【大失敗を乗り越えて】〜北京五輪日本代表GG佐藤選手の話〜

2021年7月29日 08:12

おはようございます！
大好きなプロ野球選手は、永遠に元西武ライオンズ赤田将吾さんの星野です。
#赤田さんを知ってる野球ファンにはより一層の親近感が湧く

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▼野球日本代表の五輪の話
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東京五輪で各スポーツ選手が躍動してますね。
昨日は野球の日本代表が初戦をサヨナラ勝ちで飾りました。

昨日、在宅勤務中、休憩で10分くらいテレビを付けたタイミングで、
日本が大逆転するイニングを見れて1人で興奮してました。
野球日本代表には五輪初の金メダルを目指して頑張ってほしいですね。

「野球×日本×五輪」といえば、
野球ファンの間では、とある1人の人物が第一想起されます。

「GG佐藤」―――。
08年北京五輪のGG佐藤選手のプレーは、悪い意味で歴史的でした。

本職のライトではなく
不慣れなレフトのレギュラーとして試合に出ていたGG佐藤選手は、
準決勝の日韓戦で2エラー。翌日の3位決定戦でも1エラー。

いずれもプロとしては取れて当たり前の打球を捕球ミス。
どちらの試合も敗戦に繋がるミスであり、メダルを逃した「戦犯」扱いされました。
当時も金メダルを期待されていたので、
メディアには大きく取り上げられ、日本中にその黒歴史が晒されてしまいます。

ネット界隈のプロ野球ファンの間は、平凡なゴロやフライをエラーすることを、
「GGする」と表現するくらい、今でも語り継がれている出来事です。

そんなGG佐藤選手は、既に引退しており今はサラリーマン兼野球解説者。
今では特に五輪関連になるとメディアに露出します。

先日も日本代表戦の解説の仕事をしていました。
解説の席でも当時の"黒歴史"の話題で、ひと盛り上がり。
過去には本件をネタにバラエティ番組「しくじり先生」にも出演していました。

本人も引退するまではその十字架を背負い続け、
苦悩した時間が長かったとのことですが、
今は自分を形成する糧として経験を昇華させられたとのこと。

過去の大失敗が、今の仕事に繋がることもある。
不思議なもんですね。

“どんな失敗も、未来に繋がるよ！”
なんて一言の綺麗事で片付けるのは失礼なくらい、
当時のGG佐藤選手は苦しい日々を過ごしたと思います。

日本中から戦犯扱いされ。
レギュラーシーズンに戻ってもファンからの野次が飛び。
今でも彼を許せない仲間もいるかもしれません。
※一部ではそのトラウマが不振の原因で引退したとも言われるほど。

一方で、その過ちや苦しみが彼の今に繋がってるのも事実だと思います。

ミスやポカはもちろんしない方がいい。
大失敗なんて、絶対誰かに迷惑をかけるんだから、できればしない方がいい。

でも、どんな大きなヘマをしたところで、人生ゲームオーバーなわけじゃない。
引き起こしたコトによっては長い年月かかるかもしれないけど、いつかきっと取り返せる時がくるでしょう。

失敗を恐れる適切な危機感と、
失敗した後もへこたれず前を向く力の、
両者を携えて生きていきたいですね。

頑張ろう日本！
頑張ろうGG！
頑張ろう人間！

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