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CVA時期別OT研修会

うどん県OTのだんです。

今回はCVA時期別OT研究会についてご紹介させていただきます。

私の記事に度々登場するCVA時期別OT研究会。いったい何なんだ?と思われる方もいらっしゃると思うので、説明回を作成しちゃいます。

CVA時期別OT研修会

OTさんのだけの、OTさんのため、OTさんによる研修会になります(PTさん・STさんすいません・・・)。
臨床の各時期(急性期・回復期・生活期)の患者さんの特徴を捉えた専門的な関わりを提案してくださります。

2023年度

そんなCVA時期別OTHER研修会ですが、2023年度をもって終了することが決定しました。
今年は山梨・高知・大阪・大分会場で対面式で開催されます。
それぞれの会場で異なる内容で開催されますので、旅行がてら学びに来てはいかがでしょう?
お近くの会場から遠くの会場まで、皆さんの参加をお待ちしています。
申込みは↑のリンクから!

コース紹介

コースは全部で3つ

  • 包括コース

  • 知覚−運動アプローチコース

  • OT−ST−Jointコース

それぞれについて講師と内容について紹介していきます。

すべてのコースでリーダーを務める講師はOT協会の副会長でもある山梨リハビリテーション病院の山本伸一先生です。

コースオーガナイザー 山本 伸一 先生

包括コース

包括コースは比留間先生・澤先生というレジェンドな講師により、中枢神経疾患の全体を見渡せることを目標にしています。

包括コース 講師

包括コースでは、疾患のことに加えて、対象者さんを取り巻く背景(医療情勢や介護保険について、ご家族様や多職種との連携、福祉用具や住環境など)を包括的に捉えるコースになります。もちろん、自宅に帰った後のことや、その後に必ず関係してくるであろう認知症のことなどについても掘り下げてお話してくれます。

知覚−運動アプローチコース

知覚−運動アプローチコースは現在(2023年)、山梨県・高知県・大阪府の3会場で開催されています。
今後、九州会場が開催を予定しています。

山梨会場 講師
高知会場 講師
大阪会場 講師

知覚−運動アプローチコースでは、その名の通り「知覚−運動アプローチ」について学べます。
ヒトが活動するために知覚情報が必要になり、知覚情報を得るためには動くこと(運動)が必要になります。この知覚−運動循環について実技体験を通して学べます。
知覚−運動アプローチコースでも、各時期の特徴に応じてテーマを取り上げ、より実践的な内容を体験できます。
具体的な内容については、各会場・開催時期に応じて変わるため、いつ参加しても違う内容で新しい発見があります。

OT−ST−Jointコース

OTとSTでのJointコースになります。

OT−ST−Jointコース 講師

JointコースではOTの専門性の一つでもある道具操作(食具:スプーンやお箸)とSTの専門性の一つでもある摂食(嚥下や口腔内の問題など)をJointし、食事という課題に協業して取り組んでいきます。
そのために、お互いの知識と技術を理解し、実技練習や症例検討などを一緒に行うことで、どのように協業していくのかを学べます。

まとめ

3つのコースに別れた研修会ですが、根幹にあるのは中枢神経疾患に対するリハビリテーション技術の向上と、全国各地のセラピストとの情報交換です。
中枢神経疾患のリハビリテーションで困っているのであれば、ぜひご参加をお待ちしています。


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