見出し画像

北欧家具と最近のこと。vol.30

こんにちは。西荻窪のヴィンテージ家具店 Dawnerの本間です。

私たちのお店では北欧(主にデンマーク)の1950~60年代頃のヴィンテージ家具を、自ら仕入れて修理を施し、販売しています。
2018年のオープンから、基本”ワンオペ”にて営業しつつも、時には妻の手を借り助けてもらいながら、のらりくらりと気が付けば2年と少しが経っていました。

この日記では、普段の業務やお店でのことをその都度振り返り見つめ直すことで、自分自身やお店の今後の課題や方針についてを考えるための記録として綴っております。

また、その時々の新商品について紹介する文面も度々ございますが
『新商品=その時の私の嗜好や興味、関心事』であるため
いつか読み返した時に
「あの頃はこういうデザインが好きだったな~」とか
「この家具には当時、こんな風な想いを抱いていたのか」とか
「家具のリペア。今と比べて○○だな~」とか
いつか、きっと何かしら感じる部分があるだろうという想いで、そんな風になれば良いなという想いで、出来る限りを書き残しています。
もちろん、ご覧頂いた方にも興味を持って頂けるきっかけにでもなれば嬉しいですが
まぁその辺はさらりと読んで頂ければ、幸いです。

と、たまにはこんな感じの前置きからはじめてみました今回の日記です。

PDFはじめました

はじめてみました、と言えばこちら。
ポータブル・ドキュメント・フォーマット。
っていう意味なんですね、PDF。

前回の日記で”10月頃に新商品がデンマークから入荷する~”とお知らせさせて頂いておりましたが
いつも入荷に際して、入荷リストは店頭だけでご案内させて頂いておりました。

ただ今回はこのご時世。
極力、不要な外出を控えていらっしゃる方も多いのでは、と考え
『希望頂ける方には入荷リストをメール配布します!』という取り組みをはじめてみました。

取り組みから今日で1週間とちょっとが経ちましたが
ありがたいことに10数件のお問い合わせをいただき、それぞれご案内させていただいております。
事前予約も承ります~なんてご案内もしていますが、まだまだご予約まで至るお客様は少ないのですが。。
それでも数あるヴィンテージ家具屋さんの中から、お問い合わせを頂けたり、またご案内させて頂けることに、感謝感謝です。

入荷リストのメール配布について、詳しくはこちらよりご確認ください。

8月中頃~後半の家具のこと

8月中旬からは、新しく本棚やダイニングテーブル、ライティングビューローなどが仕上がり、店頭に並びました。

画像1

フロアランプは前々回の日記(7月)で磨いていた、真鍮のパーツを使用したもの。

画像7

そう、7月中旬には真鍮・木部とメンテナンスは全て済んでいたのですが、、

オリジナルのシェードアームに合わせて型からシェードを作ってもらっていたら、時間が掛かり、、、ました、、、完成マデ、、、ナガカッタ(*_*)

画像4

画像5

モダン×エレガントな素敵な装いです◎

*****

画像2

そしてそして折角なので、と今回フロアランプと一緒に修理をお願いしていた照明たちとも、、ようやく、、再会( ;∀;)

デンマークの老舗ガラスブランド【Holmegaard】によるペンダントランプ
今回4種類が入荷しました。

金曜日に店頭に並び、既にブラウンとグレーの照明はそれぞれご成約となってしまいましたが
特有の光沢感と美しい曲線で、どれも本当に素敵な作品です。

画像6

今回、特に興味を持ったのがこのガラスシェード
(一つ一つの作品についてはウェブサイトでコメントをしていますので今回は割愛します)

これらホルムガード社のガラスにはオパールガラスと呼ばれる半透明のガラスが2層構造で使われておりまして
半透明のため、「光」や「下地のガラス」を透過して、様々な表情を見せてくれるんですよね。

光源の色の違いや眺める角度で変化することはもちろん
灯していない時であっても、時間帯(朝・夕)や設置する場所の違いによって、自然光を通した様々に変化するガラスの表情もとても魅力的でした。

