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日日自炊自足【4月2日の夕食 と 切れた洗面所の電球と母性】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・農家の軒先に無人販売されていた、たぶんスティックセニョール・・を茹でたもの(味付:塩)
・かぼちゃ の塩蒸し(味付:塩)
・漬物
and
・蒸した 鮭(味付:塩)
・厚揚げ にら えのきだけ みょうが の卵とじ(味付:めんつゆ)
・白米 麦

昨日朝、洗面所の電球が切れた。

起きてすぐ、洗面所奥のトイレに入ったときにはついていた。
その後オフにして再度オンにしてすると、当たり前だと思っていた変化は起こらなかった。

我が家の電気スイッチは
お風呂
お風呂の換気扇
トイレ
洗面所
キッチン
が1つのパネルに集結している。

「押し間違えたかな?」
んなわけないのに、何度もパチパチやってみる。
が、やはり変化なし。
電球を外して再度はめてみる。が、変化なし。

わたしは洗面所で化粧をしているので
「困ったー・・・・。」

そういえば押し入れに電球があった気がする、と和室へ行くと
あっさり前の家で使っていたものが見つかった。
合うのか合わないのか・・外した電球にワット数など書いておらず、おそるおそるはめて回してスイッチをオン。

(感覚的には)数秒おいて「ぽわーーーん」とついたのは、温かみのある・・真夏の夕方のはじまりみたいな色だった。

朝の洗面所に、間もなく1日が終わりそうな空模様、という癒しは求めてないんじゃぁ・・。
高く積もった雪に反射した光が眩しい、パキンと明るい北海道の朝をくれ!
その輝きで、わたしの顔面を照らしてくれ!
(真冬に行ったことがないので、あくまでイメージです。)

そんなわけで昨日仕事帰りに電気屋に寄り、品番もワット数も書いていなかった電球の写真を店員さんに見せて「これわかりますか?」と聞くと
「電球を持ってきてください。」と言われたため、今朝仕事リュックに緩衝材で包んだ電球をひっそり忍ばせてきた。

電車に乗るときにリュックを前に抱くと、孵化する前の卵を抱いている気分になった。


押されて割れては大変とリュックの電球のあるあたりに手を置くと「お母さん、今日もお仕事頑張るね。」と声をかけたくなった。
子育て時「そもそもわたしには足りないんじゃないか」「これ以上はもう出ません!」
そもそも足りないと思っていたものを出し切って枯れたと思っていた母性。
いつのまにか部屋の隅に集まった埃のように残っていた、わずかなものが反応した気がした。


いや、実際には
「仕事遅れちゃうから早くしてよ!」的な母でありましたが。


思い出と書いて美化と読む・・ってことでOK?



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