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30代既婚左利きネコ好き看護師おすすめの本~一言レビューを添えて~現在22冊

こんにちはDash(@DashEnglish1)です。

オーディブルで本を読むようになってから、人におすすめしたくなる面白い本にたくさん出合いました。どうせなら多くの人に感想をシェアしたいと思ってメモ的な記事を始めています。

考えたタイトルが「オーディブルユーザーおすすめの本30選!」
しかしこのタイトルでは人に読んで貰えないようなので、下の記事を参考に練り直してみました。

筆者のSakeさんはブログのコミュニティで知り合った、めちゃくちゃ面白い文章を書く人ですので一度記事を読んでみてください。

Sakeさんの記事を参考に考えたタイトルは
「30代既婚ナースのお・す・す・め♡」
事実ですが、読者さんに誤解を与えてしまいそうなタイトルなので

「30代既婚左利きネコ好き看護師おすすめの本~一言レビューを添えて~」にしました。Google上にライバルはいないので完全なブルーオーシャン貸し切りパーリィ・ウェーイ!状態。

ちなみに看護系の本は紹介しませんので、あしからず。
充分にいちびったので、そろそろ本題に戻ります。

この記事では僕自身の読書録を兼ねて読んだ本の感想を簡単にまとめていきます。あなたにとっても面白い本を見つける参考になれば嬉しいです。

面白かった本はレビューを書いてリンクをつけているので、気になる方は一緒に読んでみてください。

ここで紹介している本はすべてオーディブルの読み放題で読書したものです。通勤時間などのスキマ時間に読んでいます。

オーディブルの体験談はこちらの記事をご覧ください。>>オーディブルの体験談。利用前に知りたかった辛口レビューを公開します

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【23冊目】転生したらスライムだった件

おすすめ度:4.0

ある事件をきっかけに死亡してしまった主人公が転生して、気付いたときにはスライムになっていたというタイトルそのまんまの設定です。

色んなモンスター、魔法、アイテムなどゲーム好きなら聞いたことがあるような世界観が楽しめます。主人公のミリム自身の覇道の行く先が気になってどんどん読み進めてしまいます。

【22冊目】ノーサイドゲーム

おすすめ度:3.0

弱小企業ラグビーチームのオーナーになった主人公がチームを変えるために奮闘するストーリー。マネジメント視点で進んでいく物語は池井戸作品ならではの熱さを保ちながら感動もさせてくれる。

ラグビーのことは全然しらないので読み始めるのは不安でしたが、知らなければ知らないなりに楽しめた作品でした。特に新人が加入して部内のポジション争いが激化したあたりからドンドン面白くなっていきました。

一方で、全体的に話が上手くいきすぎているという感覚に陥るような進み方。著者の他の作品と共通するテンプレートに設定だけ変えたような部分は残念。お約束的アクシデントがでてくるのも予測できたのが本音です。

【21冊目】「後回し」にしない技術

おすすめ度:4.0

面倒なことってついつい後回しにしてしまいます。しかしこの本はそれをどうやって回避するか、どうやって今やるかという方法を教えてくれます。

いつやるの?今でしょ?というのは昔に流行ったフレーズで考え方としては新しいものではありませんが、具体的にどのように行動に移すかを解説しているところがこの本の優秀な部分です。

【20冊目】ボクは認知症のことがやっとわかった

おすすめ度:3.5

長谷川式スケールってならほぼ全員目にしたことがあるはず。病棟に入院している人の認知症度を測るテストをのことなんですが、それを作ったのがこの作者の長谷川さんでその人も認知症になったことを公表されました。

これまで認知症の研究や知識の普及を第一で行ってきた人が自らも認知症になるとはどんな気持ちなのかというのが素直に知りたくて読んでみました。体験記、闘病記や自伝なんかは溢れ返っていますが「認知症の権威が認知症になった体験談」というのは貴重すぎます。

認知症になった人が自分の変化をどのように感じ取っているのか、周囲の人からどのような支援をしてもらいたいかということが書かれており、看護師として新たな知識を得た本でした。

