あおい

〜最初で最後の青春編〜

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〜最初で最後の青春編〜

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自分勝手な春

2021年3月31日。 毎年うわ浮いた心でこの季節を迎える。終わりと始まりが同時に来るこの季節にしか味わない感情が芽生える。気づいたら散ってしまう満開の桜を横目に見ながら、新年度の期待に胸を弾ませている。 でも、今年は違う。どこからか罪悪感が生まれている。何にもしていないのに春がきた。何もしていないのに桜が咲いている。4月になってしまった。変化はしたけど成長していない。新学期がスタートする。大人になりたくない。 この日はあるバンドのライブへ行った。そのことをSNSに載せる

    • M-1感想(長め)

      今年もMが終わってしまいましたね どこから話せばいいのか分からないくらい最高の大会でした いつもこれを見るとABCに就職したくなるし漫才師かっこいいなって本気で思います 戦ってる姿がかっこよすぎて 特に今年は初めてのことが起こりました 応援しているコンビが優勝しました 優勝してしまった、と思った 嬉しいのにどこか空っぽな感情になった 優勝? 日本一? もう? 天下とっちゃったよ すげーよ そんなことが起こることも知らず、 15時ちょうどにテレビをつけました 順番決めライ

      • せきらら大阪遠征

        遠征に来たからといって、すべてが楽しい思い出になるわけじゃない。 当たり前だけど、思い通りにいかないときもある。 そんな、インスタには載せない思い出を全部ここに書きます。 2月4日、新宿バスタからはじめての夜行バスへ乗車。 バスの中で明日の計画を整理する。 まず、7時半になんばに到着。 そのあと、大国町近くにある喫茶店でモーニングを食べ、優雅な時間を過ごす。 森ノ宮よしもと漫才劇場で11時の公演を見る。 一月末に目当てのダブルヒガシが追加されていたので、当日券を買って見に

        • SNSやめたい

          2022年を振り返った時に、1番のできごとは やっぱりジャニーズにハマったことなんですよね。 最初は自分の知らない世界がたくさん広がっててめちゃくちゃ楽しくて テレビとか雑誌とか露出も多いし、かっこいいし可愛いし面白いし、他のグループにズブズブはまっていく感覚さえも楽しんでいて イケメンに憧れて髪をショートにして 服の系統も変えたり ダンスを完コピしてみたり 色んな変化があって充実してたんだけど ツアーがはじまって全公演応募した結果、 勿論どこにも引っかからなくて 家

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        自分勝手な春

          M-1の感想書くだけ

          今年も敗者復活出順決め生配信からしっかり視聴。 "くじを引くための順番決め"という骨の髄までコンテンツにしてくれるM-1は最高。 おっと、今年は銀シャリじゃないのかと思いながら見ているとコウテイ欠場の知らせが…。 くじを引くだけなのに毎回、個性がすごい。 ちょうどいいボケを披露する令和ロマン フライングで名前を呼ばれてしまうミキ スピーディーにくじを引き、真っ青な顔で静かに震えるからし蓮根 陰部を掻きまくるマユリカ 架空数字を引いてしまうななまがり 男前すぎて笑いが起きる

          M-1の感想書くだけ

          王道エンタメはコミュ障を救う

          最近、”好きなもの”の欄にお笑い、バンドに続いてジャニーズが追加された。ジャニオタになってからというもの、会話の間口と友達の幅がぐんと広がったように感じる。 私がジャニーズにハマったと報告すると、人の反応は三種類に分けられる。 ①「意外!いいじゃん!」肯定応援タイプ ②「沼へようこそ!」現役ジャニオタタイプ ③「ハマっちゃったか~」元ジャニオタタイプ 私はいままで②と③の人種に深い関わりをもったことはあまりなかったのだが、最近は大変お世話になっている。単純にジャニオタは分

          王道エンタメはコミュ障を救う

          "嫌い"という感情について

          ジャニーズ界隈に足を踏み入れ、その華やかな世界に魅了され夢見心地だったのも束の間、次々と湧き出てくる熱愛、不祥事、グループ格差…。文化の違いを目の当たりにし、批判と悪口についてを真剣に考える2022年夏____。 私はある体験を境に、批判を書き込むことは悪だと思っていた。 中学の時、大好きなバンドのボーカルが芸能人と不倫をした。文春にすっぱ抜かれたのは紅白出演直後の年明けで、一番勢いのある時期だった。好感度の高い美人タレントが相手だったこともあり、かなりの大事になった。それ

          "嫌い"という感情について

          人生初、ジャニーズ沼

          バンドとお笑いを追いかけて7年。 ここにきて新たな趣味が爆誕するとは少しも思っていなかった。 私は好きな芸人目当てでTBSの『ラヴィット!』をなんとなく見ていた。多くの芸人やタレントがひな壇に並ぶ中、ひとり、貴族のような人が混じっていた。黒髪でどこかセクシーな彼は涼しい顔をしてキザな発言を連発していた。彼は舘様と呼ばれていた。 その後、スタジオでテーブルクロス引きに挑戦していた。舘様は自信に満ち溢れた顔でテーブルクロスを引きながら、上のグラス達を盛大に倒していた。MCの川

          人生初、ジャニーズ沼

          知らない男にドタキャンされたので初メンズコンカフェに行ったら楽しすぎた

          彼氏と別れて、全てが吹っ切れた私はマッチングアプリでスワイプしまくる毎日。LINE交換まで漕ぎつけて会う約束までした1人の博多男子がいた。 集合時間の18時に駅に着き、LINEを送信するも返事はない。これは怪しい。 丁寧に「今日来れなそうですか?」と送ってみる。 そこで返ってきた返事がこれだ。 「さっきまで寝てて起きたら微熱やってん😢」 嘘つけ!!!!! 微熱が本当だとしてもはやく言ってほしいし(どうせ嘘)、18時集合なのにさっきまで寝てたもおかしいからな!!!!

