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迷惑駐車禁止のデザイン - コーン設置位置

 路上の迷惑駐車。困りますね😞
 他の交通者の妨げになったり事故惹起の誘因になったりします。

 以前、『割れ窓理論』という用語にも触れましたが、再び、少し異なる着眼点での提起です👀

 

 正式な交通標識の他、〔禁止を報せる標示🚫〕について、いくつかの方法・形式があるかと思います。

①壁に貼り(張り)紙
②表示付きのコーンを路上の最端(壁沿い)に設置
③同、ただし②より少し内側に設置

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駐車禁止2

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駐車禁止コーン1

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駐車禁止コーン2

 

 さて、どれが最も効果的でしょうか🤔

 

・・・やってみないと分かりませんね。

どのようなマインドの人が訪れるのかによって結果は異なるので一概には言えません🙅

 

 今回は、②と③の違いについて着眼したく思います(p_-)

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 時々見受けられる③の置き方(方針)に関し、かねてから疑問に思っていたんです😵

◆路上に置くにも、(②のように)めいっぱい端に寄せておかないと、そもそも一般の通行者にとって往来の妨げになってしまい本末転倒なのでは?

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駐車禁止コーン2

 

👇の懸案のように

 

 

 でも、これはこれで、

場所によっては、《壁際にすっかり寄せてしまう②の方針よりは有効になり得る》

のだと気付きました🔎

 敢えて道幅を狭めるようなデメリットが伴う(原付バイクなどにとって通常のルートが塞がれてしまっているような状況にも見える)設置の仕方が③なのですが、もちろん、一般的な道路通行そのものには支障が無い範囲であるためそれが可能なのであって、その条件下において、車両往来が少なくない『走行路』においてはむしろ効果を発揮するようです。

 何を述べているのかというと、②のような置き方であれば結局端に寄せて駐車してしまう者がいて、設置効果が低減するような現場が少なくないからです。
 停めるスペースを取り除いてしまうような「塞ぎ方」をもたらす③の状態にしないと効果が無い…そのような顛末が待っていることがあります。

 

 他者への迷惑を顧みずに停めるような不心得な者にとって、基本的に掲示効果はほとんどありません。見て踏み留まるくらいなら、たとえ標示が無くても停めたりしません。
 「停めても通れる」感を残してしまうことこそが、迷惑行為の「まぁいいか」の排除効果や戒めをもたらせられない、設置者側の〔不備〕〔落ち度〕になってしまう傾向でもある、という考察なのですが、いかがでしょうか。

 

 

 

 

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