【19冊目】語彙が増えると世界が変わる:語彙トレ

おすすめ度:3.5

語彙力ってどうやったら磨けるのか知りたくて手に取った作品です。なぜ語彙力が必要だと思ったかというと、いつも同じような言葉を繰り返している自分がいることに気づいたので。

この本の中で新鮮だったアイデアは語彙が増えると見える世界が変わるということ。自分の感情を適した言葉で表現できると視点が増えますね。確かにnoteを書いていて上手くいったと思う瞬間は物事を的確に表せたときです。

語彙トレというタイトルから語彙力を増やす方法についてまとめられている本なのだろうと勝手に想像して購入しましたが、方法論自体について書かれている内容は少なめです。いろんな言葉を使いこなして人生を豊かにしようと力説している自己啓発書っぽくなっています。

【18冊目】本場・メキシコ流のダークストーリー:テスカトリポカ

おすすめ度:3.0

メキシコ麻薬密売組織のボスが襲撃を受けて、組織解体、新たな地で新たなビジネスを始めるというダークサクセスストーリー。この舞台から想像できると思いますが、めちゃくちゃダークな世界です。まさに悪そうな奴は大体友達。悪そうな奴と大体同じ。

あらすじを読んだ時にうわーっと思ったんですが直木賞受賞作品ということでミーハーな自分としてはとても気になりました。でもやっぱりダークすぎる。色々と描写が細やかで、ね。あんまり詳しくは書きませんが。

この世界観に入りすぎて自分で車を運転する時には必ず鍵をかけるようにしたし、車に近づいてくる人がいきなりマシンガンをブッ放つんじゃないかと心配になりました。裏社会とか好きな方には面白い作品だと思います。

【17冊目】安心して読めるサクセスストーリー:陸王

おすすめ度 4.5

半沢直樹で大ヒットした池井戸潤の作品です。この作品がドラマになっていることを知らずに読んでいましたが冒頭から引き込まれるストーリー展開で、2日間ずっとオーディブルに没頭していました。

ストーリーはよくある「ある目的のためにみんなで協力する」というもので、半分まで読む前に終わりが大体想像できてしまいました。しかし、キャラクターの熱量に魅了されて読み進めてしまいます。「働くこととは?」ということを教えてくれるいい作品でした。

>>陸王のレビュー「働くとは?」を教えてくれる

【16冊目】聴くお金の授業:バビロンの大富豪

おすすめ度 4.5

古代バビロンから続くお金持ちになる方法が書かれた本。人生において自分がやりたいと思ったことはだいたい他の人が経験しています。大繁栄した先人が答えを出した財テクに興味はありませんか?

この本は登場人物が会話しならが進むので、人の会話をその場にいながら聴いてる感じ。お金の本だけどが、集中して聴くほど難しい計算がなく、ラジオを聴いてる感覚で気軽に聞けます。

バビロンの大富豪のレビュー記事はこちらからご覧ください。
>>バビロンの大富豪をレビュー:お金の勉強初心者が知るべき古から伝わる教え

【15冊目】交渉のコツは交渉しないこと:本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術

おすすめ度 4.5

交渉と聞くと映画で身代金を要求する犯人に対してFBI捜査官が様々な技法を使って相手を何とかやりくるめるようなイメージがありました。しかしこの本で紹介されている交渉はもっと日常的なもの。どうお願いすればお小遣いを少し増やしてもらえるかというような。

多くの人が抱くような交渉のイメージからはかけ離れた側面を教えてくれます。僕は看護師なので医師・患者・同僚など様々な人に何かをしてもらい、何かを引き受けることの連続です。その中で仕事を円滑に進めるためのヒントがたくさん隠れています。

【14冊目】オージースタイル資産管理術:The Barefoot Investor

おすすめ度 4.0

将来どこの国で、どんな風に暮らしているかわからない。海外在住者にとって将来への不安が全くないと言えば嘘になるでしょう。年齢的にもお金のことをしっかり考えたい。

そんなときに読んだ1冊です。「郷に入っては郷に従え」オーストラリア流のお金の知識、ルールを学ぶことで今何をするべきか教えてくれる初心者に優しい本でした。

【13冊目】ストレスを解消してくれる?:嫌われる勇気

おすすめ度 2.0

アドラー心理学という自己啓発の源流と言われる学問を解説するための1冊。本屋、アマゾンなど、どこを見ても最高の評価を受けています。

理由は全員がいい人であろうとする社会で「周りに気を使いすぎる必要はない」という主張が注目されたからだと思います。

アドラー心理学の説明としてはいい本なのかもしれないけど、実践的ではない部分が目立ってしまいあまり魅力的には感じませんでした。

いや、難しくない?この本?僕はあまり内容を理解できないまま終わりました。

わからない気持ちを込めたモヤモヤレビューを書きましたのでよろしければ。>>「嫌われる勇気」レビュー:評判良すぎじゃない?

