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虚空に響くサイレン
14時間くらい眠ったので頭の中がいい感じに空っぽになっている。
空っぽになっているというよりはごちゃごちゃと散らかっていたものが棚の中に整理されてクリーンで軽いという状態。
そんな時はなんかいい文章が書けるような気がする。
せっかくなので昨日ごちゃごちゃと頭の中を散らかした原因について考えてみる。
それは何となくTwitterを開いたら回ってきた一件のツイート。
「昨日職場から帰ったら旦那が死んでいた。」
今日のご飯、仕事、空の様子。
そんなみんなの平凡な日常を切り裂き、
どす黒いレーザー光線のごとく目。
いや、どこにあるかも分からない心に飛び込んだ。
見るとまだ25歳。
どんなに苦しいか自分では想像を絶するものだろう。
ただ、そんな状況にもかかわらずこう言っていた。
今ある愛を当たり前と思わずに大切にしてください。
この一言でその人の人となり全ては決して分からないけど協力したい、寄り添いたいと思い寄付をした。
ベッドの中でもやもやと当たり前ってないんだよな~。
どんな形かは分からないけど今もどこかで誰かが生まれて、誰かが死んでいる。
どす黒いレーザーも煌びやかな光も目に見えてないだけでありふれている。昨日自分にそのレーザーが身体を貫通して心まで届いたのはきっとそんな必然のことを忘れていたから。
単純に死をどす黒い、生を煌びやかなんて表現するのは間違っているかもしれないが今の自分にはそう写る。
救急車のサイレン音がいつもより近く感じた。
ホームレスの記事に貴重な時間を使って読んでいただいてありがとうございます。 支援のお礼には私の好きな言葉をランダムで送ります。 皆様にとっていい日になることを祈っております。 私も全力で今を生きます。