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マメ科植物の特徴 ー 窒素固定

理科の教科書から何からでよく知られていることなので
敢て見せるものでもないんですが、今日の天気予報を信じて?
ちょっと植え替えを敢行したもので、その際に折角なので
落花生の根を撮影しました。

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で、その丸い粒が根粒です。
マメ科の特徴であるこれに限らず
動植物の謎の性能、特技があることが多々ありますが、
根粒には根粒菌と呼ばれる微生物が住み着き、マメ類と共生関係になって
大気中や土壌の窒素からアンモニアを生成し自らの成長を促進させる…
というようなことが起きてい…るそうです。

まぁ余り実物を見る機会は無いので知ってるだけ…って話なんですけど、
詳細は今回ちょっと確認しました。

とにかく、昔からマメ類は後々肥料になるからと
耕作地に撒かれたり植えられたりすることはよくあります。
(田畑でマメ科の弱い雑草なんかをしばらく放置させておいたり?)

シロツメクサ(クローバー)なんかが景観的にも扱い的にも簡易で
割と特にそんな目的でなくても庭先に広がっている家もある気がします。

マメ科植物との共生的窒素固定
クローバー、枝豆などのマメ科植物は根に根粒があり、窒素化合物を生産する根粒菌(リゾビウム属)の共生細菌を宿しているため、土壌を肥やすはたらきをすることが知られている。マメ科の大部分はこの共生関係を持つが、2,3の属(例えば、Styphnolobium)は持っていない。

マメ科植物に荒れ地でも生育可能なものが多いのは、いわば根で窒素肥料が合成できるためである。また、沖縄のギンゴウカン群落に見られるように、ある種のマメ科植物は土質を窒素過多にし、そのため他の植物の侵入が困難となり、長期にわたって単独種の群落を維持する場合がある。

Wikipediaによると
マメ科以外にも同様の共生関係を築く植物が知られているとのこと。

Lobaria lichen や、その他の地衣類
アカウキクサ属のシダ植物 (Azolla sp.)
スギナ (Equisetum arvense[6])
ツノゴケ類    ソテツ    グンネーラ属の各種植物
ハンノキ属 (Alnus sp.)   ソリチャ属 (Ceanothus sp.)
ヤマモモ (Myrica sp.)   マウンテン・マホガニー (Cercocarpus sp.)
ビターブラッシュ (Purshia tridentata)
バッファローグミ (Shepherdia argentea)
モクマオウ (Casuarina sp., Allocasuarina sp.)
サツマイモ   珪藻 (Rhizosolenia sp. など)
円石藻(Braarudosphaera bigelowii)

シロアリの体内共生菌には窒素を固定する種が含まれる[7]。

その割に雑草は力強く育ち
わざわざ植えているものは綺麗に育たないんだから、
何が良くないって世話をされてない事、水不足、この時期の強い日射、
植物は地下で戦っているという事で
他の植物に不利な成分を放出したりしているので
そういうのにまあ作物は弱い…という事なんだと思いますけどね。

栄養を独占すると良く育つ、という訳です。

セイソウ(アオジソ/大葉)が群生すると
他の雑草がより付けなくなったり、
ワサビが流れの無い所で生育出来ないのは自身の成分が強過ぎるから…とか
そういう植物の根っこには謎の機能がどうも付加されているようです。


・・・で、植え替えるとまぁぐったりして

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こんな感じになります。
前回他のものを植え直した後はそれなりに大丈夫そうだったんですが
その後暑い日が続いてちょっと葉が怪しくなっていたので
それらも今日の大雨でマシになれば良いですがどうかな?…という感じです。
(マシにというか新しい葉がしっかり伸びれば・・・)


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夕暮れに1時間ほど豪雨

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雨にフラッシュ

今年は本当に足しげく様子を見に行っていますが、
やっぱりあそこはとにかく水が足りてないんだろうな・・・と思うので
如何に水を上手く確保するか、
これが手間なく出来るように何とか工夫出来れば
もうちょっと植えるものも増やせられるので楽しめるのかもしれません。


ま、どうやっても草が先に伸びることは間違いないんですけどね…。

今後しばらくは変化も無いのでひとまず畑シリーズは一旦終了です。

~~~~~~~~~~~あとがき/追記

古めのホームページがやはりよく出来ているので載せておきます。



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