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さくらの日

今日3月27日は「さくらの日」です。
3×9(さく)=27

歳時記をめくれば、3月25日から
七十二候の「桜始開(桜始めて開く)」。
桜の咲き始める頃として馴染んできました。

今年は開花が早く、すでに満開になっている
ところが多いので、待ち望んだと言うより、
早過ぎるよとの気持ちの方が強いかもしれません。
桜は満開になってから1週間は花保ちしますが、
今年は入学式の頃には葉桜満開になっていますね。
それはそれで若々しい希望を象徴しているようです。

地元では、金刀比羅宮は満開らしいですが、
瀬戸内(讃岐)は概ね5〜7分咲き。
私も明日雨が降る予報なので、今日、
近所を廻ってみましたが、5〜7分咲きでした。

桜は「神の木」と言われ、
日本人にとって大切な拠り所となっています。
なぜ神の木なのかといえば、
「さ」が田の神を表し、「くら」が神の宿る場所
を意味しているからだといわれています。

私は常々思っているのですが、
桜は待ち望む人の心の中にも花を咲かせるのでは
ないでしょうか。
桜が咲けば、一気に耐え忍んだ冬を仕舞う最後の
ワンピースをはめ込んだように思えます。

花霞の山々を眺めながら、
穏やかになる心を感じる人も多いでしょう。
人の移動が多くなる春。
気持ちも大きく変わる季節に
かようにも桜は心を捉えて離さないものです。


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