制限付きカレーの可能性(次男レシピ)|①冷やし②非加熱③包丁を使わない
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【条件】
・冷やし
・非加熱
・包丁なし
【出来上がったカレー】
「非加熱フィッシュカレー」(別名:パッチ・カリー)
【発想】
まずは、「非加熱」というと、インド・アーンドラプラデーシュ州の料理、パッチプルスを思い出した。テルグ語で、パッチは「生」、プルスは「スープ」。「生ラッサム」とも呼ばれる。タマリンドの甘酸っぱいスープ。カレーじゃないが、手がかりの一つに。冷たいに酸っぱい。
また、「冷やし」ということで、動物性の油脂は、冷えると固まりやすいので、考えた。
冷たいなら魚だな。
スーパーマーケットで、手に取ったのは、鮭フレーク。で、レジで待ってる間に、鮭フレークを見てたら…やば。これ加熱してるわ。と思って、隣にあった、カット済みの〆さばにしました。ハサミで切れるし。
あとは、ローフード。非加熱の食材を食べる主義の人たちの、ローフードラタトゥイユのレシピを参考にした。
レシピ
パッチ・ カリー【2人分】
【材料A】
〆鯖65g
青唐辛子1/2〜1/4本
コブミカンの葉1枚
クミン1/2 (1g)
ガラムマサラ1/4 (0.8g)
ブラックペッパー1/4(0.6g)
ターメリック1/16 (0.2g)
ガーリックパウダー1g
生姜チューブ1g
植物油小さじ2
マスタードオイル小さじ1
【ソースの材料】
ミニトマト6個
タマリンド塊…大さじ1/2
水50ml
レーズン20g
砂糖小さじ1/2
塩小さじ1/2
【材料B】
ズッキーニ 黄1/2本
キュウリ1本弱(ズッキーニと同量)
ミニトマト6個
作り方
①タマリンドを水50mlに浸しておく。
②レーズンを水(分量外)に浸して戻しておく。
③ 〆鯖をハサミで切る。
④(鯖をマリネする)ボウルに、青唐辛子をハサミで切り入れる。コブミカンの葉の筋を切り落とし、可能な限り細く切る。その他のスパイスなど、③を含む材料Aすべてを混ぜて漬け込む。
⑤タマリンドを手で絞って種を取り除き、タマリンドジュースを作る。レーズンは水を切る。
⑥(ソースを作る)ソースの材料を全て(⑤を含む)ミキサーにかける。
⑦材料Bの野菜をハサミで賽の目に切り、ソースと混ぜる。
⑧(盛り付ける)ライスの上に野菜を盛り付けて、鯖のマリネを中央にまとめて載せる。のこったマリネ液は、鯖にかける。
ポイントは、非加熱で、旨みをどれだけ出せるか。カレーらしさは、しっかりした辛さとインド料理の味になればいいかな。と。
●旨みは、鯖本来の旨みとコブミカンの葉。
●辛さは、赤い唐辛子は非加熱だと、ちょっと違和感があったので、青唐辛子で、少し苦味のありながらも、残らない辛さにしました。
あとは、グレイビーに当たる部分は、タマリンドの搾り汁とトマトとふやかしたレーズンで、ソースにしている。このソースは、パニプリのパニに近いものがある。
●包丁が使えないのは、ハサミとミキサーで凌ぎました。
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