夏雨は泡沫のように
夏よ、こい
最近、少し前の歌をYouTubeで聴きまくっている。
無性にサンボマスターの『世界はそれ愛と呼ぶんだぜ』が聴きたくなり、早速調べてみた。そういえば、なんかよくわからないけど『電車男』結構好きだったな。オタクと美女がだんだん近づいていく話。伊藤淳史が本当にはまり役で、この役者さんすごいなと思ったのを思い出す。
「愛と平和」という言葉を何度も繰り返す感じがまたいい。サンボマスターが熱意を込めて歌っているのがひしひしと伝わってくる。熱血系、悪くないなと。必死に生きている人は泥臭くても不思議と人の心を惹きつける。もう細かいことはどうだっていい。今の自分から一歩踏み出して、何か変えたいと思えるものがあるのであれば。
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先日TSUTAYAで『君が世界のはじまり』という映画のDVDを借りた。近頃はAmazonプライムとかNetflixとかネット配信サービスばかりで映画を見ていたので、実店舗でDVDを借りるのが逆に新鮮だった。
本作品では思春期真っ盛りの七人の高校生の葛藤が描かれている。それぞれになかなか人に伝えることのできない事情を抱えていて、ある時高校の同級生が父親を殺害した出来事によって、彼らの心が揺れ動いていく。ベタベタの青春物語って感じなんだけど、その素直なひたむきさみたいなものが羨ましいなと思ってしまった。
そしてその時劇中でかかっていたのが、ブルーハーツの『人にやさしく』。「気が狂いそう」というフレーズから始まって、軽快なバンド音に乗って歌詞が流れていく。ブルーハーツ、よい。サンボマスターの歌もそうだけど、私が小学生のころ流れていた曲ってどうしてこんなにも情熱に溢れていたのだろう。今の曲も確かにいいなと思う曲があるのだけど、心に響いてこないなと思ってしまうのは私だけだろうか。
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突然の告知
さて、なんの脈絡もなくて申し訳ないですが、明日から久しぶりに小説をnoteに投稿していこうと思います。
夏はどうやら創作活動も意欲的になるらしいです。生きていく上では何か情熱を傾けられるものが必要。何も期待せず毎日ぼーっと生きている人と、何か信念を持って生きている人とでは目の輝きが違います。
ちなみに余談ですが、私は夏休みの宿題はどちらかというと最後三日間でようやくエンジンがかかる人間だったというのはここだけの話です。
過去長編小説を1本書きましたが、正直なところnoteで長い物語を書くのは難しいのかしらんと書き終えた当時思っていました(というより問題なのは私の文章力の方かもしれませんが)。が、別に何度挑戦しても無駄にはならんよと内なる小人が耳元で囁いてくる。ということでまた懲りもせずに投稿します。中編小説(鋭意執筆中!)ですが。
↓過去書いた長編小説
短編も含めて続けて6本、寄稿しようと思います。物語の中には夏特有の匂いや懐かしさ、切なさみたいなものをギュッと閉じ込めました。
今回小説を書くにあたり、いくつかの企画にこっそり参加させていただいております……!本文中では言及する部分がありませんが、この場を借りて企画への感謝の気持ちを綴らせていただきます。おそらくすべて書き終えたら改めて企画に対する謝意を示します。
夏雨は泡沫(うたかた)のように
・ショートショート:『渚』
・ショートショート:『サニー・サイドエッグ・シンドローム』
・短編小説 :『クリィムソーダの記憶』(A面・B面)
・中編小説 :『ビロードの掟』
・ショートショート:『夏が消えた日のコト』
<公開時期>
『渚』・・8/5
『サニー・サイドエッグ・シンドローム』・・ 8/6
『クリィムソーダの記憶』(A面)
・・8/9〜18、総集編8/19
『クリィムソーダの記憶』(B面)
・・8/21 ※有料記事としました。
『ビロードの掟』
・・8/23〜10/5
『夏が消えた日のコト』
・・10/6
だいたい午後8時くらいに日々更新していく予定です。
毎日少しずつ読むのはめんどくさい!
という方はぜひ総集編を読んでいただくのがお薦めです…!
※期間中、マガジンに随時記事を追加していきます。
少しだけネタバラシすると、この物語たちは少しずつ他の世界とリンクしています。伊坂幸太郎さんや辻村深月さんの小説における世界観が好きで、ちょっと真似しました。全く真似になってないかも知れないですが。
それと短編小説の『クリィムソーダの記憶』B面については、人生初・有料記事にしようかなんて考えてます。(どなたかセブンコーヒー一杯我慢して読んでやるか、という心優しい方がいらっしゃると励みになります……)
またこの記事の読者でぼんやりと夏に関する記事書こうと思ってたんだよ、という方。「 #夏雨は泡沫のように 」というタグをつけていただきましたら、随時マガジンに追加させていただきます。
・何かの折に、記事で紹介いたします。
・追加する際、幾分かタイムラグ発生します。
・ジャンルは問いません。タグを連想させるものであれば大丈夫です。
特に企画という形ではないです。「あ、ついでにタグつけておくか!」的な軽い感じで。素敵な作品、お待ちしています……!
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小説の内容に関して、是非感想でもご意見でもそのほか雑談でもコメントを盛大にお待ちしております。ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました。ではでは明日からもよろしくお願いします。
最近、ZONEの『secret base ~君がくれたもの~』ばかり聞いています。この時確か私小学生とかだったと思うので、月日は本当に光陰矢の如しという感じです。
末筆ながら、応援いただけますと嬉しいです。いただいたご支援に関しましては、新たな本や映画を見たり次の旅の準備に備えるために使いたいと思います。