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多くの人が健康を元気を維持できるためには

両膝の変形性膝関節症の手術をして昨年の9月末に退院した父が、それまで家族の手を借りないといろいろできずにいて、理学療法士さんの勧めで介護申請まで乗り気でしてしまう父にヤキモキしていたのですが、3月後半から自分で車に乗り買い物に出かけたり、床屋に行ったり、孫の家にいけるようになりました。

いろいろできるようになってきた父が、この間こんなことを話していました。

退院してからもっと早く復帰できると思っていたし、リハビリの先生とか、もっと親身になって手を引っ張ってほしかった。


僕は、公的施設のトレーニング室を週に2回担当させていただいています。

先日、ご高齢の利用者さんが、「この地域にいる、高齢者はもっとここを利用すればいいのにな。声をかけても、出てこないもんな。」とトレーニング仲間と僕に話していました。

僕は、そこからの会話をいろいろ聞いたうえで

「恐らく、皆さんのようにご自分で探して、または仲間内の紹介でここに来られる方は、ごく少数だと思います。多くの方は、誰かに手を差し出して欲しいと思ってるんじゃないでしょうか?
多分、元気なうちにそういった高齢者に手を差し出せずにいるから、介護サービスによって、誰かの手を借りることを選ぶんじゃないのか?僕はそんな風に感じます。」とはなしました。


また別の方は、町会で、町内会を月に二度散歩するという機会があることを教えてくれました。

僕が「けどそういうのって、活動的な人しか来ませんよね?」と伺うと、そうだと教えてくれました。


高齢化社会において、健康でいられる期間をできるだけ長く保てるようにすることは大切なことだと思います。

公的なところも、町会の活動も、任意団体で活動されていることも、元気な高齢の方が何かをする機会は、主体的に行動ができる人にとってはよりよいことが揃っているように感じます。

だから課題は、「本当は参加したい」という心の声や、ひとりでは心細いという気持ちなどに傾けることができるかな気がしています。そして、手を差し出し、迎えることができるではないでしょうか。

また、父の回復後の希望は、
「少年野球に顔を出したい」
「プールに行きたい」
「前にお世話になった整形外科の先生に、ご挨拶に行きたい」
といった、いわゆる日常に溢れている、何気ない人間の欲求を叶えることです。

からだを動かすことに関わる僕ですが、トレーニング=鍛えるものとか、機能回復といった考えたよりも、その時間を通して、対象となる方とたくさん対話し、それもたくさん僕が聞き、普段吐き出しきれず、満たされずにいる欲求を感じとることの方が大切なんじゃないかと思っています。

“もうひとりじゃない”と感じることができ、何か悩んでいたり不安を感じることがあったら、あの人が聞いてくれる。これほど強い味方はいないと僕は思うからです。

話すだけ話して、心がすーっと晴れやかになって、ポンポンと弾くような心の張りを感じることができたら、「よし、やってやろう!!」と強い気持ちで、目の前のことにチャレンジすることが積み重ねていけるんじゃないかなと思っています。

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僕の活動に関心を持っていただきご支援いただける方はよろしくお願いします。一人でも多くの人が心が弾むような生活が送れるように悩み事をひとつひとつ丁寧に対応していきたいと思います。がんばります!!