蔵元日記

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蔵元日記vol.516【ホームページのニュースから】

最近のうちのホームページのニュース欄に二つほど大事なお話が載っています。一つは「ご当地獺祭の発売」、もう一つは「6月入社の新卒採用活動について」です。どちらも少し背景など説明したい話ですが、「ご当地獺祭」については発売まで少し時間がありますし二つともとなると長すぎるのでまず一つだけ説明させてください。

で、6月入社の新卒採用活動です。10名程度の採用を考えています。通常の4月採用組も10名を超し

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ありがとうございます。

蔵元日記vol.505【山田錦は捨てるところなし】

獺祭が徹底的に精米された山田錦だけで造られるということは皆さんご存知と思います。近年では平均精米歩合も31%台になっています。ということはコロナ禍で生産の落ち込んだ昨年でさえ8,000トン強の山田錦を使用しましたから、その米粒の中心部分の2,500トン弱が酒造りに回され、残りの6,000トン近い米粒の外郭部分は米ぬかになるという計算になります。

一見、勿体無いように見えますが、どっこい、山田錦の

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ありがとうございます。

蔵元日記vol.504【前回の宿題・獺祭がしなければいけない事】

(2021.2.13東北地震の前日に書きました)

具体的には、まず設備投資。昨年暮れに酒の搾り機(フィルタープレス)を2基増設しました。今まで8基だったからこれで10基になったわけです。近年、あるタンクの醪の搾るタイミングが来ているのに、搾り機にまだ他の醪が入っていて空かず、伸ばさざるを得ない事がありました。結果として、タイミングを逃して搾られた酒は、行き過ぎてたり若すぎてたりして、満点の品質と

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蔵元日記vol.503【前回の修正加筆】

前回の蔵元日記「終息しないコロナウイルス」の編で少し言葉足らずの点があり、読者の方から指摘がありました。それは世界のワイン市場の構成についてお話していた箇所で、「そしてフランスがなければカリフォルニアもチリも今とは違った形になっていたと思います。(イタリアだけは無くても関係ないかな)」、この下線を引いた箇所です。

確かにここだけ取り上げてしまうと「イタリアのワインは存在しなくていい」と言ったかに

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蔵元日記Vol.502【終息しないコロナウイルス】

終息しませんね、コロナウイルス。共産党政権下の中国はともかくとして民主政権下の台湾やニュージーランドが感染者数を抑え込んでいること、またお隣韓国と比べてもはっきり多い日本の感染者数(人口比で約二倍)。民族的弱点があらわになっているようで日本人としてはちょっとショックですね。

とにかく首相が悪いとか、自民党が悪い、いや厚労省の対応が悪いとか、危機感をあおるだけの知事やマスコミが悪いとか、犯人を作っ

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三割九分(サンキュー)です^^

蔵元日記vol.501【2021新年ご挨拶】

明けましておめでとうございます。
今年もより獺祭らしく努力したいと思います。

世界はコロナ禍で大変な状況です。1~2年で簡単に元に戻るとは思えません。だからこそ、今の状況を受け入れて、今、旭酒造にできることをしたいと思います。今年もよろしくお願いします。

ちなみに、昨年12月26日から発売になったモスバーガーの獺祭シェイクは、好評で売り切れが出ている店もあると聞いています。獺祭の甘酒を使ってシ

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蔵元日記vol.500【まぜるシェイク 獺祭-DASSAI-】

まさかシェイクの発売発表会に立ち会うことになろうとは。先日12月6日、東京大崎のモスバーガーの本社にてシェイクの新商品発表会に参加しました(私たちの年齢的に言えばミルクセーキという事ですね///この商品分類で私の年がわかりますね)。でも、モスと言えば、「日本で生まれ日本の味を大切にする」ハンバーガー専門店として国内1266店舗・海外410店舗の店舗展開を誇る一大ハンバーガーチェーンです。

要は、

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蔵元日記vol.499【サザビーズ結果】

前々々回の蔵元日記で獺祭をサザビーズのワインオークションに出品したと報告いたしましたが、結果が出ました。出品した6本の内、2本が843,750円、3本が810,000円、1本が759,375円で落札されました。

ちょっと凄いですね。おそらく飲食店の価格とかでなく日本酒の単体の価格としては史上最高と思います。「値が付かなくて赤っ恥を描くかな」と危惧はしていたんです、ホッとしました。

この獺祭はど

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蔵元日記vol.498【達人になりきれない方のために】

前回の蔵元日記【酒飲みの達人】 https://note.com/dassai/n/nc116aa497a48?magazine_key=m68e45294b26a  を読んでいただいた方で、「なかなかここまでできなくて」と言われる方のために、蔵元が勝手流ご指南を。

やはり、栓を開けた後はお酒の酸化は進むばかりですから、一升瓶の購入は3~4日で飲みきる自信がなければできれば避けていただきたいとこ

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ありがとうございます。

蔵元日記vol.497【酒飲みの達人】

前々回の蔵元日記( https://www.asahishuzo.ne.jp/diary/004634.html )を読んだ方からこんなお便りをいただきました。

(以下から始まります)

蔵元日記を読んで、、、
 
「一日一合」で「一期一会」

私は獺祭の180m瓶を何本か、丁寧に洗いへ乾燥させています。

新しい獺祭を開けたら、3本の小瓶にすり切りまで酒を入れ冷蔵庫で保管します。風味の劣化を防

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感謝いたします^^