          知らない男にドタキャンされたので初メンズコンカフェに行ったら楽しすぎた

          最期

          今期最大の寒波到来。 縮こまりながら新宿へ向かう。 今日は年内最後のサークルの楽しいレクリエーションからの忘年会に行く予定だったが、それよりも大事な用事ができた。  お笑いライブへ行かなければならない。 今日で推しのコンビが解散してしまうからだ。 もうナミダバシというコンビ名で活動することは無いし、2人が並んで見れるのも最後。 こうなったらやはり、サークルをサボってでも行くしかない。ファンとして出来ることなんてこれくらいだ。 私は彼らのおかげでたくさん劇場に通うことがで

          監視されてるんだよね

          またや。またバレた。 Twitterの趣味垢が妹にバレた。 3回目だ。 今回こそは大丈夫だと思ったのに。 前回監視されていると知った時、私は静かに1人で怒り狂い新しいアカウントを作成した。そして妹のアカウントをブロックした。これで絶対に見つかるまい。そう思っていたのだ。 しかし、奴は懲りなかった。 数ヶ月はバレずに済んだものの、つい先日検索履歴に私のアカウントがあったのだ。 そう。奴は新しいアカウントを作って私を監視していたのである! 不思議と腹は立たなかった。怒りを超

          監視されてるんだよね

          箱根こねこね

          一週間前、見どころしかない番組が放送されました。『有吉の壁 修学旅行編』。 いきなりの大量供給に溺れそうなので、記録しておきます。 最初はモノボケ選手権。 チョコプラのらしさ全開の安定したボケからスタート。(するぞー君) 箱根のお土産屋さんのため、多くの芸人さんが兜や剣など日本ぽいものを身につけて登場。 度々現れるお笑い新選組や、必要以上に装備を固めたバカな人達。 判定と格闘する向井。返しは抜群。 普段モノボケを見たことがない方の貴重な姿を見ることができるのも魅力だ。 大

          箱根こねこね

          つもる

          問題が積もる 作業が積もる セミの鳴き声を聞きながら 無気力に 布団に寝っ転がる 喋りたいあの子はやって来ない 「バイトが忙しくて」 今日も明日も 無意識に棒アイスを手に取る 惰性と煩悩の味を 口の中で溶かす 今しか出来ないことは 今は分からない 自由に縛られている 何でもできるから 何にもできない 暇だから 何もしない 街が青く染まった 見えないものと戦いながら 迎える夜 分かるはずもない未来を考える 知らない間に大切なものが 目の前を通り過ぎる そんな

          自分がラジオ番組を作ったら

          もし自分がラジオ番組を作ったら、オープニング曲、エンディング曲、ジングルを何にするか考えました。 完全妄想プレイリストです。一曲には絞れませんでした。 オープニング曲ロックンロールは鳴り止まないっ/神聖かまってちゃん かわいいだけじゃダメみたい/ふぇのたす ハイパーリアリスト/パスピエ 砂の惑星/米津玄師 羽虫と自販機/KANA-BOON ・歌から始まる曲はなんかくどいかなと思って避けた。神聖かまってちゃんは大本命。この曲から始まるラジオ最高すぎる。ハイパーリアリストも

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          もっとオタクになりたい

          先日、私が大好きな雑誌であるQuick Japanの別冊、『芸人雑誌』を買った。Quick Japanも芸人雑誌も読みごたえが尋常じゃない。コアな仕掛けや、あれもこれも読みたくなるような企画ばかりである。現在はネット社会でウェブ記事が発展し、紙媒体が衰退していくのではと言われているが、どうか太田出版さんだけは生き残ってもらいたい。ページの隅の方に書いてある一口メモや、ニューヨークの芸人人生すごろく、有吉の壁のブレイク芸人選手権の早見表。紙媒体ならではの良さがすべて詰まっていて

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          ここ一か月のこと

          私は心が高まったときにnoteを更新するようにしている。自分ひとりの身体だけじゃ受け止めきれないことを世にひっそりと排出している。ペースは月一以上。スマホにも日記をつけているが世に出すようなものではない、と思う。私はnoteに投稿するからには人に伝えたいこと、見てほしいことを書こうと思っている。しかし、それが裏目に出て第三者を意識しまくった極めて気持ちの悪い文章になってしまうときがたまにある。レポーターじゃあるまいし。 先月の投稿から約一か月経った。私は一か月前衝撃の経験を

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