【出版社の社内学習会】限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮していくために。全社員で「タイムマネジメント」について、考えました
クロスメディアグループでは、ビジネス書の出版事業を持つメディア企業として、「学び」を軸にした企業カルチャーを大切にしています。これまでも、著者の先生を招いた社内学習会を通して、最先端のビジネスの理論や考え方、ノウハウなど、基礎から応用まで、様々なテーマについてを取り入れ実践してきました。
学習会での学びを一人ひとりが自分の人生やキャリア、目の前のビジネスに活かしています。
学習会の背景について
時代とともにビジネスの在り方やマナーは変わっています。
当社では、若手メンバーだけでなく、創業者やベテランメンバーも含め、全社員で新しい時代に合わせた仕事の仕方や捉え方、ビジネスパーソンとしての考え方やマナーを学ぶ必要があると考えています。個々人がスキルを習得することも大事ですが、組織としてビジネス作法の基準を作ることで、会社としての価値観や美意識を全員で認識することができます。言葉だけでなく、作法を共通化するために、学習会は良い機会となっています。
また、出版業界では、様々な業種のプロフェッショナルな方々と仕事をするため、幅広い教養やビジネスの知識、作法を身につける必要があります。ビジネスコンテンツを作り続けてきた出版社として、私たち自身が時代に合わせたビジネススキルを身につける必要性があります。
今回のテーマの背景について
第6回目も朝8時半からリアルとオンラインにわかれて全社員スタッフが受講しました。
今回のテーマは、「タイムマネジメント」についてです。
私たちクロスメディアグループは、顧客志向のサービスと商品を提供するため、行動指針にもあるように、仕事の「速さ」と「質」の両方を大切にしています。
タイムマネジメントを考えることは、スピード感をもち、かつ正確で顧客満足度の高い仕事をすることにつながります。
このような背景から、パフォーマンスを上げていくこと、より質の高いタイムマネジメントとはどういうものかについて、全員で考え意見を交わしました。
今日の学びポイント
・時間を「資本」と捉える
全員に与えられる時間は同じで、かつ有限。パフォーマンスを上げるためには、時間の量を増やそうとするのではなく、時間の質をどう高めていくかが大切。
時間の質の優劣が、仕事の質を決め、それが信用や信頼、評価につながり、結果的に収入や知名度にも影響を与える。24時間という「有限の資本」を、成果に繋がる「スジの良い仕事」に集中的に割り当てていくことだ。
・優先順位を考える
「スジの悪い仕事」をいくら増やしても、生産性は上がらず、成果も上がらない。では、「スジの良い仕事」をするにはどのようにすれば良いのか。
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』でも紹介されているが、「緊急ではないが、重要であること」を最優先事項において、時間配分ができているかを確認したい。
「緊急ではないが、重要であること」が「スジの良い仕事」であり、これが増えると自然に「スジの悪い仕事」が減っていく。
・「自分にしかできない仕事」とは
組織はそれぞれの役割を分担することで、全体のパフォーマンスを上げている。一人ひとりが自分の仕事をきちんと定義し、「自分にしかできない仕事」に注力できているかが組織成長の鍵だ。
自分以外の誰かができる仕事は極力受けないようにし、仕事の受け方と頼み方を考えること。それが組織全体のタイムマネジメントを考えることにつながる。
来月から新しい期が始まります。それにあわせて、新しいテーマで学習会を開始予定です。今後も全員で学びを深め、日々の活動に生かしてまいります。
ただいまクロスメディアグループでは、共に働く仲間を積極的に募集しています。ご興味のある方はぜひ当社の採用サイトをご覧ください。