車のエアコン設定のデザイン

　今回もまたテレビ番組由来の題材です📖
　トップ画像に掲載しましたが、標準的な自家用車内に装備された、《エアコンの操作パネル》という身近な物が対象となります。

どのような運転をすれば、
◆ランニングコスト（燃料消費）を抑えられるか
◆効率よく／速やかに　冷却できるか

という、ありがちな命題について✍

　

　日射が強くて暑い季節の自動車内においては40℃や50℃、それ以上にも上昇するのでしょうか🔥まず窓を全開にしたり、発車前に可能であればドアをも解放状態にしてみたり、エアコン運転以外の要素との合わせ技が有効なのだとの想像は容易いですが、周辺の点は置いておいて、

冷房の温度設定をどうするのがよいか

と、絞り込んだ懸案について、以下展開します📖

　

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

　

　自宅の部屋に設置したエアコンについても同様ですが、（いや、除湿運転系が無さそうだという点は車の方がシンプル？）ごく一般的な／国産車で主流の仕様において

燃費をよくするために
◆温度設定
◆風量設定

につき、どのように稼働させるのがよいか🤔

①22℃
②25℃
③28℃

　

今回の記事は、このクイズに対し「考える」をご提示差し上げるものではないのでさらっと《答え》ですが、
②25℃
だとのこと。　※③ではないという意外性

※今回も【雑学の紹介】や【よそからの受け売りに過ぎない記事】ではないので端折りたいところですが、モヤモヤする人が少なくないでしょうから🥴・・・『車内の熱い空気を一旦0℃まで冷却し、エンジン熱を利用して再加熱するというのが自動車の仕組み～（日本車においては）その結果が25℃になるように基準設定しているため』だそうで。

　

　つまり、その心は、『設定温度は高すぎず低すぎず』ということ。外すと燃費悪化に繋がる。

なので、メディア情報発信の主旨。
皆さんの心得として☝

《25℃に設定しましょう！》

　

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

　

　さらに続きます。
　今一度。操作盤の一例👇📸

　

　このように画像で思い出させなくとも多くの方が記憶に留めているであろう【AUTO】ボタンの存在を無視できませんね。

　上記のテレビ番組では、『【AUTO】があるならそれにしておくのがよい』との結論に寄っていったんです。上述したようなメカニカルな説明をふまえるとスッと理解できますよね？
　

　ならば、ですよ。
　クイズにすることは邪道　じゃないですか？

　車側が調節してくれるので（余程な特殊事情が無いかぎり）【AUTO】で運転しましょう☝　という、「誰にでも最も覚えやすくてしっくりくる」心得の伝授。
　スタンダードな設計があって、機械のデフォルトがあるのだからそれに背かずに従順に使用すればよいのです。

　

なんでわざわざ”25℃”を出す

のでしょうね😞

　

　という違和感を抱いた話では終わらないのです・・・
　少し”ひっくり返し”ます🔀

　

　【AUTO】ボタンって、「一意ではない」のでは？

　この記事内での上述した展開で「とにかく【AUTO】運転に設定しておけばok🙆」との解釈は早計です。

　わが家の車の例では、👆中央のボタンをして【AUTO】運転になります。が、それはあくまで《風量》についてのようです。実は今回実機検証して知りました👀
　燃費向上のための温度設定の心得としては当該【AUTO】運転方針は中核にあるのではなくて、左側の【温度上げ下げボタン】でそれこそ”25℃”設定にしないと意に沿っていない！という…😱

　

《まとめ》

　「な～んだ、結局【AUTO】でonにすれば燃費よくなるというシンプルな話なのか！」と合点してしまい、肝心な温度についての設定が行き届いていないままに安心してしまう顛末とならないよう、複数段の【適確な認知】が必要☝
ということになるかと思います。
　『あくまで、温度設定についての【AUTO】機能があるエアコン搭載の車種においては』という但し書きをしないと、多くの人が軽くスルー（≒誤認）してしまいがち。

　

　ここでもやはり、上辺だけ撫でで本質を理解しないような傾向からの脱却度合いが試される、ということですね👍

　

　

　

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