見出し画像

【感想文】5W1H思考(渡邉光太郎) ページ数:199ページ 2017年著

画像1

ページ数:199ページ 2017年著

【なぜこの本を読もうと思ったのか?(自分の弱みや足りない点)】


・マネジメントの立場として、
モレなくヌケなくダブりなくやりたい

・中期経営計画を実現させる上で、
タスクごとの時間軸を体系立てて実現していきたい


【なぜそう思ったのか?】


・マネジメントの質は能力や才能ではなく後天的に鍛えられるものであり、
why、whatなどの「項目」があれば必ず標準化できるので、
素晴らしい項目の「型」を組織に遺す為にこの本を選んだ。


【本文の文字数】
1,381文字/1,440文字


【❶結論】【良い経営は網羅量で決まる】


経営は一見すると才能や能力が必要と思いこみがちだ。
しかし、適切な問いが網羅されている事で多くの事象はカバーできる。


網羅量は問いかけの型次第だ。
本書では5W1Hを使いこなす事でそれを可能としている。


例えばジム会員項目一つとっても、


年代
性別
km圏内会員
コース内容など、

欲しい項目設定は「そこから何を得たいか?」であり、
項目に網羅性がなければ、
項目入力を徹底していてもモレ続ける事を意味する。
「戦略のミスは戦術でカバーできない」とはこの事だろう。


つまり問いかけの型によって経営の質が決まると言える。


【❷要約】

本書は「答え」よりも「問い」が大切にある現代において、
物事を多面的に見る為のツールとして
最適なフレームワークが5W1Hであり、
場面に応じて5W1Hをくずして、ばらして、組み合わせる方法を
具体例を交えながら学べる様にした本である。


5W1H活用場面は以下の4つ。


1.課題提起
2.アイデア発想
3.コミュニケーション
4.問題解決


課題提起➤表層的なwhy(目的)ではなく真の目的まで遡る(Big-why)


例)ホギメディカル 白内障キット 大ヒットが生まれた背景


売っているモノ(what / how)➤注射器やメス
なぜやるのか(why)➤手術を安全に短時間で行うコト
どうありたいのか(Big-why)➤1日の手術件数を増やし病院経営(事業収益)を改善するコト


Big-whyを導き出し、
42点の部材を1つにまとめた白内障キットを販売し大ヒット。
手術準備時間が83%改善され、手術件数が3倍に増えた。


アイデア思考➤5W1HでMECE(モレなくヌケなくダブりなく)を達成する


例)新商品X市場攻略プラン内容


why➤目的、ゴール(成果)は?
when➤期限や期間は?
who(m)➤どの市場・顧客を狙う?
what➤どの商品、どんな価値提供?
where➤どのチャネル?
how➤どんなプロモーション?
how much➤どれくらいの価格?


コミュニケーションパート➤説明、説得、新規事業戦略プランを練る手法として
5W1Hを様々な形に応用して展開していく


説明は順番ごとに➤why(何のために)→what(何を)→how(どの様に)
説得、新規事業戦略プランはイシューツリー型に組み合わせる➤なぜその市場で、どこで戦うのか?(why-where)、どの様にいつ展開するのか?(how-when)など


問題解決パート➤3W1Hで思考の上流と下流を使い分ける。


上流➤何を解決するのか(what 問題設定)→どこが悪いのか?(where 問題箇所特定)
下流➤なぜ起こるのか(why 原因究明)→どうすればよいのか?(how 解決策立案)

【❸仮説】【本当に5W1Hだけで網羅できるか?】


本書は様々なフレームワークを使う必要はなく、
5W1Hの使い方でほぼ網羅できると主張する。


くず餅で有名な船橋屋の渡辺社長が、
経営再建の一環で読んだジョブ理論という本がある。
私が思うにジョブ理論の最も優れた点は
「顧客のかたづけたいジョブは何か?」と言う問いを発明した事だ。



この問いは本書で言うBig-whyと良く似ている。
結果、船橋屋は「和菓子製造業から健康提案提供企業へ」と自社を再定義する事に成功した。


画像2


無印良品のマニュアルも作業内容ごとに作業目的(why)が入っている。
これにより作業内容の理解が深まり、改善提案も出やすくする事に成功している。

画像3

身の回りの事はすべて5W1Hで起きており、
あまりにもごく自然に使われている為、意識する事が少ない。


したがって、ビジネスにおいて適切な場面とタイミングで
5W1Hフレームワークを使いこなす事で、
網羅性をカバーできる事は可能と言える。


#5W1H
#5W1H思考
#渡邉光太郎
#フレームワーク
#くず餅
#船橋屋
#渡辺雅司
#無印良品
#無印良品は仕組みが9割
#BeingManagement
#ジョブ理論
#中間管理職
#管理職
#マネジメント
#組織
#経営
#読書
#自分の軸を持てる力
#自分の意見に自信を持ちたい
#人生
#転職
#30代後半
#悩めるお年頃
#自分と向き合う


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?