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【ライブレポ】KEYTALKオンラインライブ 2010-2020 【REQUEST】

【ライブレポ】KEYTALKオンラインライブ 2010-2020 【REQUEST】

今回は、11月29日(日)に行われたKEYTALKの第3回となるオンラインワンマンライブ「4密サウンドでSUTEKI HOME 〜甘い甘い蜜のよう〜」2010-2020 REQUEST のライブレポです。

3カ月連続での開催となったこのオンラインライブ、第1回は「2010-2014」、第2回は「2015-2020」と、KEYTALKが活動してきたこれまでの10年あまりの期間を半分に区切り、それぞ

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KEYTALKにハマるきっかけを作った 夢みるアドレセンス「ファンタスティックパレード」

KEYTALKにハマるきっかけを作った 夢みるアドレセンス「ファンタスティックパレード」

卓越したビジュアルを持つ夢みるアドレセンス(夢アド)が、メジャー4枚目のシングルとして2016年に「ファンタスティックパレード」をリリースした。前稿で紹介したメジャーデビュー曲「Bye Bye My Days」から1年後の曲であった。

この曲は、僕がKEYTALK好きになるきっかけを作ってくれた曲でもある。

「Bye Bye My Days」を聴いて受けたインパクトは前稿でも書いた通りだが、2

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少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

邦ロック好きな方は、KEYALKの「MABOROSHI SUMMER」という曲についてどういう印象をお持ちなのでしょうか。

タイトルに「SUMMER」とあること。ライブではメンバーがファンに向け、「わっしょい!」などとコールを求めること。そして四つ打ちのノリのよいメロディ。

フェスで披露されることも多く、「MONSTER DANCE」や「MATSURI BAYASHI」などKEYTALKをメジ

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気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

婉曲しない、あまりにまっすぐな表現だからこそ、素直に響いてくるものがある。
KEYTALKが2019年にリリースしたアルバム「DON’T STOP THE MUSIC」収録の「少年」。

忘れかけていた感覚「少年」MVはドラマ風に演出されたもので、プロットはとてもシンプルなものである。

上司にも怒られ、彼女とも上手くいかない疲れ切ったサラリーマンの主人公が、たまたまつけたテレビに生き生きと演奏す

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KEYTALK「アオイウタ」

どのアーティストの曲にも、比較的表に出やすい、いわば「外交的」な表題曲と、ライブでもなかなか披露のされないカップリング曲やアルバム曲がある。特にカップリング曲は、どうしてもシングルの表題曲の陰に隠れてしまうし、アルバムにも名を連ねないことも多々あるため、ファンでなければ知らない、曲によっては新規ファンはあまりなじみがない、なんてこともあるかもしれない。B面、つまりカップリング曲縛りのツアーをしたり

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秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

「金木犀が香る季節になってきましたね」
2年前の秋に行われたKEYTALKワンマンライブ、メンバーの巨匠だったか小野武正だったかがこう告げて「フォーマルハウト」が披露された。歌詞の中に「金木犀」という単語が入っていること、秋にはふさわしい曲ということなどを考えても、その季節の雰囲気にマッチしていた。
そのライブは珍しくライブハウスでなくホールで開催されたこともあり、ライブハウスとは違った広がりのあ

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