私はあまり家に居る時間が少ないので、家にあってもなんだか宝の持ち腐れになってしまいそうであれなんですが
自分用に欲しい、、と今回も思ってしまいました。まぁそれは、またいつの日にか。。

最近の家具修理のこと

ここ最近、持ち込み家具の修理のご相談を2件頂き、対応させて頂きました。

一つはこちら、アルネヤコブセンによるグランプリチェア

画像7

この座面と脚部を繋ぐプラスチック部分が外れてしまった、とのことで依頼を頂きました。

画像8

一度お客様の方でも接着剤を入れて修理されたようですが、あまり上手くいかずに、とのことで。

古い個体では、プラスチックではなくてスチールの脚部を金属製のプレートとかで挟み込んで木部に直接固定していたりするのですが
現在フリッツハンセン社から製造されている現行品のモデルではこのようなプラスチック製の台座を接着するだけの仕様なのだそうですね。
そして調べてみるとこのプラスチック部分が剥がれてしまうこの現象はよくあるみたいなんですよねー。

またメーカーでは本来『紫外線硬化型接着剤』というやや特殊な接着剤を使用して固定しているのだそうですが、さらにさらに色々と調べてみると『エポキシ系接着剤』最強説に至りまして
今回は2液硬化型エポキシ樹脂接着剤を採用することに。

画像9

使用する接着剤さえ決まってしまえばあとは普段通り
もともとの接着剤を除去し接着面を平滑に整えてから接着剤を塗布して圧着。そして24時間ただただ放置。がっちりと固まりました。

今回は近所にお住まいで時々顔を合わせているお客様でしたので
使用経過など時々知らせてください~と伝え、引き取りにいらしていただけました。

そしてもう一つ。

画像10

蚤の市で購入された、と仰っていたかな?
フランス製のコーナーチェア(と呼ぶのでしょうか?)です。
とても可愛らしい~こういうのお店の家具と合わせても最高ですね!

その修理はというと、もともとの座面は自然素材(ウォーターヒヤシンスとか?ちょっと判別は難しいのですが)で編まれていたのですが
まぁとにかく古くて、ちょっと座るには、、ということでしたのでお客様と相談のもと、私の大好きなペーパーコードにて座面を編ませて頂きました!

画像11

座り心地の違いは全く気にされない、とはお客様も仰っていたのですが
やはり自然素材とペーパーコードとでは断然、自然素材の方がソフトな座り心地でして
しかも中には大量の「草」が弾性材(アンコとか呼びますよね)として詰まっていましたので
今回は私も、気持ち座面がふっくらするようにと詰め物をして編み込んでみました。(写真では判りませんね)
同じ座り心地にはもちろんなりませんでしたが、いつもの座編みに比べるとソフトな仕上がりになったと思います。

、、、それよりも何よりも
大量の草と一緒に座面から出るわ出るわ大量の埃。それも黴臭〜い埃。。
もう思い出しただけで痒くなってきます。。

小さなお子様もいらっしゃるご家庭でしたので、リフレッシュしたこの椅子で安心して気持ちよく過ごしていただければ、それだけで嬉しいですね◎

*****

とこんな感じで
今日で8月が終わってしまいますね~早かった!

9月は次の入荷に備えて、倉庫にある家具を仕上げられるものからどんどんリペアを進めてお店に出していきたいのですが

何やら手の掛かりそうな家具に手をつけ始めてしまいました(°_°)

画像12

どうなることやら。。完成が楽しみです◎

*****

今日も長い日記をご覧頂きありがとうございました。
9月も宜しくお願いします!

この記事が参加している募集

私の仕事

noteの書き方

ありがとうございます◎
20
西荻窪で北欧ヴィンテージ家具店Dawner(ダーナー)を営んでいます。お店のこと・家具のこと・普段のことなど、日記代わりに記しています。お店のウェブサイト→https://www.dawner.jp

こちらでもピックアップされています

ブログ
ブログ
  • 35本

お店のことや自分自身を、整理するための記録

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。