【12冊目】物語の王道:ハリーポッター

おすすめ度 4.5

言わずと知れた人気作品ですね。魔法使いのハリーポッターが学校に入学して友達と色々なハプニングを乗り越えながら成長していく物語。ストーリーが面白いからすぐに引き込まれて、どんどん聴き進めてしまいます。

JKローリングの作品は盛り上がり部分まで時間がかり、説明部分が少し長く感じるのはシリーズを通して同じです。しかしクライマックスにかけての盛り上がりと興奮がそれまでのフラストレーションを吹き飛ばしてくれます。

【11冊目】コミュ障克服に:超雑談力

おすすめ度 4.5

日常会話やビジネストークというものがあるように「雑談」という話し方もあるのだと教えてくれる本です。つまりは雑談には雑談に適した話し方・テクニックがあるということ。

僕はもともと口下手で初対面の人(知り合いでも)と会話で盛り上がることが苦手でした。気の利いたことを話すなんて無理。

そんな人にとっていくつかの上手な雑談テクを知ることは会話の糸口を見つけるヒントになると思います。かなりお気に入りの本です。

【10冊目】発想方法を学ぶ:パン屋ではおにぎりを売れ

おすすめ度 4.0

誰でもアイデアがなかなか出なくて困ったことは何度もあるでしょう。この本では一見して、もうアイデアが出ないと思ったところから更に頭をねじって考えを絞り出す「発想の方法」を説明です。

著者は、本の編集者というだけあって、どのような切り口で本を書けば売れるかという独自のヒットの法則を持っています。特に既存のものを掛け合わせるだけで新しい視点ができるという考え方が面白かったです。この他にも山ほど技術が紹介されていて、パン屋さん以外でも楽しん読めます。

【9冊目】集中力にも鍛えられる:自分を操る超集中力

おすすめ度 4.0

集中力を保つ鍵が科学的根拠とともに紹介されています。「集中する方法」ももちろん参考になりますが、特に気に入ったのは第3章の疲れをリセットする回復方法でした。

疲れがなくなれば自然と集中力も高まるという考え方の方が無理に「集中しなければ!」という強迫観念のような思いを持たなくていいので納得できました。

【8冊目】ブームの火付け役の日本語版:FIRE 最強の早期リタイア術

おすすめ度 4.0

最近流行りのFIREについて深く知りたかったのでオーディブルで聴きました。何冊もFIREに関する書籍はでていますが、これほど初心者に優しく書かれている本はありません。

FIREは今までいくつも出ては消えてきた投資の方法の1つに過ぎないと考えていました。しかし、本から著者夫婦の人生そのものだとわかり、考え方などが勉強になりました。

オーディブルでききましたが、数字が出てくるとなると活字の本の方が見直したり、パッと見て金額がわかるというメリットはあると思います。

【7冊目】国造りって大変:家康、江戸を建てる

おすすめ度 3.0

徳川家康が江戸の土地を貰ってからどのように都市を作り上げたかを描いた歴史作品。歴史物によくある「誰と誰が戦って」という内容はほとんどなく、家康がいかに江戸を築いたかという視点で書かれた作品。

読書する前にもう少し説明を読めばよかったと後悔している点は、ほとんど家康が登場しないこと。もちろん家康自身が江戸の町を作り上げることはないので当然と言えば当然ですが、かなり影が薄いので勝手に期待してた内容とは違って残念でした。

