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教育こそが幸福な人生の源だ
就活を始めたての就活生の中に、こんなことを言う人がいる。
「人の幸せに貢献できる仕事がしたい」
大人の皆さんはおわかりだと思うが、これだとどんな企業のESも通らない。
というのも、人の幸せに貢献しない仕事なんてないから。
どんな仕事も、何らかの形でこの世界の誰かの幸せに繋がっている。
なので、このままだとどんな求人にも当てはまる薄っぺらい思いになってしまうわけだ。
とはいえ、人の幸せに貢献したいという思いは素敵だ。
実際僕が今教育業を選んだ理由の根底にはこうした思いがある。
ではなぜ数ある業界の中で「教育」なのか。
それは、「教育」が、人が自力で幸せを生み出すための源になれる商材だと思うから。
今日は「幸せ」と「教育」について考察していく。
「幸せ」は、以下の2つに大別できる。
①他者から与えられる幸せと②自分自身で作る幸せ
まず①の幸せの例を挙げる。
僕はこの前人生で初めて高級寿司屋に行った。
そしてその際、あまりの美味しさによって、ほっぺたが落ちるという体験をした。
よって、そのお店の寿司職人さんは仕事を通じて、僕に素晴らしい幸せを提供してくださったわけだ。
こんな風に、たいていのサービスというのは、顧客がそれを享受する際に幸せを与えるものになっている。
しかし②の幸せは、サービスによって直接与えられるものではない。
これは、サービスを享受した後、それを用いることによって初めて得られる幸せなのだ。
その例として代表的なのが、知識や気づき。
僕が人間的に成長して、1人の立派な大人として生きられるようになったのは、両親の適切な教育により生きるノウハウを得たから。
noteを読み書きすることによって幸せを感じられているのは、学校で国語を教えてもらったから。
大企業志向だった考え方を転換して自分らしい生き方をできるようになったのは、人生の先輩たちが書いた書籍を通じて気づきを得たから。
このように僕は、今まで得た知識や気づきを用いることによって、自分自身で幸せを築いている。
教育が僕の幸せづくりの基盤になったというわけだ。
このように、教育というのは少し特異なサービスだ。
僕は仕事を通じて、誰かに依存せず自身の人生を切り拓いて生きる人を増やしたいと思っている。
それを実現するためには、幸せを一方的に提供するだけでは、少し役不足だ。
人が自分で幸せを生み出すための基盤を作ってあげる
その手段として僕は、教育を提供できる仕事にこれからも関わり続けていきたい。
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