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KEYTALK

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【ライブレポ】KEYTALK 下北沢駅前広場プロジェクト ~Welcome! We LOVE!シモキタ!~

【ライブレポ】KEYTALK 下北沢駅前広場プロジェクト ~Welcome! We LOVE!シモキタ!~

10年前の地下化以降、駅周辺の整備が進められてきた世田谷区・下北沢。
古着やアンティークの店が所狭しと並ぶ、言わずと知れたおしゃれタウンです。
足を踏み入れることで得られる人生のスタンプがあると信じ、大学生の頃は何度か行っていましたが、南西口が整備されて複合施設が出来、東口にバリアフリーの大きなスロープや広めのロータリー?が完成してからはなかなか行く機会もなく、先日の「ゴ会」でようやく初めて駅周辺

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【ライブレポ】KEYTALK 2021年全国ツアー Zepp Tokyo 1日目

【ライブレポ】KEYTALK 2021年全国ツアー Zepp Tokyo 1日目

「この4人で」

ギターボーカルの巨匠(寺中友将)はMCトークでこう言いました。

「音楽をやることが幸せなんだなって」

ふと目を抑えました。
まさかの男泣きです。

アンコールでの出来事でした。

4ピースバンド・KEYTALKがこの10月から11月にかけ、全国10会場を巡るツアー「最高の笑顔でいきますよ!よーい!ACTION! ~お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれませんね。~」を開催

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少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

少しもの悲しい夏曲 KEYTALK「MABOROSHI SUMMER」

邦ロック好きな方は、KEYALKの「MABOROSHI SUMMER」という曲についてどういう印象をお持ちなのでしょうか。

タイトルに「SUMMER」とあること。ライブではメンバーがファンに向け、「わっしょい!」などとコールを求めること。そして四つ打ちのノリのよいメロディ。

フェスで披露されることも多く、「MONSTER DANCE」や「MATSURI BAYASHI」などKEYTALKをメジ

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気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

気がつけば「ごめんね」ばっかり上手になって KEYTALK「少年」

婉曲しない、あまりにまっすぐな表現だからこそ、素直に響いてくるものがある。
KEYTALKが2019年にリリースしたアルバム「DON’T STOP THE MUSIC」収録の「少年」。

忘れかけていた感覚「少年」MVはドラマ風に演出されたもので、プロットはとてもシンプルなものである。

上司にも怒られ、彼女とも上手くいかない疲れ切ったサラリーマンの主人公が、たまたまつけたテレビに生き生きと演奏す

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KEYTALK「アオイウタ」

どのアーティストの曲にも、比較的表に出やすい、いわば「外交的」な表題曲と、ライブでもなかなか披露のされないカップリング曲やアルバム曲がある。特にカップリング曲は、どうしてもシングルの表題曲の陰に隠れてしまうし、アルバムにも名を連ねないことも多々あるため、ファンでなければ知らない、曲によっては新規ファンはあまりなじみがない、なんてこともあるかもしれない。B面、つまりカップリング曲縛りのツアーをしたり

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ライブレポ「KEYTALK 4密サウンドでSUTEKI HOME 〜甘い甘い蜜のよう〜」2010-2014

「ここでこの曲来たかぁ」
一人で観ており共有する人も居ないのだが、画面を観ながら何度も口をついて出た。

9/26(土)、KEYTALKのオンラインライブ「4密サウンドでSUTEKI HOME~甘い甘い密のよう~2010-2014」が行われた。ワンマンライブでは初の試みである。

「4密」とかけた部分もあろうが、「甘い甘い蜜のよう」とインディーズ曲「PASSION」のサビからとった歌詞の一節がサブ

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秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

秋に浮かぶ一等星  KEYTALK「フォーマルハウト」

「金木犀が香る季節になってきましたね」
2年前の秋に行われたKEYTALKワンマンライブ、メンバーの巨匠だったか小野武正だったかがこう告げて「フォーマルハウト」が披露された。歌詞の中に「金木犀」という単語が入っていること、秋にはふさわしい曲ということなどを考えても、その季節の雰囲気にマッチしていた。
そのライブは珍しくライブハウスでなくホールで開催されたこともあり、ライブハウスとは違った広がりのあ

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