不安の解消を他者にゆだねるということ

タイトルの通りなのだけど、極度に焦ったり不安になったとき、その解消に他者を利用してしまいそうになることがある。具体的には、他者に対して(自分が感じた)不安を煽り、同じように他者にも不安になってもらうことで安心を得ようとする行為を指す。

それをやられた方は「面倒くさい以外の感想がない」と思うのだけど、自身はテンパっているから、相手の気持ち等はお構いなしだ。これは習慣になってしまうと、悪気さえなくなってしまう危険性がある。無自覚な迷惑行為程、タチの悪いことはないので、これは本当に気を付けないといけないと思う。

自分と同じように「他者も不安になるのを見て安心を得ようとする行為」は、自分の弱さ以外の何物でもないと思う。そしてどこか小利口なその解決方法は、表面的な解決にしか繋がらないため、その問題は間違いなく再発すると思う。つまりその不安はずっと付いて回る。

そもそもなんでそういった行動をとってしまうかというと、「平均以下になること、群れから離れることへの極度の恐れ」が原因なのではないだろうか。だから自分が群れから離れないためには「他者を蹴落としてでも生き残ろうとする考え方」が根本にあるような気がする。結果、自分がいっぱいいっぱいになると、相手の気持ちなどはお構いなしにそういった行動に出てしまう。(これは義務教育の影響もあると思う。だからいい子と言われてきた人程、この傾向が強いのではないだろうか)

じゃあどうすべきかというと「人として強くなる他ない」のだと思う。(当たり前のこと過ぎるけれど。。)どんなに自分が不安を抱えたり、違和感を持ったとしても、相手の立場に立って考えることを決して止めてはいけない。

人はピンチになったときに本性が表れる。だからこそ、ピンチなときほど自分を見失わないように。信用が崩れ去るのは一瞬。長い年月をかけて築き上げてきた信頼関係を、たった一回のテンパりで無くしてしまわないように。これは本当に自戒しないといけない。

このnoteだってそうだ。自分の違和感だったり不安をただ感情のままに書き出したとしても、読んでくださった方は不快な気持ちにしかならないだろう。

しっかりと自分の中でその不安だったり違和感だったりを育ててから、アウトプットすること、読み手の立場に立って考えることを止めないよう、心がけたいと強く思った。




最後までお読みいただきありがとうございます〜!よろしければシェアしていただけると嬉しいです!