【6冊目】だからあの広告、よく見るんだ:ハイパワー・マーケティング

おすすめ度 4.0

Youtubeで紹介されていたのを見て気になって読んでみました。ビジネス界ではバイブル的存在として扱われている本ということで興味が湧きました。マーケティングの専門書としての評価はできませんがなかなか楽しい本でした。

はっきり言って僕は看護師なのでマーケティングとは無関係分野です。でも読んだら面白い。世の中の商売はこういう風に成り立っていたんだという新しい発見がたくさんあり純粋に楽しめました。

難しい専門用語がほとんどなく、予想していたよりもすんなりと聴き終わってしまいました。

【5冊目】瞑想が人気の理由を見つけた:世界のエリートがやっている最高の休息法

おすすめ度 3.5

瞑想の入門書ともいえるような本。教授とその教え子が会話を通して瞑想への理解を深めていくというストーリーで読者に説明しています。

良かった点は、僕も興味があったので瞑想を試してみて、実際に疲れの回復を実感できたことです。終わった後の頭がスッキリする感覚はぜひあなたにも味わってもらいたい。

しかし、最近のオーディブルにありがちな「ストーリー形式」の展開があまりしっくり来ていません。瞑想の効果を説明したいのはわかりますが、証拠を示すために海外の文献を羅列するような会話は不自然でした。

本の構成に沿ってムリヤリ会話を当てている感がいなめない。その辺りのモヤモヤを受け入れられれば、瞑想の入門書としていい本だと思えました。


【4冊目】リアルな嫉妬の描き方に引き込まれる:劇場

おすすめ度 4.0

2021年1月のボーナストラックとしてもらった1冊。芸能人の書いた小説なのであまり期待はせずに読み始めました。が、最初からナレーションのボソボソとした感じの話し方が、著者の顔を強烈に思い出させ、興味を鷲づかみにされました。

どんな人でも他人と比べて、わざわざ自分から落ち込むことはよくあります。主人公は自分より優れた人を見つけては自己嫌悪に陥る人。人の良い部分に気付くのに、いつも比べて、自分を卑下する。これが僕にも当てはまって感情移入してしまいました。

【3冊目】バキX哲学の異色タッグ:史上最強の哲学入門

おすすめ度 3.0

漫画バキシリーズを模して歴史上の有名な哲学者では誰が最強かというテーマで書かれた本。バキファンをクスッとさせるネタを仕込みながら、哲学者の思想と彼らにまつわるエピソードを紹介しています。刃牙好きで、少しだけ哲学に興味があったので読書してみました。

31人の哲学を紹介するのは少し多かったのかな。繰り返しは避けられず寝落ちたことが何度かありました。またバキというエッセンスを加えるなら最低でも誰が「史上最強か?」という著者独自の答えが欲しいです。

僕が最強だと思ったのはニーチェの「神は死んだ」という言葉でした。

【2冊目】奇抜エピソードの続編:民王 シベリアの陰謀

おすすめ度1.5

総理大臣の武藤親子にまたまた難題が降りかかってくるシリーズの続編。今度は得体のしれないウイルスの感染を食い止める政府を描くという、なんともタイムリーなトピック。

前作でも感じた「ちょっと無理があるかな」という印象がかなり増したストーリーになっており、正直言ってあまりおすすめしません。登場人物の性格が変わっていて違和感がありました。小説の気持ちいい終わり方が大好きな僕としてはこのラストは、ん-、あんまりです。

【1冊目】人格入れ替わり親子:民王

おすすめ度 3.0

昔からよくある人格が入れ替わっちゃうストーリー。それを半沢直樹で有名な池井戸潤が書くとこうなる。総理大臣とだらしない大学生の親子の人格が交代してしまうとこうなるだろうな、というあるあるをしっかりと押さえています。

全体的に「こんなことあるか!」と突っ込みたくなる衝動にかられますが、大学生がムリヤリ就職活動をする姿や、総理大臣であってもプライベートではこんな感じなんだろうと想像できるところが面白かったです。ドラマ版に出演していた金田明夫さんがナレーターをやられていて豪華です。

池井戸潤と言えば憎いほどの敵役をガッツリ倒して気分爽快で終わるストーリーが代名詞なので、ラストには少し肩透かしを食らったような印象が残ります。

今後もどんどん追加していく予定です。

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