちらからの働きかけだけでなく、クライアントの方からお問い合わせいただくパターンもあります。ここがデザイナーからエンジニアまで幅広いクリエイターが存在するメンバーズならではの強みだと感じています。
Q.たしかに幅広いクリエイターがいるのはメンバーズの強みですね。エンジニアにはどのように取り次ぐのでしょうか?
A.案件の概要を把握した後は、アサインできるエンジニアを探すことから始めます。
待機しているメンバーや、現在は案件に入っているけれど今後待機する予定があるメンバーのスキルシートを確認していくところからスタートします。その中で要件に合いそうなメンバーを何人かピックアップして、そのエンジニアに声をかけます。エンジニア本人に簡単に案件の概要を伝え、感触を聞きます。技術面や条件面で合意できない場合には、この時に意向を伝えてもらいます。無理強いしてアサインすることはありません。
意思確認は営業担当からエンジニア本人への直接の声掛けではなく、エンジニア部門のマネージャーを経由して行うこともありますが、いずれにしても本人の意思は尊重しています。
Q.エンジニアにとって、事前に要望を聞いてもらえることはありがたいですね。
それはあると思います。条件面で毎日フルで出社が必要だったり、毎週出張があるなどの案件もあったりしますが、エンジニア一人一人にご家庭の事情もあるので、エンジニアが「無理」となったら強引にアサインすることはありません。技術・スキル要件のところでアンマッチがあった場合にも本人の気持ちを尊重するようにしています。逆にスキルが少し足りないが挑戦してみたいという場合は、クライアントに提案してみることもあります。
Q.クライアントへ提案するエンジニアが決まった後はどのような流れになりますか。
A.そこまで決まったら、まずクライアントにスキルシートを共有します。何人か候補がいれば簡易提案書のような形で、それぞれのメンバーのスキルや単価、複数の候補の中でも特におすすめの人材などを伝えます。次にクライアントにほしい人材を選んでもらい、要望があればエンジニアとの面談に進みます。そのあと案件にアサインされるメンバーが決まるといった流れです。
Q.そのあとは実際に案件に入っていく流れになりますか?
A.そうですね。ただその前に契約の手続きがあったり、すでに契約済みのクライアントでもやり取りが必要だったりするので、最長で1ヵ月くらいは案件スタートまで時間がかかります。
Q.希望をすれば期間内でも別の案件に異動することはできるんでしょうか。
A.希望があればローテーションは検討します。ただ、タイミングが合わなかったり、代替のエンジニアがいなかったりする場合は延長をお願いする場合もあります。
Q.DevOps Lead カンパニーで活躍する社員に共通する特性はありますか。
A.クライアントとのコミュニケーションをしっかりとれる方が活躍しています。かつクライアントに要望されたこと以外に提案ができる人、スキル習得に貪欲な人が多いです。こういう人たちがクライアントからも求められているように思います。まさにメンバーズが掲げる「あたかも社員」を実践できる方です。
クライアント次第ですがスクラム開発で案件を進めている場合が多いので、週1~2回打ち合わせの場が設けられています。そのためクライアントとのコミュニケーションの機会は多いです。
Q.エンジニアにとって働きやすい環境だと感じますか。
A.はい。他社だといきなり「次ここ配属ね」と案件を振られることもあるようですが、DevOps Lead カンパニーは本人の意向を尊重するのでエンジニアを大事にしていると思います。
また、一般的な派遣会社だとクライアント先で朝から晩までフルで働くことが普通です。社内業務をやる時間がなく、会社への帰属意識も薄くなりがちです。DevOps Lead カンパニーでは社内業務の時間を作るようにしていて、かつ金曜日の時間を使ってほかのメンバーとのコミュニケーションの場を設けています。エンジニアにとって居心地のいい会社になっていると思います。まだまだ改善の余地もあるので、今後もエンジニアにとって居心地のいい職場づくりを進めていきたいです。
Q.最後に採用候補者へのメッセージをお願いします。
A.DevOps Lead カンパニーではクラウドインフラ領域やDevOps領域などの開発環境の改善業務がメインとなります。一般的な開発業務のように、目に見えてわかるような成果は出しづらいかもしれません。しかし、裏方の仕事にも面白味を見いだせる方や、一緒に開発しているメンバーに感謝されるのが好きだったりする方にぴったりの仕事です。つまり開発領域における縁の下の力持ちのような仕事です。
またDevOpsに関わるツールは多岐にわたりますが、ツールの使い方が上手な人は覚えるのが早いです。クライアント先でもツール選定を手伝ってほしいと言われることもあり様々なツール知識も必要なスキルです。経験と心の持ちように左右されるところも多いですが、どうしたら効率よくできるか考え、地道に経験を積み重ねていける人が活躍できると思います。そのような方にはぜひ応募を検討してほしいです。