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『全席禁煙』とは誰のためか - 続編 +

5月31日は『世界禁煙デー』🚭とのこと。
で、表題の本質思考の”おさらい”として、想起しました以下の報道を軸に展開したいと思います。

全国の私鉄の有料特急のなかで唯一、座席でたばこを吸える喫煙車両を走らせてきた近鉄は、2020年1月31日で喫煙車両の運行を終了した。
このほか、JRでも東海道・山陽新幹線の一部に喫煙車両が残っているが、(同年)3月のダイヤ改正ですべての車両が禁煙になる予定。

というニュースが各メディアで当時流れました。

2020年4月に施行される『改正健康増進法』では鉄道の車内は喫煙ルームを除いて禁煙にする

と定められているとのことでした。

 

 これは残念な展開です🙅
 ただし、愛煙家目線の要望に沿っただけ、との論点ではなく。

 「あ~ぁ、本質欠如、相変わらずだなぁ」と思いました😥

 当方が近鉄特急に乗車することはまず無いので、この前後で”直接的に”事情が変わるわけではないですが。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 【受動喫煙対策】関連の立法って、何かと”的外れ”で、
◆愛煙家にとって肩身の狭い思いがする
のみならず
◆非喫煙者にとっても改悪である
という、

到底評価に値しない施策が多い

ようで、毎度困惑するばかりです😫

 

 おそらくほとんど全ての方にとって、「どこが?」「こいつは何を言っているのだ?お前が吸いたいだけだろ?」との感想でしょう。

 本領域に関して、長らくmy noteに目を向けて頂いている方は既にご記憶かもしれませんが、その他の方には全くの”チンプンカンプン”でしょうから、まずはコチラ☟をご覧頂ければと思います🙏

 

最も端的に論点を申しますと、

本当に受動喫煙から守りたいのであれば、喫煙車は維持・継続すべき

なのです。
名実ともに【分煙】を叶える/受動喫煙回避を実現するためには。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 今回の報道記事から得た情報からうかがえる論点を見ていきます。

◆近鉄では、改正健康増進法を視野に、特急車両への喫煙室設置を順次進めてきたが、今回、それが進捗したことにより座席の全面禁煙に踏み切ることになった。
☟ ☟ ☟ ☟
・〔喫煙室〕を積極的に構築しておきながら「全面」との表現?
・〔喫煙車〕が〔喫煙室〕になっても何ら変わりない。
 というかむしろ不都合:【分煙】の悪化 ※リンク先の前noteご参照

◆喫煙室が設置されていても、地下区間や駅全体が屋根に覆われたターミナル駅では、原則屋内禁煙とする改正健康増進法上は屋内扱いとなるため喫煙不可。
☟ ☟ ☟ ☟
・明確に認められた〔喫煙室〕に居る人に「控える」心得を持たせられるとは思えないし、このような法令に愛煙家は”納得”しないであろう


◆他方で、上記リンク先の前noteでも言及した一要件に関し、少しだけ考慮改善されている点を見掛けた例もあります。

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※ただし、現在さらにどのように更新されているかチェックしていません('◇')ゞ

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 例えば、4両編成で、〔喫煙車〕とはもちろん1両単位なので丸ごとをそのようにすると、ざっと4分の1の人数を想定することになるので、単純に人口(乗客)の喫煙率を基に考慮すると「割合として設定するのは不都合/喫煙車に空席が生じてバランスが悪い」という判断があって… のような経緯での設定解除≒”苦肉の策”なら、あり得るのだと思います。が、どこにもその観点は示されていません。

 

 【法令に沿う】という、形だけの対処であって、【本質的な健康増進】が伴っていない】という、残念な展開の一例がまた、ここでも見られました。

 愛煙家を締め出すような”分煙”施策は、その殆どにおいて、闇雲で名ばかりの本質不在なものであって、愛煙家はもとより嫌煙家をも困らせているのだ


ということに気付くことは、なかなか難題であるようです😷

 

 

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