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日日自炊自足【5月20日の夕食 と わたしだけの名前を付ける】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・豚軟骨 の煮物(味付:薄切り生姜 酒 砂糖 醤油 みりん)
・漬物
・金時豆
and
・鰆 の蒸したの(味付:味噌 砂糖 みりん 茗荷)
・茹でたニラ(味付:麵つゆ ナンプラー)
・卵豆腐
・トマト(味付:塩)

家の近所の集合住宅前、ピンクと赤の花が満開になっていた。
花のかたちから見て「ツツジ」かと思ったけれど、葉の分量こんなに少なかったかな・・?
確かツツジに似た花があったな。と調べてみると「サツキ」という名前が出てくる。

が、そんなことはどうでも良い。
わたしはこの花に、この色に「昭和」を感じた。
お母さんのエプロンからの連想か。それとも実家の分厚い毛布か。

いいや、そんな庶民的な昭和ではない。

「ピンク!」「赤!」という以外に語りようのない鮮やかな色。
主役だけの一人芝居さながら堂々たる咲きっぷり。

わたしはこの花に、わたしだけの名前を付けたくなった。
そしてそれはすぐに思いついた。
子供だったわたしが、ひとりきりの居間で少しの後ろめたさを感じながら視聴していたテレビドラマ。

壁一面鏡張りの部屋で
赤やピンク(花の色)の光沢のあるレオタードに、同色のレッグウォーマーを身に着け、若草色のウエストベルトをひらひらとなびかせ踊る


この花を「松尾嘉代」(さん)と名付けることにした。


注)ドラマの内容は実在のものではなく、ibitsuのイメージにによるものです。


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