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日本の国家安全保障2000年代 64


#多様性を考える

第1節  平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力


第3項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 1

 
航空総隊(府中基地)のもとに

北部航空方面隊、中部航空方面隊、西部航空方面隊、南西航空混成、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団

が設置された。


北部航空方面隊には

第2航空団(千歳基地)、第3航空団(三沢基地)、北部航空警戒管制団(三沢基地)、第3高射群(千歳基地)、第6高射群(三沢基地)

がある。


中部航空方面隊には

第6航空団(小松基地)、第7航空団(百里基地)、中部航空警戒管制団(入間基地)、第1高射群、第6高射群

がある。


西部航空方面隊には

第5航空団(新田原基地)、第8航空団(築城基地)、西部航空警戒管制団(春日基地)、第2高射群

がある。


南西航空混成団には

第83航空隊(那覇基地)、南西航空警戒管制団(那覇基地)、第5高射群(那覇基地)

がある。


航空支援集団には

航空救難団(入間基地)、第1輸送航空隊(小牧基地)、第2輸送航空隊(入間基地)、第3輸送航空隊(美保基地)、航空保安管制群(入間基地)、航空気象群(府中基地)

がある。


航空教育集団には

第1航空団(浜松基地)、第4航空団(松島基地)、第11飛行教育団(静浜基地)、第12飛行教育団(防府北基地)、第13飛行教育団(芦屋基地)、航空教育隊(防府南基地)

がある。

補給本部は十条基地(十条駐屯地)にある。



戦闘機が配備されている基地には基地防空隊が設置されている。


基地防空隊

には、

第2基地防空隊、

第3基地防空隊、

第4基地防空隊、

第5基地防空隊、

第6基地防空隊、

第7基地防空隊、

第8基地防空隊、

第9基地防空隊、

がある。


以前は基地防空群としてレーダー・サイト防空なども担当していたが、戦闘機配備基地のみの防空を担当する基地防空隊となった。


基地防空隊

には

81式短距離地対空誘導弾、

91式携帯地対空誘導弾、

VADS(バルカン防空システム)



配備されている。


81式短距離地対空誘導弾



赤外線誘導短距離地対空ミサイル

である。


91式携帯地対空誘導弾



赤外線誘導とCCDカメラ画像誘導



個人携帯地対空ミサイル

である。


VADS(バルカン防空システム)

は、

M61バルカン20mm機関砲の地上配備型であるM167機関砲、

F-104スター・ファイター戦闘機に搭載されていたM61バルカン20mm機関砲を取り外し対空機関砲に改造したもの、

がある。


以前は

FIM-92スティンガー携帯地対空ミサイル(赤外線誘導+紫外線誘導)も配備されていたが、91式携帯地対空誘導弾に代替されていった。


81式短距離地対空誘導弾の後継には、2011年に基地防空地対空誘導弾が開発された。




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