日本の国家安全保障2000年代 66
第1節 平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力
第3項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 3
三沢基地に配置される
グラマン E-2Cホーク・アイ早期警戒機
は、
合衆国海軍の空母での運用を前提に開発された早期警戒機で、小型の機体となっている。
1976年
の
ミグ25戦闘機亡命事件
では、
地上レーダー、マクドネル・ダグラス F-4EJファントムⅡ戦闘機
ともに
ソ連から亡命してきた
ミコヤン MiG-25戦闘機
を
見失い、
函館空港に強行着陸された。
そのため空中早期警戒システムの導入が急がれた。
グラマン E-2Cホーク・アイ早期警戒機、
ボーイング E-3セントリー空中警戒管制システム機
の
導入が検討され、
価格が安い
グラマン E-2Cホーク・アイ早期警戒機
が
採用された。