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『インクルーシブとダイバーシティ』 株式会社 LX DESIGNの月1授業でお話ししました

月1LIVE授業!

 4月某日、株式会社LX DESIGさんが主催する、小中高生を対象にしたキャリア教育授業『月1LIVE授業!』に、ゲスト講師としてお話しをしてきました。

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 月1LIVE授業! とは、2021年9月〜2022年3月までの毎月(全7回)、社会の最前線で活躍するゲスト講師をお招きし、各テーマに関するキャリア教育授業です。(最終回の第7回は4月に変更)

 私は、第7回『ダイバーシティ、マイノリティに目を向けよう』というテーマで、社会福祉士であり福祉に関する発信をされている一條仁さんと講師を務めました。後半についてこちらでまとめています。


インクルーシブとダイバーシティ

 インクルージョンとダイバーシティとのことですが、皆さんは「インクルーシブ」と「ダイバーシティ」の言葉の違いが分かりますか?
 私も、なんとなく意味はわかるくらいでしたが、今回の月1LIVE授業!の一條さんの講座で、2つの違いを学びました。学んだ内容を一部シェアしたいと思います。

 インクルージョンとダイバーシティは、それぞれ直訳すると、「インクルーシブ=包括」「ダイバーシティ=多様性」という意味です。

 インクルーシブは、元々は教育分野で使われている考え方です。障がいの有無に関わらず、誰も排除をすることがない教育を「インクルーシブ教育」と呼びます。
 では教育現場ではなく、社会的なインクルーシブとは、どのような社会でしょう。そこには、障がいだけでなく国籍・宗教・年齢・性別が含まれます。
 障がい・国籍・宗教・年齢・性別を理由に排除されることなく、社会の一員としてそれぞれが認められ、それぞれが能力や個性を伸ばして活かすことができる社会が「インクルーシブな社会」なのです。そう、全ての違いや個性のその全てが受け入れられ、それらを活かすことができることが、ポイントです。

 ではダイバーシティは、どうでしょうか。ダイバーシティは、「社会には多様な人が存在している」ことを言います。
 それは、障がい・国籍・宗教・年齢・性別など、それぞれ異なる多様な人が存在しており十人十色な状態のことを指します。

 性の多様性(ジェンダーダイバーシティ)が、LGBTQ・SOGIとして社会に浸透していっていますが、最終的に目指すところは、性の多様性(ジェンダーダイバーシティ)が当たり前の認識で、そのダイバーシティがインクルーシブされている社会なのではないでしょうか。

 と、今回の一條さんの講座から学びました。
 一方で、私がお話しさせていただいたのは性の多様性についてでした。その内容は次回Noteにて。

 (講座の様子)

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C+  性教育クラス

 C+では、講師である橋本阿姫が海外在住経験で得た性教育も交えながら、文部科学省によってアップデートされた内容を網羅し、各年齢の子どもたちが気になっている性の知識を伝え、子どもたちが、自分らしく自分の行動を選択し、自分の人生を自分でデザインできるような包括的性教育を行います。

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2022/05/18





 

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