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息子はパニックにならなかった!おばあちゃんの病気を伝えたとき

姑の突然の変化

8月末は、姑と息子と3人で皆生温泉へ1泊旅行へ行きました。

食べて飲んで!

9月の半ばには、姑は、神戸で人気の中国料理屋さん、
「別館牡丹園」で、かた焼きそばをペロッと食べていました。

9月の末ごろから突然食欲がなくなり、
「休肝日なんか作るぐらいだったら死んだほうがマシや!」と言っていたのに、焼酎もピタっと飲まなくなりました。


原因がわかったと思い、一瞬は安心した

かかりつけの内科で「尿路感染症」と診断されました。

「やれやれ原因がわかって良かった!」
(初めは姑も安心したのか)ちょっとご飯が食べられるときもあったのですが、本当に一時的なもので、また食べられなくなりました。
処方された薬を5日間飲んでも、たいして変わりませんでした。

試行錯誤もむなしく...

白いお粥を4、5口と梅干を1個食べるだけで、精一杯になっていました。

「白粥だけでは倒れてしまう!」
肉や野菜をトロトロに煮込んだスープを作り、(食べないので)具材は無しで、スープだけをお粥に混ぜて、とき卵もいれて「おじや」にしたら、イヤイヤですが、なんとか少し口にしました。

山芋をすって白だしで伸ばし溶き卵を混ぜたもの
柔らかい高野豆腐、種なしブドウ、湯豆腐、みそ汁の汁だけ
小さく切ったバナナ、サツマイモを蒸してつぶしたもの、
はんぺんをそのままわさび醤油で...

など、姑がチョッと口にし(食べるというよりも口にちょっと入れる感じ)「美味しい♡」と言われると、涙が出ました。しかし、
「もういらん、白いお粥さんと梅干しだけがいい!」と、必ず言われてしまうのです(ToT)

総合病院へ

かかりつけの内科で紹介状を書いてもらい、総合病院で徹底的に検査をしてもらいました。

CT検査で腫瘍が見つかりました。
悪性でした。それが尿路感染の原因にもなっていたのです。

命の期限まで医師から宣言されました。

姑のことを非常に心配している発達障害の息子の心が心配

一緒に暮らしているので息子に姑のことを隠すわけにはいきません。

★変化が非常に苦手
★思いがけない事があるとパニックを起こすことがある
★境界線があやふやで、他の人のつらいことを、自分のことのように感じる
★心の整理に非常に時間がかかる

上記の特性を考えただけでも、正直ゾッとしました。

学んだことが活かされた

姑は大丈夫ではありませんし、
「大丈夫」という、
一時しのぎのあやふやな言葉は、息子に使いませんでした。
事実だけを淡々と伝えました。

発達障害について学んでいたことが、非常にありがたかったです。


息子の反応は意外なものだった

「そうかあ...もしかしたら?とは感じていたんやよね。」
「気持ちをシッカリ持たなアカンね!」
つらいながらも、一生懸命自分に言い聞かせていました。

息子は姑にこう言いました。
「おばあちゃん、○○さんも△△さんも、医者の余命宣告よりも随分長く生きたでしょ?おばあちゃんも強い心で頑張って!」

私の想像した息子とは真逆のものでした。


自宅での緩和ケア、これから色々あると思う

医師の話を詳しく聞き、本人と私の意思がハッキリしました。
暫くは、自宅で出来るだけ楽に過ごせるように緩和ケアをします。

今のところはトイレは自分で(歩行器で)行けますし、認知症はありません。ゆっくりなのか、急なのか、どう変化していくのか定かではありません。その都度考えていくしかないと思っております。

幸い、私のかかりつけの病院が、訪問看護を手厚くなさっていることが、つい先月わかりました。いろんな人や場所に頼りながら、あまり無理をし過ぎずにやっていこうと思っています。

暫くは、大好きな姑との時間を大切にしようと考えております。
皆さんのnoteの記事を読む時間が前より減るかと思います。
ご理解いただけると、大変嬉しいです。

この経験も、いつかどなたかのお役に立てる日が来るのではないかと思います。今後とも「たおたお」をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

...と言いながら、またシレっと記事を書くと思います(*^_^*)


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