上田早夕里さんの短篇集で、世界観が素晴らしいです「魚舟・獣舟」

＜ＳＦ（１４３歩目）＞
この短篇集の世界観がいい。この作品で長編を期待しています。

魚舟・獣舟
上田 早夕里 (著)
光文社

魚舟・獣舟 (光文社文庫 う 18-2)

「１４３歩目」は上田早夕里さんの短篇集の傑作の一つ。「オーシャンクロニクル」シリーズもいいですが、「火星ダークバラード」に関連する「小鳥の墓」もとてもいいです。

上田早夕里さんの「オーシャンクロニクル」シリーズの短編集です。
長編である「華竜の宮　ハヤカワ文庫JA」「深紅の碑文　ハヤカワ文庫JA」の世界観が完成する手前の試行を感じます。

このシリーズは、同じ世界観の中で、更なる作品を望んでいます。

また、この短篇集は「火星ダークバラード」の前日譚あり。これも秀逸です。

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