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海外販路開拓先のリサーチのポイント④

こんにちは!

グローバルに活躍したい経営者とともに
未来を創り出す

グローバル・コネクトの関口千恵です。
(自己紹介はこちら

今日はオンラインでの海外販路開拓に
おける、営業先企業のビジネス動向の
調べ方を書いていきます。

営業の早い段階から、そこまで深く
調べる必要はありません。

でも、基本的な情報は押さえておいた方が
良いでしょう。

例として、フランスの自動車部品メーカー
であるヴァレオ社を挙げてみていきます。

ヴァレオ社は世界の自動車部品メーカー
ランキングの10位近辺の会社です。

そして、Visibilityと呼ばれる視界領域
(ライトやワイパーなど)では世界
トップクラスの企業となっています。

この視界領域を中心にヴァレオ社の
ビジネスを見ていきます。会社のサイト
からアニュアルレポートやその他の
株主向け資料、その他のページを調べて
いきます。

ニッチな領域なので、多くの方には
関係ない情報だと思いますが、

大手企業であれば、これくらいのレベルの
情報はすぐ取得できるということを
知って頂ければと思います。

ぱっと見ただけでも、以下のような
情報がわかります。

(英語が読めなくても、DeepLという
機械翻訳を使えば大丈夫です!)

【定量情報】

・2021年のグループ全体の売上は
173億ユーロで、内訳は北米19%、
欧州・アフリカ45%、アジア・中東・
オセアニア34%(うち中国16%)、

南米2%である。

・視界領域ビジネスは、ヴァレオ社を
含むトップ4社が世界の60%のシェアを
握っている
(同社のランキングでは
1位:ヴァレオ、2位:小糸製作所、
3位:マレリ、4位:ヘラ)

・視界領域ビジネスグループの2021年の
売上は51億ユーロで、グループ全体の
売上の30%を構成している

・視界領域ビジネスグループは、33,400人の
従業員、48の工場、5つのリサーチセンターと
18つのデベロップメントセンター
を有する

・2020年~2025年の間に、車一台当たりの
ライトの数は1.2倍になると試算されている

【定性情報】

・CO2排出量の削減、直感的な運転と
自律走行車の開発のための一連の技術革新が
成長のドライバーとなっている

・LED照明の普及と継続的な開発。キセノンや
ハロゲンの代わりに BiLEDTMとRefLED
ソリューションが世界中の多くの自動車
メーカーで採用された後、スタイルと
インテリジェンスの面で進化を続けている

・自動車メーカーは、他の道路利用者の目を
眩ませることなくハイビーム運転を可能にする
アダプティブ・ライティング・ソリューション
への要求を高めている

・2019年以降、主に電気自動車において、
リアとフロントの両方で車幅全体にライト
シグネチャーを配置するデザイン傾向が
強まっている

などなど。

また、下記のような最新の製品も動画で紹介
されていました。

元々の目的を忘れてつい見入ってしまうくらい
めちゃめちゃカッコいいです!

PICTUREBEAM®
夜間の運転時には、こんな風に光で周囲の
危険を教えてくれるようになるんですね!

360° LIGHT PROJECTION
道路をプロジェクションで照らすのも
とっても近未来的です。

それではまた!





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