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【人間主義的経営】Vol.17 勝てば和はついてくる

 経営に「人」が大事なことは言うまでもありませんが、近年、人に寄り添い過ぎた経営で業績を落としている会社を目にすることがあります。

ビジネスの現実は競争なので、人も組織も強くなければ生き残れません。特に低成長の日本では、限られた市場の中で競合他社に先駆けて顧客を獲得しなければ、会社の業績は悪化しますし、結果として経済的に社員を不幸にします。そのため、人も組織も仕事の練習と実戦を通じて強くならなければなりません。

「練習もせずに試合に出て点を取ってこい!」というような乱暴な経営にはムリがありますが、「練習はほどほどでいいよ」「自分が出たいときに試合に出ればいいよ」では、人も組織も強くなりません。

強くなることがすべてではありませんが、社会経済の環境が厳しくなっていく中で、豊かで幸せに生きていくためには強さが必要です。

人を犠牲にしながら業績を伸ばしている会社は、もっと人を大切にするべきで、人に優し過ぎて業績が下降している会社は、人にとって本当の優しさとは何かを考えるべきです。

勝てば和はついてきます。

負けてヘラヘラしてたり泣き言や言い訳をしている人や組織より、勝つことで苦労や頑張りが報われ豊かになる人や組織をつくっていきたいと私は思っています。

クロスメディアグループ 代表 小早川幸一郎


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