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よそじの台所から【休みの食事 と 自分カルテのその後】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

7月に始めた
毎日食べたものを書き、手荒れの状態を観察し記入するノート。
「自分カルテ」

手持ちのノート1冊を使い切ったところで、継続することは休んでいる。
毎日食べたものを全て書いていくので、スマホの音声メモ機能を使ったりカメラを使ったり、あれこれ足したり減らしたり、そんな風に工夫していく過程は楽しかった。
が、やはり寝る前に必ず書く ということに「強い義務感」があった。

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食べたものを書くことは1日遅れても問題がないけれど、手荒れの状態を観察して書けるのはその日しかない。
小さな変化や痛み、痒みは写真では捉えきれないからだ。
だから「今日しかない」と、一度ベッドに入った後でも思い出すとノートを広げる。

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やること は 必ずしなくてはならないこと になると
自分で選んでいるにも関わらず「やらされている」という気持ちが膨らむ。
書くことや見直すことに楽しみを持とうと色鉛筆を使ってみたり、記入する項目を増やしてみたりもした。
すると今度は、書き残したくないからとステロイドを塗ることを我慢する、という現象が見られた。

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わたしが取り入れている食の改善でアレルギーを軽減させる方法では、ステロイドの使用を禁止してはおらず、むしろ悪化した時には速やかにステロイドを使用することを勧めている。
な・の・に、ノートに記録を残したくないという気持ちが働いてしまう。
これはちょっとした発見だった。

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ただただ自分の状態を観察して書き記す。
という行為が、結果的に我慢に繋がってしまうということに気が付いて、
このまま自分カルテを継続する、という選択できなかった。
ただ、手荒れの状態を観察し続けたことによって
おや、思っていたよりも荒れるスピードが速いぞ。ということに気が付いた。

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カルテを終えてノートを書いていないこの期間、食の改善に取り組むきっかけとなった本の著者、佐々木愛さんのInstagramを見直した。そして・・

あーーーーーーーやりたくなかったけど(泣)
しばらくグルテンちゃんとお別れすることにします。。

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この食の改善がグルテンフリーを推奨している、というわけではなく
佐々木愛さんがInstagramに書いていた
特定の食べ物を一定期間食べずに、アレルゲンを特定する
ということを・・小麦で実験しようという試みです。
この食生活を始めた頃、かなりストイックにあれこれと食べ物を制限していた。
その中には小麦もあってその頃は「パンはケーキ」がスローガンだった。
大好きなパンは誕生日とクリスマスだけ。

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肉は今より食べなかったし、米すらも減らしていたから、何が良くて何が悪いのかわからないけれど・・手の調子は今よりも断然良かった。
特に体調を崩して食べ物を受け付けなかった時には、手がすべすべだった。
食の改善を始める前も短期間の脱ステ、シャンプーや洗濯洗剤、食器用洗剤を変えたりもしたけれど、どれも分かりやすい効果には繋がらなかった。
だからこそ「食事で変わる」ということを実感した。
が、体重は8キロ減りその後の健康診断で尿酸値が低すぎて再検査に。
それをきっかけに米や小麦、お菓子なんかもちょこちょこ食べるようになった。

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油を使わない調理、というのも最初はものすごく大変だったけれど
小麦粉を摂らないとなると、わたしにとっては食の娯楽を失うも同然。
だってパンもパスタも食べられない。
暑い日の冷やしたそうめん。今も会社のデスク引き出しに入っている、頂きもののかぼちゃパイ。あぁ・・・

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さよなら小麦。。。
ということで、先週買いおいていたパンを最後に、小腹が空いたらアーモンドやフルーツ、それに蒸した芋を食べた。
週末のお楽しみ、モーニングかランチもほぼ小麦メインの食事だったから出掛けることもなくなった。
そうなると料理に身が入り、何年振りかに豆板醤など買った。

いつも使いきれず最終的には捨てることになる、でお馴染みの豆板醤。
今回こそは使い切ってみたいものだ。


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