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黄色以外の点字ブロックのデザイン +

 テレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』が今クール放送中です📺
 社会の実状や懸案について〔学ぶ〕のはよいことですが、〔分かったつもり〕〔大袈裟〕〔知ったかぶり〕系は控えておかなきゃですね😐
 ということで、本懸案を再掲します📖

 

 自ら取材をしたわけではないので、深い追究ではなく題材をお示しする程度に留まりそうなのですが、街で時々見掛けるこのタイプのものが少し気になります。
 この例はきちんと要件を満たしているのでしょうか、あるいは、効用はガタ落ちなのでしょうか。

 「見たことはあっても深く考えたことなどない」のでは?と推察しますがいかがでしょうか。

黄色以外の点字ブロック合体

 

 掲題からも分かるように、「このタイプ」というのは、色についての話です。でも、汚れが目立つとか、素材の種類についての着眼ではありません🙅
 
 日常的に最も見慣れている黄色のものと比べてどうですか?「この場所・環境に溶け込んでいそう」と、感じる人もいるでしょう。まさしくその通りで、「目立たなくしたい」との思惑があって、黄色以外を選んだのだと考えて間違いないでしょう。突起の種類・形状はおそらく規格通りのもので差は無いと思われます。
 
 だったら機能的に遜色ないのでは?そう思うのが自然な流れですが、どうやらこの黄色の”鮮度”が実は重要のようです。魚介類が新鮮、の意味ではなく「色鮮やか」の方です☝


色鮮やかだからこそ、
機能・効用が増す…?

 

 白杖を持って電車に乗っている人が、自分の目の前10センチほどの至近距離でスマホを覗き込んで操作しているのを見た私は、ハッと気付きました💡
 
 時折見聞きする話では、白杖を携えた目の不自由な人は、全盲の人とは限らず、弱視であることも少なくないそうです。つまり、視覚的に取り込める光が充分ではないものの、「鮮やかな黄色」を道しるべとして辿ることができ、突起の上を歩いた場合の足裏の感触に拘るわけではなく”色”が有効となり得るのだ、ということです。

 だとしたら、この例のように「敢えて目立たない色にする」という考えは本末転倒である、と言えそうです⤵


「誰のために設置するのか」
を忘れてしまっている

のでしょうか。もし弱視の人にとって「こんな”色あい”じゃ分かりにくい!」ということなのであれば、このデザインは残念でもあり、ムダでもあります😩

 

 

 

 

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