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ganasが提唱する「途上国を深掘りして楽しむ」とはどういう意味か

こんなことを考えたことはありませんか?

・時間を守ることはそんなに偉いのか?

時間至上主義の日本。朝の通勤列車で人身事故が起きても、その人の命よりも、自らの5分の遅刻を気にする社会。自分の行動を決めるのは、自分自身ではなく「時間」。時間に限らず、こういった社会の束縛が苦しくて、精神が崩れていく人も。自殺者の多さは何を意味するのか。

・なんでも法律で決めるのは良いことなのか?

問題の解決を、法律や制度・ルールに任せようとする国・日本。法律が、人間のモラルの上にくることは本来、恥ずべきこと(かもしれません)。なぜなら「コミュニティの力」(いや、人間力?)の低下を意味するわけですから。途上国ではそこまで深刻にならない問題が日本では深刻になっていくのはなぜ? 待機児童、介護、騒音、家と家の境界に生るオレンジ‥‥。

・少数民族の言語は守らないといけないのか?

たくさんの言語を完璧に操ることができれば理想。ただそれが難しい場合はどうなのか? インドやフィリピンで英語ができない人たち(少数民族だけでなく)、西アフリカでフランス語ができない人たち、ラテンアメリカでスペイン語ができない先住民たち、ベトナムでベトナム語ができない少数民族たちを目の当たりにすると、やはり、その国の国語・公用語はマスト(のような気がします)。さもないとその人の可能性を狭めてしまう。言語は文化である前に「コミュニケーションツール」。

・選挙前のバラマキはダメなのか?

民主主義では良くも悪くも、民衆からたくさんの票を獲得しないと候補者・政党は勝てません。勝つためにさまざまな政策を打つ(民衆が求めることを実行する)わけです。そのやり方の問題。途上国の立候補者が選挙前にバラマキすると批判され、自民党がコロナ支援金(一律10万円! それ以外も。ただアベノマスクだけは批判された)を配ると評価されるのはなぜ? 単にタイミングの問題なのか(だとすれば本質的ではないような)。

こういったお話(途上国を深掘りして楽しむこと=ganasが言う「途上国トーク」)は挙げるとキリがないので、ここらへんで。

この夏、“途上国を深掘りして楽しむ旅”をganasと一緒にしませんか? ライフワーク(終わりがないので)になります!

途上国を専門とするNPOメディア「ganas」が開講するプログラムの一覧がこちら。いずれもganasならでは。他と一線を画す内容です。 物事は、ひとつのこと(ひとつの事象、ひとつの国や地域)だけをじっと見ても、なかなか腑に落ちないものです。

■海外(途上国)で学ぶ

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▽夏の全プログラムの詳しい内容はこちら。