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はじめて買ったCD─U2・FreetWoodMac(その1)

お題企画ですよ。
たまには運営部に乗せられるのも一興かと思いまして
この種の語りを誰が読むんだろうと思いつつ
でも、記念に(?)書き記そうと思いました。

さて本題です。
はじめて買ったCDです。
1987年(昭和62年)のはなしで(昭和にCDはあったんですね)
2枚買いました
洋楽になります。
超おすすめの類ではないですが、まず良盤の類だと思います。
タイパ重視の忙しい方にはすすめませんが、1聴の価値はあると思います。

個人的思い入れを熱く語るというより、やや評論レビューのノリでやるつもりですのでご了承ください

1枚目 Joshua tree/U2

ヨシュア・トゥリーと読みます。
アイルランドから80年にデビューしたU2は本作(87年)でアメリカ市場に大きく受け入れられます。
もともと社会的なメッセージソングが多かったバンドなのですが
本作では、ヨシュア・トゥリーというアメリカの砂漠地帯に生えてる特殊な木をタイトルにかかげ、アメリカのルーツに傾倒を見せました
1曲目の「約束の地」とは、むかし、ヨーロッパからアメリカ(北米)へ移住したピルグリムファーザーズの伝説と関係してると思いますが
当時高校生だった自分に、そんな小難しい思想背景などが理解できるわけもなく、ただ熱いロックとして聴いていました。

U2って比較的好き嫌い分かれるバンドだと思いますが
僕は、脳の血管ぶち切れるんじゃないかってくらい力こぶしの入ったボーノの歌と、徹底的にリズム一辺倒のエッジのギターは正直好きで
ピーターバラカンのやってるMTV番組で「アンフォゲッタブル・ファイアー」という曲のクリップを見てからU2はかなり好きです。

とはいえ、このアルバム、1曲目から3曲目までのながれはめちゃくちゃ秀逸だと思うんですが、そこから先は記憶があいまいです。

中でも、大ヒットしたシングル「With Or Without You」のクリップを貼っときますので、興味あったら是非

このビデオは、もともとそんな見栄えがいいとも思えないヴォーカルのボーノがカメラワークでめちゃくちゃいい男に写ってる秀逸なビデオです。
社会メッセージをうたってきたU2が、この曲ではバリバリのラブソングを歌いあげます
歌詞の肝を要約すると
「(僕は)生きられない、君と一緒に、あるいは君なしで……」という自問自答に近い気持ちを熱く歌いあげます
そこをさらに盛り上げるのが、エッジのリズムギターで
デジタルディレイという1音引くと、やまびこ効果で、音が「ポーン・ポーン・ポーン」と後ろにこだまするエフェクターを絶妙に使って、ボーノの歌を盛り上げます
特筆すべきは、エッジのギターは、音数ナンボのヘビメタのギターが全盛だった80年代に、ソロらしいソロいっさいなしで、ディレイを駆使してリズムに徹したことです。
最後にボーノがギターをぶるんぶるん振り回してフェイドアウトするところまで秀逸なクリップです。

https://youtu.be/ujNeHIo7oTE?si=SvjoiJrt_PaLgZgu

(あとがき)
2枚買ったんで、もう1枚の続編があって、既に書きあがってるんですけど
すぐに出すと、読む方の胃がもたれると思うんで、つづきは来週あたりに
今日も、派遣バイトが不採用になり、もう生活保護1択しか道がないという感じで、何もやらないのもあれなんで、いろいろ書いてます
ご一読ありがとうございました。
興味ありましたら、続編も是非!

(追記)
続編はこちらです


(追記2)
先日、ようやっといただいたスキ♥の数が累計2000に到達しました。
ひとつの記事で2000スキとかのバズりはなく
ここまで、5年と10ヶ月ちょい、長文は370本くらい書いたかな。
ありがとうございました✨

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